こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
入江FTを使って入江式の脈診をしていると、よく奇異の目で見られます。
私の場合、左手がセンサーなので左手で手掌、脈診部、患部を触って、
右手のセンサーをゆらゆら動かせます。
こうやって言葉で言うと余計に怪しいですね。笑
ある患者さんにうかがった話では、
以前にその患者さんが入江式を受けられていた鍼灸院で、
「怪しいようなことをしますが、決して怪しくはありません。」
という意味の張り紙をご覧になったことがあるそうです。
よっぽど怪しまれたことがあるんでしょうね、その先生。
でも、実際に施術を受けてもらえれば、怪しいのかそうでないのかは分かります。
前回の続きで入江式の説明です。
入江式の手順
1.手掌と手首の近くを診て、メインになる経絡を決める。
2.手足から4つの経穴(いわゆるツボ)を選ぶ。
3.そこに細くて短い鍼を打って、その鍼に「IPコード」をつなぐ。
4.しばらくそのままにしておく。
1.脈診
この脈診によってメインになる経絡を決めます。(入江式 その一で説明しました。)
2.選穴
経穴を選びます。つまりツボ選びです。
脈診でどの経絡が病んでいるか分かれば、どこに鍼をするかが決まります。
入江式のシステムに従って、手と足から四つの経穴(ツボ)を選びます。
入江式は同時に4つの経絡にアプローチ
体には臓腑(内臓)につながる十二の経絡があります。
これを正経と呼びます。
また、臓腑につながっていない経絡もあり、これを奇経と言います。(奇経の説明はまたいずれ。)
十二の経絡が左右に存在するので、合計二十四本の気の通り道が人の体にはあります。
陰の経絡が三つと陽の経絡が三つ、左右の上下肢にそれぞれ配当されています。
二十四の経絡のうち入江式の脈診によりメインの経絡が選ばれます。
同時に入江式のシステムではアプローチする四つの経絡が決まります。
その四つの経絡から入江式のシステムに則って一つずつの経穴が選ばれます。
この合計四穴、つまり四つの経穴に鍼を打ちます。
使用する鍼の長さは1.5センチほどで、実際に刺す深さは1〜2ミリ程度です。
話が硬いですね。笑
でも、どんなことをするのか知ってもらいたいので、何回かしばらくお付き合いください。
続きは、入江式 その三で。
私は鍼灸師です。これからママ,パパになろうとされている方のお手伝いをしています。
私の施術は、恥ずかしい思いをすることなく受けられます。
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ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
不妊(男性不妊も含む)でお悩みの方はご相談ください。
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平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com