こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

前回、中折れしてしまう人に見られる傾向と特徴についてお話しました。

今回はそれをふまえての中折れ解消法についてのお話です。

 

 

脳の一部の興奮のみでは興奮レベルは不足している

 

「視覚偏重型の興奮」，「皮膚感覚刺激の不足」，「攻撃的なセックスを好む」中折れしてしまう人の、この三つの特徴は、勃起の上位中枢である脳の興奮の一部のみで勃起を維持する傾向がある方のもつ特徴です。

勃起の下位中枢である仙髄の興奮レベルが不足（ペニス自身で快感を感じられていない）しているのと、皮膚感覚による脳（勃起の上位中枢）の興奮が少ないのが中折れの原因だと私は考えています。

気持ちよさを十分感じていないというのはそういう意味です。

でも、それが快感の「のびしろ」となります。

 

では、どうすれば仙髄と脳の興奮レベル両方を上げ、快感の「のびしろ」を活用して「中折れ」を克服することができるのでしょうか？

 

 

目を閉じて感じるセックスで快感の「のびしろ」を活用して「中折れ」を解消する

 

 

考えずにただ感じるセックスを心がけてください。

セックスの最中目を閉じて視覚以外の感覚に集中して下さい。

まずペニス自身で感じる刺激に意識を向けて下さい。

 

そして、パートナーの体をいっぱい触って下さい。

パートナーの柔らかい部分を口や手で優しく触って、その気持ちよさを感じて下さい。

手も、手の平、指、手の甲、手全体で感じてください。

 

敏感な部分、普段人に触られることのない部分を触り触られて下さい。

敏感な部分とは、耳などの血管が豊富に見られる部分です。

血管と神経はセットですから血管の多い部分は神経も多いところでだいたい敏感な部分です。

普段、人に触られないところの刺激（これものびしろです）は新しい皮膚感覚の獲得になります。

 

感じることに集中するにはコチラの記事も参考にしてください。
（＊20161119 考えずにただ感じるだけでEDが克服できる！？）
（＊20170808 今すぐできるED改善のための脳トレーニング）

 

 

脳の解釈である「快感」は訓練次第で変化する

 

快感を伝える神経はありません。

快感は脳の解釈なのです。

「昔は触られてもなんともない場所だったのが、今は感じるようになった。」なんてことはありませんか？

それが脳の解釈だという意味です。

 

快感は変化するのです。

 

ですから、「ただ感じるセックス」をいきなりしようとしても最初から気持ちよくはない可能性があります。

（まだのびしろの部分ですから。）

意識して続けることが重要です。

 

まず、刺激に意識を向けてどんな感覚なのかを味わって下さい。

快感は脳の解釈ですから、快感はあとから感じられるようになります。

訓練次第です。

とにかく、まずは皮膚感覚（ペニスを含む）をたくさん感じることから始めてください。

 

大量に入力された皮膚感覚が新しい快感の獲得につながり、「中折れ」を解消し、勃起を維持させます。

 

＊ED改善オナニーもあります。コチラを参考にしてください。

 

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平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう)　平谷　透　E-Mail : shinq.th@gmail.com