こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
自律神経がやっていること
平癒堂鍼灸の鍼治療を定期的に続けていらっしゃる方から、
「鍼してたら、なんか調子いいです。」
って言われることがよくあります。
私がED治療を専門にする前からよく言われるセリフです。
詳しくお話をうかがうと、何が調子いいかは自覚はないが、何をするにもあんまり苦にならないという意味合いのようです。
「冬の朝、布団から出ても寒くない。」
「目が覚めてから布団を出るまでがスムーズ。」
「階段が苦にならなくなった。」
「ちょっと急ぐときに走っても息切れしにくくなった。」
「ご飯がおいしい。」
「便通が良く、排便後スッキリする。」
「寝付きやすくなった。」
「夜中に目が覚めることが少なくなった。」
具体的にはこんな感じです。
これらは、自律神経の働きが良くなっていることの現れだと思います。
自律神経は、自分の意思でコントロールできない生命維持活動を担っています。
体温の維持や、呼吸、血液の循環、消化管の運動も消化する働きも自律神経の領域です。
この自律神経の働きが良くなってくると先ほどのセリフが出てくるわけです。
鍼で自律神経を整える
朝起きるとき自律神経は、「リラックス・回復モード」の副交感神経優位から「活動モード」の交感神経優位への切り替わりが必要です。
ちょっと走ったり階段は運動モードですから交感神経が少しがんばります。
ご飯がおいしいのと便通は消化管の働きですから副交感神経が少しがんばります。
夜、眠るときには活動モードの交感神経優位から回復モードの副交感神経優位に切り替わらないと眠りに入れません。
交感神経と副交感神経はどちらが良い悪いではなく、必要に応じた切り替えが必要だということです。
交感神経が司る「活動モード」と、副交感神経が司る「回復・リラックスモード」のバランスがよく、切り替わりがスムーズになるのが理想的です。
「活動モード」と「回復・リラックスモード」のバランスが良くなると、
つまり、自律神経が整い正常な働きに近くなると、さっき言った、朝起きやすくなったり、ご飯がおいしくなったり、よく眠れるといった現象が現れるわけです。
平癒堂鍼灸の鍼が自律神経にアプローチできたため、そういう結果になったと考えられます。
自律神経の興奮の総量が少ない=自律神経の負担が少ない
多くの現代人は交感神経の興奮が強く、またその交感神経の興奮状態が続きすぎて、副交感神経がもの凄くがんばらないと副交感神経優位に切り替えられません。
もし、交感神経の興奮レベルが比較的低いレベルで抑えられれば、副交感神経がそんなにがんばらなくても副交感神経優位に切り替えることができます。
その結果、交感神経の興奮と副交感神経の興奮の総量が低く抑えられます。
すなわち自律神経の興奮の総量が少なくなります。
自律神経の興奮の総量が少なくなれば、自律神経の負担が少なくなります。
自律神経の興奮の総量が少なくなれば、自律神経の切り替わりがスムーズになります。
鍼治療で自律神経が整うというのは、交感神経の興奮が低いレベルに抑えられることで、結果、自律神経の興奮の総量が抑えられるということだと私は考えています。
平癒堂鍼灸の鍼とED治療薬の共通点
やっとここまで来ました!
ここで問題です。
ED治療薬と平癒堂鍼灸の鍼の共通点はなんでしょう?
今回と前回の記事(平癒堂鍼灸の鍼とED治療薬の共通点 その1 ~ED治療薬は自律神経を補う~)を読んでお考えください。
・
・
・
・
・
答え:「平癒堂鍼灸の鍼もED治療薬も自律神経の働きを助け、整える」です。
つまり、
ED治療薬は、副交感神経の働きを補うことでEDを改善し、
平癒堂鍼灸の鍼は、交感神経の興奮を抑えることで自律神経が整いED改善に貢献できるということです。
『平癒堂鍼灸の鍼もED治療薬もアプローチの仕方は違うが、自律神経に影響を及ぼしてEDを改善させる』
これが前回と今回の記事のまとめです。
ED(勃起不全)でお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。
相談無料です。
平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。
トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする
ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com