「ED治療薬は自律神経の働きを補っている。」
と聞くと、ちょっと意外かもしれませんね。
詳しく言うと、
「ED治療薬は自律神経の副交感神経系の働きを補っている。」
です。
副交感神経系は、自律神経のリラックス&回復モードです。
説明します。
こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
酸化ストレスと血管拡張物質 “NO(一酸化窒素)”
私たちは常に呼吸をしています。
酸素(O2)を取り込んで二酸化炭素(CO2)を吐き出しています。
酸素は体に必要ですが、
「体に取り込まれた酸素は、一定の割合で、体の細胞を傷つける活性酸素となります。」
(1%とか2%とか言われています。)
活性酸素にもいろいろあるのですが、種類はさておき、
活性酸素は、“活性”の名のとおり他の物質と強力に結びついて酸化させる、
体を錆びつかせ老化させるものです。
活性酸素のこの悪い作用を「酸化ストレス」といいます。
この活性酸素による「酸化ストレス」が血管の細胞を傷つけます。
傷ついた血管の細胞は、血管を拡げるのに必要な“NO(一酸化窒素)”を分泌しにくくなります。
活性酸素による「酸化ストレス」のせいで血管が拡がりにくくなります。
ED治療薬は、この少なくなった“NO(一酸化窒素)”の働きを補うような作用があります。
そしてNO自身も増やす働きがあります。
ED治療薬は血管拡張、副交感神経も血管拡張
ED治療薬は血管を拡げる作用があるのです。
ペニス以外の血管もです。
この血管を拡げる作用はもともと、自律神経の副交感神経系の仕事です。
ですから、ED治療薬は自律神経の副交感神経系の働きを補っているといえるのです。
言い換えると、
「ED治療薬は血管を健康な状態に保つ働きがある。」
「ED治療薬は、副交感神経優位の状態を作り出している。」
ともいえます。
続きは次回、鍼治療とED治療薬の共通点 その2 『交感神経の興奮を抑える』で。
ED(勃起不全)でお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。
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ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com