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脳のマッピング補正ってナニ?慢性疼痛と脳の中の小人の関係。

ペンフィールドの地図

 

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

 

大脳には体の地図があります。

目をつぶっていても体のどこかを触られると、触られたところがどこか分かるのは、この地図のおかげです。

体の部分に対応した、大脳の部分があって、それを解明したのがペンフィールドという脳神経外科医(1891~1976)です。

その対応した大脳の部分と、その広さも合わせて表したものがペンフィールドの地図として広く知られています。

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(*図1 ペンフィールドの地図:大脳の体性感覚野におけるヒトの体の分布の図)

 

そして、さらにそれを立体的に表現したものがペンフィールドのホムンクルス(小人)です。

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image by Mike

(*図2 ペンフィールドのホムンクルス:地図を立体的なフィギュアにした図)

 

 

でもこの地図、正確でなかったり間違ってたりするときがあるんです。

 

大脳に正確に体の位置が記録されていなかったり、記録が間違っていたら、どうなるでしょう。

痛みの原因になっているところが大脳に間違って記録されていたとしたら...

 

どれだけ間違ったところを治療しても場所が違うんですから治るわけないですよね。

 

地図の間違い=マッピングの間違いで脳は勘違い

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痛みの出ているところが必ずしも痛みの原因ではないというお話をこのブログで何度かお話してきました。
(*過去記事
4/1「慢性の肩こりや腰痛は脳の勘違いが原因かも?」
12/21「本当に悪い場所はどこ?脳の勘違いが起こす痛みと原因!」もご参照ください。)

 

痛いところを何度治療しても治らない理由は、この大脳にある体の地図が間違っていて、脳が痛みの原因となる部分を勘違いしているからです。

痛みの原因になっているところが、大脳の地図上に正しく記録されていないから、その間違ったところをいくら治療しても痛みはなくならないのです。

 

しかし、幸いなことに、この間違った地図は正しく書き換えることができます。

 

トリガーポイントアプローチで脳のマッピング補正

 

この間違った地図の記録を正しく書き換えるのがトリガーポイントアプローチです。

上書きされると言ってもいいかもしれません。

痛みを感じている部分でなく、痛みの原因になっているところを探し当てて刺激することで「そこだっ!」という「認知覚」(トリガーポイント用語:痛みの原因を刺激されたときに生じる感覚)という感覚が生じて地図に書き換えが起こります。

 

これが脳のマッピング補正です。

 

ちなみに、このとき実際に脳の神経細胞の接続も変化します。

 

脳のマッピング補正って言うとちょっとカッコいいと思いませんか?

 

「今から脳のマッピング補正に行ってくるわ!」と言ったら、「今から慢性疼痛の治療に行ってくるわ!」の意味です。

 

なかなか治りにくい痛みをお持ちの方、慢性疼痛でお悩みの方は、平癒堂鍼灸に脳のマッピング補正にいらしてください。

 

 

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

 

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com