更新記事

自分らしさの曖昧さ

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

自分らしさを取り戻そうとして、去年の夏に勤めていた会社を辞めました。

私は今、自分らしさってはたしてなんだろう?と思っています。

 

からだのことを勉強していると、

「同じホルモンや物質が場所によっては違う働きをする」し、

「その量によっては正反対の反応を引き起こす」ってことがよくあります。

 

パーキンソン病と泌尿生殖器障害について書かれた論文※1の中に、

「健常男性ではマスターベーション中に血清オキシトシン濃度が上昇する。」とあります。

オキシトシンは、今、幸せホルモンとして注目され認知度も高まっています。

全然関係ないところで、幸せホルモン(=オキシトシン)が登場してると思いませんか?

ほんとは関係あるんですけど、詳しい説明を省いて、少し乱暴な言い方をするとそういうことになります。

これって、

「同じ人でも違う環境になると、全然違うキャラや性格になる、あるいは他人からそう見られている。」

ということと同じじゃないかな?という気がします。

 

職場とプライベートがぜんぜん違う人っていませんか?

そこまでいかなくても、休憩時間やプライベートで他人と接した時に、

「ああ、この人こんな一面があるんだ。」なんて感じたことはないですか?

あるいは、あなた自身が「職場の自分とプライベートの自分はぜんぜん違う」と感じていませんか?

あなた自身が、「職場では自分に厳しいのに、昔からの友人や家族には甘えることができる」なんてことはありませんか?

 

自分らしくないと感じたり、自分を偽った行動をとっていると自覚するのは、とてもつらいことだと思います。

でも、自分らしくないと自覚しながらも自分らしくない行動をとっている自分は、他人ではありません。

違う環境に置かれた同じ自分なわけです。

違う環境に置かれて、違う反応をしただけで同じ自分がしたことです。

これは自分らしくないことでしょうか?

らしいらしくないではなく、自分にはそういう面もあるということです。

それを、好きか嫌いかで判断して、好きならば自分らしい、嫌いなら自分らしくないと思っているだけではないでしょうか?

自分らしくないと感じている自分も、また自分の一部だと思います。

それを認め受け入れて、自分らしくないと感じている自分も大事にしたほうがいいと思いませんか?

私は今、そう思っています。

 

※1 Movement Disorders Vol. 25, No. 1, 2010, pp. 2–12

 

EDでお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)は一度ご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の施術は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと入江式であなたの人生を楽しくする

ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com