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バイアグラと高血圧の相性悪い問題

①    高血圧のリスクが高くなる中高年はバイアグラが必要なお年頃

②    高血圧に処方される薬はバイアグラとの相性が悪いものがある

③    高血圧の薬はやめられない

④    ED治療薬に頼らないED改善方法があれば高血圧でも大丈夫

⑤    鍼治療は血圧をコントロールする自律神経にアプローチする

⑥    勃起も自律神経の働きによる生理現象

⑦    鍼によって血圧の問題も勃起の問題も解決する可能性がある

⑧    平癒堂鍼灸の鍼は「自律神経の活動正常化」と「骨盤内臓器の血流改善」が目的

⑨    東洋医学的アプローチで全身の自律神経活動を正常化

⑩    西洋医学的アプローチで勃起関連の自律神経活動を正常化と骨盤内臓器の血流改善

⑪    体が健康なだけでは勃起できない

⑫    勃起には「脳の使い方」が無視できない

⑬    勃起しやすい脳の使い方とは快感を得やすくする脳の使い方

⑭    高血圧とEDのお悩みとさよならするための鍼とED改善脳トレ

1. 高血圧のリスクが高くなる中高年はバイアグラが必要なお年頃

中高年になると、どうしても上がってきてしまいます。

「血圧が」です。

加齢による変化、はっきり言って老化が高血圧の原因です。(老化は身体的な成長が止まった時点から始まっています。)

老化によって、血管の柔軟性が落ちてきて血管が硬くなってきます。

そうすると、血管が拡がりにくくなってくる。

だから血圧が下がりにくい。

これが、いわゆる高血圧です。

老化によって動脈硬化が進んで血圧が高くなるのは誰にでも起こることです。

で、この老化によって高血圧のリスクが高くなる中高年になってくると、同時に男性性機能にも陰りが見えてきます。

2. 高血圧に処方される薬はバイアグラとの相性が悪いものがある

高血圧になるので薬を飲むことになります。

ところが、血圧を下げる薬には「いわゆる勃起との相性が悪い薬」があります。

※ 私は鍼灸師ですから、薬のことは積極的にお話しできる立場にありません。ですから、薬のことは医師・薬剤師にご相談ください。このコラムの薬に関する内容は誰でも入手可能な情報を基にした私見です。

血圧を下げるために血管を拡げる作用のある薬を服用しているうえに、バイアグラなどのED治療薬も服用することで、血圧の急激な低下を起こして循環不全(全身に血が回らなくなる)に陥ることがあります。

ED治療薬がペニスの血管を拡げるだけでなく、他の部分の血管にも作用することがあるからです。ED治療薬の処方を希望される場合は、必ず医療機関を受診されてください。

高血圧に処方される薬自体がEDの増悪要因(悪くさせる原因)になる可能性もあるようです。

逆に、薬によっては勃起にプラスに作用するという研究結果も存在します。

いずれにせよ、薬剤による勃起機能に対する影響ははっきりと分かっていないようです。(ED診療ガイドライン[第3版] 編集:日本性機能学会/日本泌尿器科学会)

ですが、勃起という生理現象はペニスの血管が拡がって、ペニスに血液が流れ込むことで起こる生理現象ですから、血圧を下げる薬が勃起に何も影響を与えないということは考えにくいです。

「バイアグラでも飲むかな?」と思われる年齢になると、すでに高血圧になっていて血圧を下げる薬を服用している方も多いので、バイアグラなどのED治療薬を服用するかしないかは、なかなか悩ましいところだと思います。

3. 高血圧の薬はやめられない

血圧を下げるための高血圧の薬、これを止めるわけにはいきません。

薬を飲み続けることで血圧をコントロールすることが健康の維持に有効であるというのが一般的な高血圧に対する治療方針だからです。

血圧を下げる薬とED治療薬、両方服用するのがダメとなると、

「勃起のことは、もうあきらめるしかないのか!?」

と思われる方もいらっしゃるでしょう。

でも、がっかりしたり諦めたりする必要はありません。

ED治療薬に頼らないED改善方法があります。

※ 降圧剤とED治療薬の併用が可能な場合もあるので医師・薬剤師に相談されてください。

4. ED治療薬に頼らないED改善方法があれば高血圧でも大丈夫

高血圧の薬とED治療薬、どちらかを選ぶしかない場合、高血圧の薬を飲み続けてED治療薬をあきらめなければなりません。

でもED治療薬に頼らないED改善方法があれば問題解決だと思いませんか?

実は、ED改善と高血圧の両方に効果が期待できる方法があるんです。

それが「鍼」なんです。

5. 鍼治療は血圧をコントロールする自律神経にアプローチする

鍼の得意分野は「自律神経」の問題です。

自律神経の働きは、「生命活動維持」とか「恒常性の維持」とか説明されることが多いです。

が、要は、「自律神経は内臓をコントロールしている神経」で、一応意識とは独立して働いている神経です。

いわゆる体調は、全て自律神経が自分の意思とは関係なく自動的に内臓を調整してくれている結果ということです。

そして、「自律神経の活動は「体の外からの刺激(環境)に対する反射の集合」とも言えます。

ですから、「鍼」という体の外からの特殊な刺激に対して、「鍼の刺激以外(普段通りに生活しているだけ)では起こりにくい反射」が引き起こされます。

鍼が自律神経関連の症状(不定愁訴や内科的症状)に対して有効なのはそのためです。

血圧のコントロールは、主に「心臓の機能、血管の拡張・収縮、腎臓による水分代謝」によって行われています。

心臓のポンプ機能をコントロールしているのは自律神経です。

血管の開け閉めをコントロールしているのも自律神経です。

体外に排出する水分量をコントロールしているのも自律神経です。

「血圧に関係する全ての機能」をコントロールしているのが自律神経です。

そして、鍼はその自律神経にアプローチすることができるので、血圧にも影響を与えることができるのです。

実際には、高血圧の薬の服用を続けながら鍼をすることで血圧の正常化が期待できます。

鍼の血圧に与える影響は、降圧剤の生化学的な作用機序(薬の効き方)とは異なります。

鍼は自律神経にアプローチできるので、「高血圧の薬の服用を続けながら鍼も併用することで血圧の正常化が期待できる」ということです。

6. 勃起も自律神経の働きによる生理現象

勃起もまた自律神経の反射による生理現象です。

自分の意思で勃起がコントロールできないのは自律神経の働きによる生理現象だからです。

他の内臓と同じように「ペニスの血管の拡張と収縮も自律神経がコントロール」しています。

「勃起も自律神経がコントロール」しているということです。

オナニーをしていると、自分で勃起をコントロールしているかのような気分になりますが、「自分の意思でコントロールできているのは、勃起しやすい刺激をペニスに与えている手の動きだけ」です。

自律神経の活動によって起こっている生理現象である勃起そのものは、自分の意思ではコントロール不可能なのです。

そして、鍼の刺激はその自律神経の活動(=勃起)に対しても影響を与えることができる刺激です。

7. 鍼によって血圧の問題も勃起の問題も解決する可能性がある

血圧も勃起も自律神経の問題で、鍼が自律神経にアプローチできるのなら、高血圧であって同時にEDでもお悩みの状態であっても解決できそうな感じがしてきませんか?

鍼によって、自律神経の働きが正常化されることで、全身の血圧が調整されて、鍼によって勃起に関連する自律神経(主に骨盤内に存在する)の働きが正常化されて勃起しやすくなれば、「鍼」による刺激で「血圧の問題」も「勃起の問題」も両方解決する可能性があるということです。

少なくとも、鍼をすれば、高血圧の薬を服用しながら、ED治療薬の服用しなくても勃起の問題が解決するかもってことです。

「血圧の正常化」も「EDの改善」も体作りなので一回の施術で一気に解決とはいきませんが、鍼で何とかなるイメージを持っていただけたんじゃないでしょうか?

「高血圧」「勃起」のことでもお悩みの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

8. 平癒堂鍼灸の鍼は「自律神経の活動正常化」と「骨盤内臓器の血流改善」が目的

ここから平癒堂鍼灸では鍼でどんなことをしているのかを説明します。

ED治療薬の代わりにする鍼施術の内容に興味のない方は、このコラムの8.~10.を飛ばしてください。

平癒堂鍼灸では、鍼と手技によって「全身の自律神経の活動正常化」、「勃起に関連する自律神経の活動正常化」、「骨盤内臓器の血流改善」を促す施術をしています。

9. 東洋医学的アプローチで全身の自律神経活動を正常化

平癒堂鍼灸では、「東洋医学的アプローチによって全身の自律神経の活動の正常化」を目指します。

「脈」を診て、どの「経絡(けいらく:気の通り道とイメージしてください)」に問題があるかを探り、その経絡を鍼で刺激します。

東洋医学では、経絡は内臓とつながっていると考えられているので、鍼で経絡にアプローチすることで内臓に影響を与えることができます。

イメージ的には「体の表面を刺激して内臓の機能を向上させる」感じです。

(この全身の自律神経活動の正常化は平癒堂鍼灸のSBプランと呼ばれる施術で行われます。平癒堂鍼灸の施術プランはコチラ

10.西洋医学的アプローチで勃起関連の自律神経活動を正常化と骨盤内臓器の血流改善

西洋医学的なアプローチによって、「勃起に関連する自律神経の活動正常化」と「骨盤内臓器の血流改善」を目指します。

まず、勃起に対してマイナスに働く交感神経の働きを抑えることを目的とした鍼を腰にします。

続いて、臀部(お尻)には、勃起に対してプラスに働く副交感神経(骨盤内の神経ネットワーク)の働きを促進させる目的の鍼をします。

腰もお尻も鍼をして通電します。

鍼に一定の周波数(リズム)で電気を通します。

腰とお尻では通電の周波数(リズム)を変えることで異なる効果(神経の抑制と促進)を狙っています。

「勃起に対してマイナスに働く神経の働きを抑制」するとともに「勃起に対してプラスに働く神経の働きを促進」させる2段構えで勃起しやすい体作りを目指します。

これが「勃起に関連する自律神経の活動正常化」のためのアプローチです。

また、この鍼の通電で実際に筋肉が動かされます。

腰と股関節の筋肉がリズミカルに動かされるので、筋肉の血液循環ポンプの働きが発動します。

その結果、骨盤内とその周辺の血流が改善されます。

男性生殖器を含む「骨盤内臓器の血流改善」です。

男性生殖器の血流が改善されるので男性性機能の向上が期待できます。(平癒堂鍼灸の施術プランはチラ

この骨盤内の血流改善の効果を持続させるためのフィジカル系セルフトレーニングも行っています。(フィジカル系セルフトレーニングの YouTube 動画の再生リストはコチラ

フィジカル系セルフトレーニングの基本4種目は、平癒堂鍼灸でEDが改善された方全員がされています。初回がカウンセリングのみで、最初の施術までに日にちのある場合、先にこのセルフトレーニングを行っていただいています。施術を未経験の段階で、このセルフトレーニング4種を毎日するだけでも、朝立ちの回数が増えたり、勃起したときのペニスの硬さが増すといったことはよく起こります。)

11.体が健康なだけでは勃起できない

鍼で全身の自律神経も勃起関連の自律神経も正常化されて、男性生殖器を含む骨盤内臓器の血流が改善されれば勃起できそうな気がしてきましたよね。

でも、残念ながら体だけがよくなっても勃起はできないんです。

「健康なだけでは勃起できなない」ってことです。

健康でありさえすれば勃起できるのであれば、10代や20代前半のEDはかなり数が少ないはずです。

が、実際に10代や20代のEDは存在します。

LINE無料相談では20代が圧倒的に多いですし、高校生の方からのご相談も受けます。

実際に平癒堂鍼灸に来られた方の最年少は19歳で、現在通院中の方の最年少は21歳です。

実は、健康であることに加えて、勃起するためには「脳の使い方」が必要なんです。(わざわざ脳の使い方が必要になってしまう原因は、間違ったオナニーのせいで「セックスで勃起しにくくなる脳の使い方になるような脳の学習」を知らない間にしてしまっているからです。この間違ったオナニーに関してはこちらのコラムを参考にしてください。)

12.勃起には「脳の使い方」が無視できない

EDの原因は「老化」と「脳の使い方」にあると私は考えています。

「私は考えています」としたのは、現代医学的には一般的ではない考え方だからです。

「老化」に対しては、今ある体の機能を引き出すことで「アンチエイジング的効果」で対抗できます。

今ある体の機能を引き出すには、自律神経の働きを正常化させ血流改善を促す「鍼」が有効です。(これについてはこのコラムの8.~10.)

老化に対してアンチエイジングをして「健康」になれるので、後は勃起に必要なのは「脳の使い方」です。

「脳の使い方」に関しては、脳の学習を利用したトレーニングが必要です。

レスポンデントという脳の学習を利用したトレーニングをすることで、「勃起しやすい脳の使い方」に変えることができます。

脳の学習によって「勃起しやすい使い方・勃起の続く脳の使い方」にするには、「ED改善脳トレ」が有効です。(ED改善脳トレは平癒堂鍼灸独自の概念・メソッドです。ED改善脳トレにご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。)

13.勃起しやすい脳の使い方とは快感を得やすくする脳の使い方

勃起しやすい脳の使い方とは「快感を得やすくする脳の使い方」です。

器質性でない(検査をしても異常なしの)EDにおいては「快感不足」は必発です。

快感が不足すると2つある勃起中枢の連携が取れないので、一旦は視覚情報や性的興奮だけで勃起することができても、勃起を持続させることができません。(勃起の上位中枢は脳の視床下部、下位中枢は仙髄)

勃起と勃起の持続には脳の性的興奮と快感が必要なのですが、器質的でないEDのほぼ全てで快感が不足している(得られていない)と私は考えています。

※     勃起の方程式:「中折れ防止の裏技」の③ 「裏技がなぜ有効なのか?の前に(平癒堂鍼灸仮説:勃起の方程式と快感の認識)」を参照にしてください。https://heiyudou.click/ed-column/5094/

ED改善脳トレは、脳の学習を利用して快感を得やすくして勃起しやすい・勃起の続く脳の使い方のトレーニングなのです。

健康なだけでなく、脳の使い方が正しくなって初めて勃起ができるようになります。

高血圧の薬を服用しつつ、鍼によるアンチエイジングで老化に対抗、勃起しやすい脳の使い方をトレーニングして、勃起の問題を解決。

という道のりが見えてきたんじゃないでしょうか?

もう、バイアグラと高血圧の相性を考えなくて済みますよね?

14.高血圧とEDのお悩みとさよならするための鍼とED改善脳トレ

いかがですか?

ここまでお付き合いいただいた方には、鍼によって自律神経の問題である高血圧とED(勃起不全)にアプローチし、ED改善脳トレによってED(勃起不全)に必発の快感不足を解決することで、高血圧とEDの両方が改善できるイメージを持っていただけたと思います。

「高血圧の薬を飲んでいるからED治療薬を服用したいのに服用できない」という方は平癒堂鍼灸にご相ください。

高血圧の薬を服用しながらED治療薬の力を借りずに勃起の問題も解決するかもしれません。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com