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オキシトシンは勃起持続ホルモン

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

今回は、個人的にうれしい発見があって、それがEDとも関係してるので、そのことについてお話します。

 

言い切れなかった「オキシトシンは勃起持続ホルモン」

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以前の記事で、幸せホルモンとして知られるオキシトシンが勃起と関係していると言うお話をしました。

 

私は、「オキシトシンは勃起持続ホルモン」だと考えていたのですが、幸せホルモンとして脚光を浴びているオキシトシンが、一見、関係なさそうな勃起と関係してるなんて言うと批判されそうな気がして大きな声で言えませんでした。

私は研究者でもないですし、でもいろいろ調べて、「おそらく、そうだろう。」と思っていました。

「オキシトシンは勃起持続ホルモンだ」と言い切れなかったので、たしかツイッターだと思います。

「オキシトシンは勃起持続ホルモンと勝手に結論」なんてツイートしたような記憶があります。

 

オキシトシンとオスの性機能

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が、しかし、こんな研究がされているのを発見しました。

 

“雄の性機能を司る脳‐脊髄神経ネットワークとその動作メカニズムの解明”

という研究課題で岡山大学の研究です。

 

オキシトシン腹腔内投与により、雄の性行動が活性化されることを明らかにした。

と言う記述があります。

 

オキシトシンが雄の性機能と直接関わっているということです。

 

多彩なGRP系の働きとオキシトシン

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もともと、勃起の詳しいメカニズムについて調べていたところに、「GRP(ガストリン放出ペプチド)系」というキーワードが出てきたんです。

ガストリンは胃から出る胃の働きを活発にするホルモン(内分泌物質)で、GRP(ガストリン放出ペプチド)はこのガストリンを放出させるホルモンです。

 

このGRP、中枢神経系(脳と脊髄)に多く存在していて、摂食行動、体温降下、掻痒感(アトピー性皮膚炎との関連)、記憶・学習など多くの生理現象に関係していると考えられています。

 

この岡山大学の研究は、「オキシトシンの脊髄GRP系を介した雄の性機能調整メカニズムを行動レベルで明らかにすることを目的とした」研究です。

 

オキシトシンは脊髄GRP系を介して雄の性機能を調整することが示唆された。

と、この研究では報告されています。

 

オキシトシンが「勃起‐射精系」を調節していることを証明する研究とも言えるのではないでしょうか。

 

言い切れそうな「勃起持続ホルモン」

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まだ、はっきりとは言い切れません。

でも、ちょっと控え目に、「オキシトシンが勃起持続ホルモンとしての働きを持つ」ということぐらいは言ってもいい許可を得たような気がします。

 

このオキシトシン、分泌されるには、おそらく触刺激(触る・触られる)が必要です。

それについては、コチラも参考にしてください。

 

 

注:オキシトシンが勃起持続ホルモンであるというのは私個人の考えで、今回紹介した研究がこの考えの正当性を証明するものであると断言はできません。

 

 

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平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com