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頭スッキリ、お目めパッチリのスカルプ(頭皮)セラピーとしてのトリガーポイントアプローチ

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

今回はおでこセラピーの続きをお話します。(おでこセラピーのコラムはコチラ

 

頭をスッキリさせるための方法として、おでこセラピーを紹介しましたが、

おでこセラピーの結果、目が大きくなることで女性の心をつかんだということになりました。笑

ご質問くださったTさんありがとうございます。

 

もちろん、頭がスッキリするとの感想もいただけました ♪

 

今回はさらに頭をスッキリさせ、目を大きくする方法です。

その前に少しおでこセラピーの仕組みを説明させてください。

目が大きくなる仕組みを理解してイメージしながらおでこセラピーすることで、その効果もセラピーをするモチベーションも上がると思います。

 

方法だけ知りたい方は、「スカルプセラピー:step1.頭頂部セラピー」まで跳ばしてください。

 

顔を上に引き上げている前頭筋へのトリガーポイントアプローチ

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おでこセラピーで目が大きくなるのは、おでこの筋肉=前頭筋(ぜんとうきん)にトリガーポイントアプローチ(チョリチョリを揉む)をすることで、おでこが引き締められ、おでことつながっている眉が引き上げられるからです。

 

顔の表情を作る表情筋は、顔の骨に付いていないものが多く、顔の皮を通じて前頭筋に引き上げられています。

ですから、前頭筋は顔を引き上げている筋肉ともいえます。

前頭筋は、いわゆるリフトアップのための筋肉なのです。

(構造的には、引っ張り上げているのでプルアップとかプルドアップって言ったほうがいいような気もしますが...)

 

おでこ・頭頂部・後頭部のつながり

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おでこの前頭筋は、頭頂部(頭の上の部分)で帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という腱膜(硬い膜)につながっています。

頭の上に両手の指を立ててください。

頭の皮を動かしてみてください。

頭皮が動くのは、この帽状腱膜が頭の骨にしっかりくっついていないからです。

 

この帽状腱膜は、さらに後頭部で後頭筋(こうとうきん)につながっています。

後頭筋は頭の骨に付いていますから、顔は、前頭筋,帽状腱膜を介して後頭筋に引き上げられているということになります。

後頭筋は、リフトアップの筋肉である前頭筋を引き上げているリフトアップの影のボスなのです。

 

ですから、この後頭筋の状態が悪くなっていると(トリガーポイントができていると)、この筋肉がだらしなく伸びて帽状腱膜を後ろに引っ張ることができません。

つまり、顔を上に引き上げることができないことになります。

後頭筋はリフトアップになくてはならない筋肉なのです。

 

顔を引き上げているもの

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つながっている順番を整理します。

 

目(顔) → 前頭筋 → 帽状腱膜 → 後頭筋

 

目を引っ張り上げて目を大きくする、顔を上に引き上げるのは前頭筋。

前頭筋は帽状腱膜につながっている。

帽状腱膜は後頭筋につながっている。

 

前頭筋だけを引き締めても、後頭筋も引き締めなければ目や顔を上に引き上げることができません。

そして、前頭筋と後頭筋の間の帽状腱膜を柔軟に保っておかなければ、後頭筋の帽状腱膜を介した目と顔を引っ張り上げる力が前頭筋に伝わりません。

 

整理できたところで、お待たせしました!

頭スッキリ、おめめパッチリのための、スカルプ(頭皮)セラピーの方法です。

 

スカルプセラピー:step1.頭頂部セラピー

帽状腱膜

目を大きくし顔を引き上げているおでこ(前頭筋)を、さらに引き上げている頭頂部の帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)を動かします。

 

両手の指で頭をつかむ感じで指を立ててください。

そのまま指の位置を変えずに、指の腹を使って頭の皮を動かすようにしてください。

円を描くようにするとやりやすいと思います。

2~3箇所を30秒ずつで結構です。

「気持ちいい」、「痛い」、「何か感じる」ポイントを見つけたら、指一本か二本で頭皮を動かすようにして揉んでください。

そこは頭をスッキリさせるための覚醒ポイントです。

 

スカルプセラピー:step2.後頭部セラピー

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帽状腱膜を後ろに引っ張っている後頭筋(こうとうきん)。

左右に分かれて横に帯状に並んでいます。だいたい絆創膏ぐらいの大きさのイメージです。

頚から上に上ってきて、後頭部に付くゴリゴリ。

ではなくて、その上に後頭筋はあります。

 

両手の指を三本づつ横にそろえて、そのゴリゴリの少し上で少しへこんだように感じるところ。

あるいは帽状腱膜を上から下りてきて、少しやわらかく感じるところ。

 

そこを頭の皮を動かすように指の腹で揉んでください。

「気持ちいい」「痛い」「何か感じる」ポイントがあれば、そこを指一本か二本で揉んでください。そこは頭をスッキリさせるための覚醒ポイントです。

 

痛いのを我慢してやっても効果が高くなるわけではありません。

無理せず気持ちよさのある範囲でおこなってください。

 

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

 

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com