こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
今日は相談で来られたある方のお話をします。
何が気になるED相談
30歳代後半、EDを意識し始める方が多くなる年齢です。
何回かメールでのやりとりの後、「じゃあ、一度行きます。」
ということになってご来院されました。
メールでは、
「別に困っているわけではないが、若い頃に比べると勢いがなくなってきたから、少し気になる。」
「まわりでチラホラ、そういう(ED)話も聞くし。」
というお話でした。
似たようなケースはとても多いです。
メールでのやりとりをしたと言っても、なかなか初対面の人間に対して、はっきり自分の、しかも、かなりプライベートな部分の話をするのは勇気がいるものです。
いろいろお話を伺っているうちに分かってきたのは、
「年齢的なものはしょうがないが、自分の勃起したときの硬さは人と比べてどうなのか?」
「平均的な硬さはどれぐらいなのか?」
というところが一番気になるところのようです。
勃起したときの硬さの指標EHS
硬さについては、世界的な基準、EHS(Erection Hardness Score)があります。
これだけではEDの診断になりませんが、目安として使われています。
グレード0からグレード4までの5つのスコアです。紹介します。
グレード0:陰茎は大きくならない。
グレード1:陰茎は大きくなるが硬くならない。
グレード2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。
グレード3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くない。
グレード4:陰茎は完全に硬く、硬直している。
そして、
グレード0~2は、EDの可能性が高い。
グレード3であっても満足な性交に支障があればEDの可能性がある。
ということです。
勃起時の硬さのイメージ
そして、バイアグラを製造するファイザーのサイトには硬さのイメージについての記述もあります。
グレード1:こんにゃく
グレード2:みかん
グレード3:グレープフルーツ
グレード4:リンゴ
しかし、リンゴってなかなか硬いですよね。
リンゴと聞くと、ちょっと不安になりますね。
でも、安心してください。
主観テストは過小評価しがち
このテストは主観に基づいたものですから、ご自身の硬さを、特に悩まれている方は過小評価しがちです。
これは、あくまで目安です。
満足な性交に支障があればEDの可能性があるということなので、そう考えると、EDの範囲はかなり広くなります。
ご自身とパートナーの双方が性交に満足されていたら、硬さはあまり重要ではなく、それはそれでいいのかもしれません。
ですが、陰茎の硬さというものは、「性交ができればいい」というものではないと私は考えています。
セックスをするしないに関わらず、いつでも男性として役に立つということが重要なのではないでしょうか?
EDは中年のスケベおやじのいやらしい悩みではありません。
もっと、男性としての根幹に関わるデリケートでプライドに直結する問題だと私は考えています。
EDでお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男女とも)は一度ご相談ください。
硬さのセルフチェックEHSに関する動画はコチラ↓
トリガーポイントアプローチと入江式であなたの人生を楽しくする
ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com