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「中折れ」の原因は勃起中枢が2つあるから?イメージで理解する「中折れ」のメカニズム

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

前回は「中折れ」チェックと「中折れ」はEDの一症状であるということをお話ししました。

今から、その「中折れ」がどうして起こるのかについてお話しします。

 

勃起の詳しいメカニズムは、このサイト内の「勃起のメカニズム」と、コチラの記事を参考にしてください。

 

これからお話しするのはイメージを優先した「中折れ」のメカニズムについてです。

 

 

2つの勃起中枢と2種類の興奮の仕方

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勃起の中枢は2つあります。大脳の視床下部(勃起の上位中枢)と、脊髄の下の方にある仙髄(勃起の下位中枢)です。何がきっかけで勃起するかを想像していただくと、この勃起中枢が2つあるという意味をご理解いただけます。

 

<脳の性的興奮>

視覚や嗅覚などが刺激となって脳が性的に興奮して勃起するときは、勃起の上位中枢である視床下部が最初に働きます。その興奮は脊髄を伝って下位中枢の仙髄を興奮させ勃起が始まります。学問的には勃起の上位中枢は視床下部なのですが、その前に大脳が様々な情報を処理したうえで性的な興奮を起こすので、イメージ的には勃起の上位中枢は大脳と考えてよいと私は思います。

 

<直接刺激による興奮>

脳が性的に興奮していなくても、ペニスやペニス周辺に対する触刺激(触る)など直接的な刺激で勃起するときは、ペニスに直接、神経がつながる勃起の下位中枢である仙髄が最初に興奮します。

 

どちらの刺激がきっかけにしても、最終的に勃起の下位中枢である仙髄が興奮しないと勃起は始まりません。

 

 

勃起の完成と維持は勃起の上位中枢と下位中枢の連携プレイ

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中折れの場合は、一旦、勃起が完成します。

 

仙髄が興奮して勃起が始まり、そしてペニスに刺激が加わって、脳が快感を得ると、脳の性的興奮はさらに高まり、脳の性的興奮はペニスを刺激に対して敏感にさせ、敏感になったペニスはさらに脳が快感を得ることを助け...

というふうに、勃起の上位中枢と下位中枢の連携が自転車の左右のペダルのような関係となって勃起の完成を加速させていきます。上位中枢と下位中枢がお互いの相乗効果で勃起を完成させます。勃起が完成してから、勃起の維持にもこの連携が必要です。(この連携についてはコチラの記事も参考にしてください。)

 

 

「中折れ」の原因は勃起中枢の連携不足

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つまり、射精するまでに萎えてしまう、あるいは萎えてしまわないまでもペニスの勃起状態が維持できない場合、この勃起の上位中枢と下位中枢の連携が上手くとれていないことが予測されます。

 

中折れの原因は、この勃起の上位中枢と下位中枢の連携不足にあるのです。

 

平癒堂鍼灸に訪れる方のお話をうかがっていますと、多くの方にある共通点が見られます。

それは多くの方が「セックス(性行為)の最中、快感をきちんと感じていない」という点です。

ペニスから入る刺激が、あまり気持ちよくないので脳の性的興奮の助けにならない。だから脳の性的興奮を高めるには、脳が自力で性的興奮をしなければならない。あるいは、あまり気持ちよくないからペニスの刺激で勃起の下位中枢があまり刺激されない。そうすると快感が少ないので脳の性的興奮が先に進まない。結果、勃起が維持できない。ということが「中折れ」の中心にあるというのが私の考えです。

「セックスの最中に快感を十分得ていないことが中折れの大きな原因」になると私は結論づけています。

 

あなたはセックスの最中に気持ちよさ(快感)を感じていますか?

 

この問いに思い当たるところはありませんか。そんな方によく見られる傾向を言います。

すみません、いいところなんですが長くなってきたので続きはまた次回に...

 

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平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com