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メタボの体内は傷だらけ!? おデブと活性酸素と2つのED

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

前回、「活性酸素が加齢臭とEDのモト」というお話(コチラ)をしました。

 

今回は、「メタボ活性酸素を生み、それが全身に及んで酸化ストレスの状態にし、二つのEDになる。」という、お腹回りが気になる男性にはちょっと怖いお話です。

 

「EDのモトをたどれば活性酸素

五七七でちょとした川柳みたいになりましたが、今回のテーマです。

 

ところで、メタボってナニ?

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メタボ=メタボリック症候群とは、

日本では、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm女性90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つに当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
(e-ヘルスネット:厚生労働省https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-01-003.html

標準的なウエスト周囲径でなく、糖代謝か脂質代謝に問題があって、血管に柔軟性がなくなっている状態、もしくは血管に柔軟性がなくなる条件を満たしている状態と言えます。

 

もうちょっとストレートに言うと、

メタボは、「おなかが出てて、動脈硬化が進んでいるか、もうすぐ動脈硬化になる状態」です。

おなかが出てる=おなかの皮下脂肪がいっぱい=すでに内臓脂肪もいっぱい、

ということです。(≒内臓脂肪型肥満で糖・脂質代謝異常)

 

メタボが生み出す活性酸素

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このメタボのモトの脂肪(正確には脂肪細胞)、本来は余分になったエネルギーを中性脂肪にして蓄えて、エネルギー不足になったときに遊離脂肪酸として血中に出しエネルギーを補ってくれる役割をもちます。

ですが、脂肪が蓄積されすぎた状態=肥満、特に内臓脂肪型肥満の脂肪組織(正常でない脂肪組織)では、活性酸素が多く作られます。

異常な量の活性酸素の発生は、脂肪の出す神経伝達物質(アディポサイトカイン)の分泌にも異常を引き起こします。分泌され過ぎるのです。

分泌されすぎた過剰な神経伝達物質(アディポサイトカイン)と、脂肪細胞の作った活性酸素と、ありあまった遊離脂肪酸は、血流に乗って体の他の部分にも運ばれていき炎症を促進します。

結果、全身の酸化ストレスが進みます。

 

酸化ストレスで傷つけられる血管

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酸化ストレスにさらされた全身の血管内皮細胞(血管の一番内側の細胞)は傷つき、血管作動物質(血管を拡げたり縮めたりする物質)を正常に分泌できない状態になります。

血管内皮細胞が、
〇血管を拡げるNO(一酸化窒素)
〇血管を縮めるエンドセリン
これらの血管作動物質を作れなくなって血管が柔軟でなくなるのです。

これが血管内皮障害です。

血管内皮障害が起こって血管が柔軟でなくなると、動脈硬化が進みます。

血管内皮障害のお話を以前にもしましたので(コチラ)参考になさってください。

 

血管内皮障害というED

 

この血管内皮障害、英語でVascular Endothelial Dysfunction と言います。

Vascular =血管の、Endothelial =内皮の、Dysfunction =障害、

略して、V E D

まず、一つ目の ED です。

 

メタボになる

活性酸素が増える

全身の酸化ストレスが進む

血管内皮障害【V E D】になる

動脈硬化が進む

この流れは全身で起こります。

 

血管の病気、勃起不全のED

 

二つ目のEDは、Erectile Dysfunction 、いつもお話している勃起不全のEDです。

何度も言いますが、EDは血管の病気です。

ペニスの血管を拡げられないのがED(勃起不全)です。

だから、酸化ストレスによる血管内皮障害が起こって血管が柔軟でなくなるとEDになりやすくなります。

メタボになる

活性酸素が増える

全身の酸化ストレスが進む

血管内皮障害【VED】になる

勃起不全【ED】になる

 

 

メタボが全身の酸化ストレスを引き起こして、「二つのED」を生み出す仕組みはおわかりいただけましたでしょうか?

 

今更だけど、酸化ストレスってナニ?

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ここまで繰り返し出てきた「酸化ストレス」についても私の解釈を説明します。

私自身、酸化ストレスという言葉には違和感を覚えます。

活性酸素が体の組織・細胞に影響して、体にとってよくない反応を促進するのが酸化ストレスだと私は解釈しています。

そして、その仕組みが複雑でキーワードがたくさんあって、シンプルな説明が困難なために「酸化ストレス」という表現になっているのだと考えています。

誤解を恐れずに言いますと、『酸化ストレスとは炎症です。』

酸化ストレスは細胞を傷つけるので 、イコール「炎症を起こしている」といえます。

 

酸化ストレス=炎症 に有効な鍼灸治療

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鍼灸治療は、一般に炎症を抑えると言われています。

私の理解はこうです。

①    鍼灸治療は、炎症が起こっているときには炎症を早く鎮める。

②    組織・細胞の代謝(入れ替わり:一般的には新陳代謝)が必要なときは、鍼灸治療によって炎症が誘導され代謝が引き起こされる。

 

まとめると、「鍼灸治療は、その時々で体に必要な反応が引き起こされるきっかけになる」ということです。

その「体に必要な反応」に大きく関わってくるのが自律神経だと考えています。

そして、平癒堂鍼灸では自律神経にアプローチする鍼治療を行っています。

 

二つのEDに対する平癒堂鍼灸のアプローチ

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平癒堂鍼灸では、EDに対する二種類の鍼治療を行っています。

 

①    自律神経にアプローチし交感神経(自律神経の仕事・攻撃モード)と副交感神経(自律神経のリラックス回復モード)のバランスを取りやすくして勃起しやすくする鍼治療。

これは酸化ストレスによる血管内皮障害=VED(このコラム一つ目のED)に対する平癒堂鍼灸のアプローチです。

②    睾丸を含む骨盤内臓器の血流を増加させることで骨盤内臓器の機能向上を目指した鍼治療。

これはペニスの血管を拡げやすくするのが目的の勃起不全のED(このコラム二つ目のED)に対する平癒堂鍼灸のアプローチです。

 

以上、メタボが生み出す酸化ストレスによる二つのEDと、それに対する平癒堂鍼灸のアプローチのお話でした。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

 

EDの自覚がなくても、おなかの脂肪が気になる方は近い将来EDになるかもしれません。

ご用心ください。

 

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②    メール:shinq.th@gmail.com

 

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上記①~③のいずれかにてお問い合わせください。

 

 

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

 

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

 

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com