花粉症って眠たくなりませんか?
お薬飲んで、副作用で眠たいって方もいらっしゃると思いますが、鼻なんかが詰まるとボーっとしますよね。
こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
花粉症でも、花粉症でなくても、「眠たい」、「頭をすっきりさせたい」、「シャキッとしたい」そんなときにお勧めの方法を一つ紹介します。
おでこの覚醒ポイント検索
おでこの覚醒ポイントを探します。
覚醒ポイントという部分があるわけじゃないんですが、そこを揉むと目がはっきり開いてシャキっとする感じがするところを探す方法です。
まず、親指以外の四本の指をそろえて、おでこにあててください。
指は横にそろえてください。地面とほぼ水平です。
おでこの皮を動かすように左右に動かしてください。指の位置を変えずに数回往復してください。
何かチョリチョリしたものを感じませんか?
目をつぶって指先の感覚に意識を向けるとよく分かると思います。
チョリチョリは大抵、縦長か米粒みたいな、最近の流行で言うと水を含んで膨らんだチアシードみたいな、そんな感じのことが多いと思います。
チョリチョリがなければ別の場所に指をあてて、またおでこの皮を左右に動かしてください。見つかるまで繰り返します。
覚醒ポイントへのアプローチ
見つかったら今度は、そのチョリチョリを指一本(指の腹)で、おでこの皮を左右に動かすように揉んでください。
揉むというよりおでこの皮を動かす感じで、チョリチョリを探すときよりも少し強いぐらいの圧がいいです。
ちょっと長いですが1分程度、もしくはチョリチョリがなくなったり小さくなったと感じたら、そこはそれぐらいでOK。
何かチョリチョリしたものを感じなくても心配しないでください。
先ほどもお話しましたが、最初に指を当てたところで何もなかったら、指をおでこの別の場所に当ててください。
当てたらまた左右に動かしてください。チョリチョリが見つかるまで繰り返してください。
おでこの感覚も大事
指先の感覚だけでなく、おでこの感覚として、「気持ちいい」、「痛い」、「ここ悪そう」、「ここに指はまる」、そんな感じのするところでもいいです。
指がはまる感じは頭骸骨の縫合(つなぎ目)のことがありますが、それでも構いません。
チョリチョリも、何か感じるところもない方は、指のおでこに当てる圧を変えてみてください。強くしたり逆に弱くしてみてください。
そうやって、何か感じるところが見つかったら、今度は指一本でおでこの皮を動かすように揉んでください。
指一本で力が入り過ぎる人は四本の指をそろえたままでも構いません。四本の指をそろえる方が余分な力が抜けるでしょう。
なぜ、おでこの覚醒ポイントでスッキリするのか?
こうやって何かチョリチョリとした感じのかたまりを探して、見つかったら揉む。
これを何回か、繰り返してください。目が開いてシャキッとする感じがしませんか?
おでこを揉むことで、おでこの奥にある前頭洞という副鼻腔から溜まった鼻汁が排出されてスッキリすることがよくあります。
おでこの皮の奥には前頭筋(ぜんとうきん)という筋肉があり、この筋肉にトリガーポイントができる場合があります。
おでこのしわは、この筋肉が働いたときにできます。
このおでこの前頭筋の状態が悪くなると、だらしなく伸びたようになるので、眉が下がってまぶたが重たい感じがします。
目も小さく見えます。
逆にこの筋肉の状態を良くしたら目が大きくなります。
ですから、目を大きくしたい方にもお勧めです。
おでこの次は頭の皮
おでこでスッキリして気を良くされた方は、おでこでやったことを今度は頭でやってみてください。
頭の場合は、両手の十本の指を立てて頭の皮を動かして探してください。
頭の皮の奥は帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)といって、ほぼ膜なのでチョリチョリは見つけにくいと思いますが、頭の皮を動かせるだけでもスッキリすると思います。
頭の皮でスッキリして、もっとスッキリしたいと思われた方は...
それはまたの機会にお話します。^^
トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com