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見た目が怪しい入江フィンガーテスト、東洋医学的視点で自律神経にアプローチする古くて新しい入江式 その二

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

自律神経にアプローチしたい時、私は入江式の施術をします。

自律神経を副交感神経優位にすることで、血管を拡張させて血流改善させる目的で、自律神経に積極的なアプローチをかける時に入江式を行います。

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見た目が怪しい?!入江フィンガーテスト

入江FT(入江フィンガーテスト)を使って入江式の脈診をしていると、

よく怪しまれます。

奇異の目で見られます。怪訝そうな顔をされます。

私も初めて受けた時は、

ただもう、「この人なにしてるの???」でした。

ちなみに、このかぎかっこの中の「この人」は、入江FTの開発者の入江 正 先生のことです。

私の場合、左手がセンサーなので、
左手の五本の指の指先を円状に並べたセンサーで、手のひら、脈診部(手首の近く)、お腹や症状のある部分を触って、右手のテスターを、ゆらゆら動かせます。

こうやって言葉で言うと余計に怪しいですね。笑

ある患者さんにうかがった話では、以前、その患者さんが入江式を受けられていた別の鍼灸院で、

「怪しいようなことをしますが、決して怪しくはありません。」

という意味の張り紙をご覧になったことがあるそうです。よっぽど怪しまれたことがあるんでしょうね、その先生も。

でも、

実際に施術を受けてもらえれば、入江式が怪しいのかそうでないのかは分かります。

前々回の続きで入江式の手順です。

入江式の具体的手順

1.手のひらと手首の近くを診て、メインになる経絡を決める。
2.手足から4つの経穴(いわゆるツボ)を選ぶ。
3.そこに細くて短い鍼を打って、その鍼に「IPコード」(注:1)をつなぐ。
4.しばらくそのままにしておく。

1.脈診(みゃくしん)

この脈診によってメインになる経絡(けいらく)を決めます。(前々回で説明しました。)

2.選穴(せんけつ)

経穴(けいけつ)を選びます。つまりツボ選びです。

脈診でどの経絡が病んでいるか分かれば、どこに鍼をするかが決まります。

入江式のシステムに従って、手と足から四つの経穴(ツボ)を選びます。

体には臓腑(内臓)につながる十二の経絡があります。これを正経と呼びます。また、臓腑につながっていない経絡もあり、これを奇経と言います。説明はまたいずれ。

十二の経絡が左右に存在するので、合計二十四本の気の通り道があるということになります。陰の経絡が三つと陽の経絡が三つ、左右の手足にそれぞれ配当されています。

二十四の経絡のうち入江式の脈診によりメインの経絡が選ばれると同時に、入江式のシステムではアプローチする四つの経絡が決まります。

その四つの経絡から入江式のシステムに則って一つずつ経穴が選ばれます。この四つの経穴に鍼を打ちます。

鍼の長さは1.5センチほどで、実際に刺す深さは1〜2ミリ程度です。

話が硬いですね、ほんと。笑

しばらくお付き合いください。

この後、鍼にIPコードをつなぎます。

入江式が効いているときの反応

「どうなったら、よく効いてるんですか?」と聞かれることがよくあります。

IPコードをつなぐとぼーっとして眠たくなったり、眠られる方が多いのですが、
中には逆に目がぱっちりされる方もいらっしゃいます。

一概には言えません。

でも安心してください。

治療が正しいかどうか常にチェックしています。この時に、また入江FTを使います。

入江式の良いところは、施術が正しいかどうかが施術中にその場で分かることです。

もし間違っていたらその場で分かるので施術の変更や修正がすぐできるということです。

一度ご相談ください。

注:1 IPコード:旭物療器研究所製造のイオンパンピングコードのこと。
両端にクリップが接続してあり、クリップ内にダイオードを内蔵したコード。
ダイオードの整流作用により、一定方向のみ電流が流れるようになっている。

私の施術は、恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと入江式であなたの人生を楽しくする

ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。

男性機能に自信のない方、ED、勃起不全、男性不妊でお悩みの方はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com

*YouTube もやってます。