大阪の新幹線が止まる新大阪で鍼灸と脳トレを活用して、男性のお悩みを解決している平癒堂鍼灸の院長、平谷です。

今回、LINE無料相談でいただいたメッセージを、そのままタイトルにしました。

平癒堂鍼灸には、こうしたリアルなお悩みが、日々寄せられています。

このコラムでは、「勃起してもすぐ萎える原因」と「萎えにくい勃起を手に入れる方法」についてお話しします。

オナニー中は刺激が途切れにくいですが、実際のセックスでは、前戯の合間、コンドーム着用時、体位変更の瞬間など、刺激が中断される場面が多くあります。

そのたびにペニスを刺激し直さないと立たなくなる繰り返しに、うんざりしていませんか？

この記事を読んでいただくことで、そんなフラストレーションから抜け出すきっかけをつかんでいただきたいと思います。

さあ、「ちんこすぐ萎えるなぜですか？」を一緒に深掘りしていきましょう。

１． すぐ萎える本当のワケ：勃起が未完成だから！

「ちんこすぐ萎えるなぜですか？」

このメッセージは、10代の方からいただきました。

ペニスを触っていると立ってくるのだが、触るのを止めるとすぐに萎えてしまう。

おかしいと思い、オナニーの仕方を友だちに聞いてみたら、自分とは違う感じだったため、心配になってのLINE相談です。

何が違うのか？

つまり、なぜすぐに萎えてしまうのか？

それは、勃起が「完成」していないからです。

完成していない勃起は、ちょっとした刺激の中断で簡単に崩れてしまいます。セックス中は特に、そんな刺激の中断シーンが多いため、問題が表面化してきます。

この勃起の未完成状態を放置すると、将来的にED（勃起不全）のリスクが高まる可能性があります。早めに正しいアプローチを知っておくことが重要です。

２． 未完成の原因：反射頼みの勃起じゃ持たない

では、なぜ勃起が未完成なのか？

それは、脊髄以下の「反射」だけで勃起が起きている状態だからです。

刺激が入ると反射的に勃起しますが、刺激が止まると反射も止まります。昔の電気式玄関ベルのように、ボタンを押し続けている間だけ鳴り続けるようなものです。

理想の勃起、つまり平癒堂鍼灸が目指す「完成した勃起」とは、まず性的に興奮した状態でスタートし、ペニスや他の部分への刺激によって生じた感覚から「快感」を得て、数秒の刺激中断くらいでは萎えない硬さのことです。

EHS（Erection Hardness Score）という硬さの基準で言うと、グレード4相当。イメージはリンゴのようにパンパンでカチカチです。

もちろん、ペニスが本物のリンゴのように硬くなるわけではありません。あくまでイメージですが、陰茎（サオの部分）が張りつめて、亀頭がツルッとして細かいシワがない状態。それが完成形です。

EHSの詳細は、このコラムの最後に参考コラム1をリンクしておきますので、ご覧ください。

反射頼みの勃起は、セックスで中断が多い分、すぐに萎えてしまう典型です。オナニーなら持つけど、本番でダメになるパターンがこの反射頼みの勃起です。

３． オナニー初体験が運命の分かれ道？

オナニーを初めて知った瞬間、それが「すぐ萎えるパターン」になるか、「セックスでも問題ない勃起パターン」になるかの分岐点だと、私は考えています。

ちょっと昔話風に例えてみましょう。

昔話その一：

A君は友達のB君にこう言われました。

「おい、シコシコって知ってるか？ ちんこを手でこう持って、こう動かしたらめっちゃ気持ちええらしいで！」
A君、初めて聞いたけど、家に帰って試してみます。パンツを下ろしたら、すでに少し大きくなっています。触ってみたら…

「わあ、気持ちいい…」「めっちゃ気持ちええ！！」
そうこうしているうちに、「あ、なんか来た！！」となって射精。

白いものがでましたが、それ以上に気持ちよさが印象的でした。

昔話その二：

C君はD君にこう言われました。

「ちんこ握ってこすってたら、最後に白いのん出るらしいわ。」

C君、家で試します。こすっているうちに「あっ」って射精。

「ほんまに白いもん出たな…ちょっと気持ちええかな。」

この二つの話、決定的に違います。

A君は「気持ちいい」ポイントを教えてもらったのに対し、C君は「白いものがでる」だけです。

結果、A君はオナニーを「快感追求」のツールとして覚え、C君は「射精達成」のツールとして覚えます。

これが、後々の勃起の質に直結するのです。

教えられたオナニーの方法が、脳の認知を形作ってしまう。

あなたは初めてのオナニーをどうやって知りましたか？

振り返ってみると、ヒントが見つかるかもしれません。

４． オナニーの本当の目的って何？

昔話が長くなりましたが、A君とC君の違いを深掘りしましょう。

A君はオナニーを「気持ちよくなるためのもの」と認識。

だから、目的は快感で、射精はその結果です。

自然と「ペニスの感覚を味わう」ことをするようになります。感覚を味わわないと、気持ちいいオナニーが成立しないからです。

結果、快感が得られて勃起が完成し、そこから射精するパターンに。平癒堂鍼灸で言う「完成した勃起」です。

一方、C君はオナニーを「射精するためのもの」と認識。

射精した結果、少し気持ちいいかも…くらいです。

感覚を味わうことなく、脊髄反射頼みでサクッと抜くスタイル。快感が十分じゃないまま、勃起未完成で射精してしまいます。

「サクッと抜く」という表現を聞いたことがあるでしょう？ まさにそれです。便利ですが、セックスで弱点を露呈します。

オナニーの本当の目的は、快感を追求して脳と体をリンクさせること。射精は結果であって副次的なものです。

間違がった目的（射精することだけが目的）で続けると、すぐ萎える体質が定着してしまいます。

５． 勃起完成のカギは「快感」にあり

タイトルに戻りますと、「ちんこすぐ萎えるなぜですか？」の答えは、勃起が未完成だから。オナニーがC君パターンだからです。

では、どうしたらよいか？

A君のように、ペニスの感覚を味わって、射精直前の盛り上がりよりも前の段階から快感が得られ続け、勃起が完成してから射精するオナニーにシフトすればよいのです。

しかも、この完成した勃起からの射精で得られる快感は、反射頼みの射精とはレベルが違います。量も質も全然違います。

快感が鍵だとわかると、EDの原因も見えてきます。

自律神経や血流の問題も大事ですが、それ以前に脳の認知（セックスの脳内モデル）が歪んで、そのせいで脳に入力されているはずの感覚が脳でスルーされてしまった結果、快感が得られず勃起が続かないケースが多いというのが私の見解です。

快感をしっかり得ることで、勃起は自然に持続します。セックス中の刺激の中断も、怖くなくなります。

６． 脳トレで脳の認知を変えて、萎えない勃起をゲット

平癒堂鍼灸では、そんなA君パターンのオナニーに切り替えるための「勃起脳トレ」を提供しています。

クライアントの方には、私が直接口頭で説明します。同じ内容のPDFもお渡しして、ご自宅で実践していただく形です。

脳トレは大きく2種類：基礎スキルと応用スキル。

基礎スキルは、「感覚にフォーカスして味わう」こと。体の任意の部分に注意を向けて、感覚を脳にしっかり処理させる。そのことで快感が得られます。

これで、EDの根本原因である脳の認知歪みを修正します。

EDは、自律神経や骨盤内の血流の問題と思われがちですが、それ以前に脳の認知の問題です。脳の中にある「セックスの脳内モデル」が現実のセックスとズレてしまっているのです。セックス脳内モデルを正さないと、自律神経活動が適正化されても骨盤内の血流が良くなっても勃起は改善しません。脳の認知が正しくならない限り、EDは改善しないということです。

応用スキルは「感覚の深掘り」。快感が得られているときに実際に生じている感覚を自覚して、脳の認知を変える。セックスの脳内モデルを再構築して、快感を得やすくします。

勃起脳トレの詳細は、平癒堂鍼灸にお問い合わせいただくか、YouTubeの動画（最後の参考動画1の再生リスト）をご覧ください。

勃起脳トレ以上に、「脳の認知」や「セックスの脳内モデル」がピンと来ない方も多いでしょう。

でも、このコラムの昔話を読んで「あ、なんとなくわかるかも」と思った方は、ぜひ平癒堂鍼灸にご相談ください。

大阪の平癒堂鍼灸で、鍼灸と脳トレの組み合わせにより、あなたの勃起をアップデートしましょう。薬に頼らず、自然に萎えない勃起を手に入れる機会です。

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参考コラム１：ペニスの硬さのグレード

【勃起したときの硬さ、気になりませんか？勃起したとき、この硬さで大丈夫なのかが分かるＥＤセルフチェック「ＥＨＳ」】

参考コラム２：勃起の完成ってナニ？

セックスで勃たないけれどオナニーならできる問題　【勃起LINE相談】

参考動画１：勃起脳トレ関連の再生リスト

【ED改善脳トレ】ED改善に必須のED改善脳トレ

参考動画２：EDは脳の認知の問題

【勃起110番ライブ】勃起したかったらセ○クスの脳内モデルを書き換えろ！！　～脳の認知が変われば勃起という生理現象は自然に起こる～