1月21日 TPKC勉強会活動報告
テーマは、固有覚にフォーカスしたセンサリーマッスルに対するトリガーポイントアプローチでした。
今回の方法の目的は「関節の固有覚の補正」です。
関節の固有覚の異常が原因の疼痛やシビレをセンサリーマッスルに対するアプローチによって改善させるというものです。
筋容積が比較的小さくて筋紡錘(センサー)の多い筋に対するアプローチなので、持続加圧が技術的に苦手なセラピストでもアプローチしやすいのがメリットです。
今回は鍼の実技も行いました。
後頭下筋群へのアプローチは、その表層にある半棘筋などの処理が前処理として必要なので、前処理を省略して後頭下筋群にアプローチする方法として鍼によるアプローチが有効です。
とにかく、何をやっているかよく分からないような小さな筋や細い筋にアプローチしてセンサー系の異常を矯正することで症状改善に結びつけば施術の労力は少なくてすみます。
基本的に肉体労働であるセラピストなら、この省エネ療法をやってみない手はありません。
センサリーマッスルに対するアプローチにご興味おありの方は、このサイトのご予約・ご相談からご連絡ください。
パーソナルセミナーも行っています。
2月18日 TPKC勉強会告知
テーマ:前腕を使ったアプローチ
次回は、手技として尺骨の肘頭(肘)ではなく、「尺骨後縁の近位を使ったアプローチ」についてです。
指が負けてしまうような筋収縮の強い状態の筋に対するアプローチが楽になります。
前脛骨筋や足底のアプローチに使えます。圧のコントロールが安定すれば逆に筋の厚さが薄くすぐ筋の向こうに骨があるようなデリケートな部位にも使えます。棘下筋や後頭筋にも使えます。このアプローチが使えるようになると施術の幅が一段と広がると思います。
お申し込み方法はコチラをご覧ください。
学生の方も参加していただけます。
学生の方の参加費は、4,320円(税込)です。
午後からは自由参加ですが、持ち込んでいただいた症例や個人の課題について個別に対応します。
参加される前に是非、個人テーマを決めておいてください。
より実りのある勉強会になると思います。
今回から参加の方は別メニューになります。
全て別メニューか、一部別メニューになるかは技術次第になります。
TPKC勉強会ではトリガーポイントアプローチの手技の基礎(フォームやポジショニング)から学べます。
鍼灸・柔整専門学生の方や、手を使う全てのセラピストの方に参加していただけます。
※初めて参加される方は、「2016年10月25日の記事の勉強会開催の背景」を、ぜひお読みください。
※ トリガーポイント健康クラブ(T.P.K.C.)とは、トリガーポイントアプローチを実践し、トリガーポイントアプローチを通して世の中の人々を健康にし、またトリガーポイントアプローチを受け、自ら健康になろうとするひとの集団です。
※ 平癒堂鍼灸で私が行っている手技と刺鍼の技術は、関西医療大学の黒岩共一教授のトリガーポイント療法がベースになっています。黒岩先生の“トリガーポイント研究会”のWEBサイトはコチラです。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 代表 平谷 透(ひらたに とおる)
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島7-1-3 チサンマンション第8新大阪 702号
Tel:06–6829-7011 E-mail:shinq.th@gmail.com