今回は「正常位になると萎える」というよくあるお悩み相談への回答と詳しい説明です。
<平癒堂鍼灸へのお問い合わせ>
最近、彼女とセックスするとき、勃起したので正常位で入れよう(挿入しよう)とすると(ペニスが)萎えてしまうことがあります。
仰向けでペニスを刺激してもらって勃起したあと、そうなります。
どうしたらいいでしょうか。
<平癒堂鍼灸の回答>
セックスするときに、十分リラックスできている環境でしょうか。
萎えてしまうのは、リラックスが足りないことが原因だと考えられます。
十分リラックスできるように、仕事,お金,人間関係などのストレスは放っておいて、誰にも邪魔されない、時間の制限もない、完全にプライベートな空間で、ゆったりとした気分で時間を掛けたセックスができるような環境作りをしてください。
挿入前に萎えてしまうことはなくなります。
十分リラックスできているかどうかはペニスの硬さを目安にしてください。
硬ければ硬いほうがリラックスできています。
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「えっ?!」って感じになっていませんか。
「ペニスが硬いってことは興奮しているってことじゃないの?リラックスってどういうこと?」
ってなっていると思います。
実は、答えは割りと単純なんですが、その対処法はなかなか難しいんです。
詳しく説明していきます。
【目次】
1.リラックスは副交感神経優位
2.勃起に必要な副交感神経優位
3.悩みごとやストレスは交感神経優位を引き起こす
4.体を起こすと交感神経の活動レベルは上昇
5.十分リラックスできていれば副交感神経優位で勃起は維持
6.十分リラックスできていなければすぐ交感神経優位で中折れ
7.十分リラックスできているかどうかの目安はペニスの硬さ
8.平癒堂鍼灸の中折れ改善率
目次
1.リラックスは副交感神経優位
ここでいう、リラックスとは自律神経のリラックス・回復モードである副交感神経の活動レベルが、自律神経の仕事・攻撃モードである交感神経の活動レベルを上回っている状態のことです。
副交感神経優位の状態が、リラックスです。
(自律神経に関してはコチラも参考にされてください。)
2.勃起に必要な副交感神経優位
勃起に必要な、ペニスとペニス周辺の血管拡張は、副交感神経優位(リラックス)にならなければ起こりません。
勃起が始まるには副交感神経優位(リラックス)が必要なのです。
3.悩みごとやストレスは交感神経優位を引き起こす
自律神経は、呼吸や循環、体温調節などヒトの生命維持活動を自動的に行っている神経ですが、実は精神活動に大きく影響を受けます。
悩みごとやストレスがあると、体(自律神経)は自分に危険が襲ってきているのと同じ反応をします。
自律神経の仕事・攻撃モードの主役である交感神経の活動レベルが高くなります。
悩みごとやストレスは交感神経優位の状態を作りやすくするのです。
4.体を起こすと交感神経の活動レベルは上昇
実は、寝た状態から体を起こすと、交感神経の活動が高まります。
今回のご相談内容の、仰向けの状態でペニスを刺激後で挿入前のことです。
体を起こすと、心臓の血液が心臓より下に移動します。
すると、静脈から心臓に戻ってくる血液の量が減ってしまいます。(静脈還流量の低下)
体は、心臓よりも上にも血液をめぐらせようとして、心臓により強く血液を送り出させるようにします。そのために交感神経の活動レベルが上がるのです。
心拍数も増加します。(心拍出量維持)
同時に、交感神経は心臓より下の末梢血管を収縮させます。(血圧の維持)
交感神経の活動レベルが上がるので勃起には不利になってしまいます。
5.十分リラックスできていれば副交感神経優位で勃起は維持
体を起こして交感神経の活動が高まっても、副交感神経の活動がそれに負けないレベルであれば、つまり十分リラックスできていれば、萎える(中折れ)ことはありません。
同じ副交感神経優位でも、「副交感神経の活動レベルが交感神経の活動レベルよりも十分に高く、少しぐらい交感神経の活動レベルが上がっても副交感神経優位でいられ続けるような十分な副交感神経優位の状態」、つまり、十分リラックスできていること・深くリラックスできていることが勃起を維持するためには必要なのです。
6.十分リラックスできていなければすぐ交感神経優位で中折れ
しかし、悩みごとやストレスが頭から離れず、もともと交感神経の活動レベルが高いままのセックスだと、ちょっとしたことで交感神経の活動が副交感神経の活動を上回ってしまい、交感神経優位の状態となって勃起が途中で終わってしまいます。
もともと交感神経の活動が高く、交感神経優位に切り替わってしまいやすいことが萎えてしまう(中折れの)原因なのです。
リラックスすることが、いかに重要かご理解いただけたでしょうか。
しかし、十分リラックスできているかどうかをどうやって判断したらいいと思いますか。
7.十分リラックスできているかどうかの目安はペニスの硬さ
十分なリラックスには、ちゃんと目安があります。
それはペニスの硬さです。
硬ければ硬いほうがいいです。
ペニスの十分な硬さは、勃起が完成していて、勃起の下位中枢の副交感神経優位が安定的になっている状態を示しています。
簡単には交感神経優位にならないということです。
ただ、ペニスの硬さには個人差がありますから、最近の最高硬度を目安にしてください。(ペニスの硬さについてはコチラ )
8.平癒堂鍼灸の中折れ改善率
平癒堂鍼灸では今回のご相談のような症状の場合、まず硬さの追求から始めます。
股間の血流改善、自律神経の活動の正常化に鍼と手技でアプローチします。
途中で萎えるという状態なら一旦は勃起しているので、もともと勃起する能力はあるということになります。ですから改善率は高めです。
施術5回以上の継続で改善率83%、EHSのグレード3(挿入可能な硬さ)以上に改善しています。(EHSについてはコチラ)
自律神経にアプローチして血流を改善させペニスの硬さを上げていく平癒堂鍼灸の鍼にご興味おありの方はご相談ください。
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#ED #正常位で萎える #中折れ
中折れとEHSについての動画はコチラ↓
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平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com