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入江式で起こる少し不思議なこと、東洋医学的視点で自律神経にアプローチする古くて新しい入江式 その一

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

前回、血管拡張と自律神経の関係をお話しました。

私の場合、自律神経に対してアプローチしたい時に、入江式(いりえしき)という方法を使います。

入江式とは、人体を東洋医学に基づいて評価し、イオンのバランスをとるという現代的な方法で治療する鍼灸治療のことです。

「入江式」ってどんなことをするのか、修行当時のエピソードも交えてお話ししたいと思います。

入江式の概要

1.手掌と手首の近くを入江FT(いりえフィンガーテスト)で診て(いわゆる脈診)、メインになる経絡(けいらく:気の通り道)を決める。

2.手足から4つの経穴(いわゆるツボ)を選ぶ。

3.そこに細くて短い鍼を打って、その鍼に「IPコード」(注:1)をつなぐ。

4.しばらくそのままにしておく。

もちろん、1.をする前にお話をうかがったり(問診)はしますが、入江式としては、こういうことをします。

他の鍼治療を受けられたことのある方も含め、ほとんどの方は、???という感じだと思います。(笑

では詳しく説明していきます。

入江式の具体的手順

1.は、いわゆる脈診です。(伝統的な鍼灸の場合、手首の脈を診ます。)

脈を診て体のどこが悪いのか、あるいは、どの経絡(気の通り道)が異常を示しているのかを探します。

伝統的な脈診とは方法が異なりますが、「入江式」を使う施術者は、「入江フィンガーテスト」(いりえフィンガーテスト:以後、入江FTと略)を使って脈診をします。

この脈診によって、「メインになる経絡(けいらく)」を決めます。

入江FTは、正確に言うと少し違いますが、一人で "O−リング テスト"をするような感じのものです。

"O−リング テスト"とは結果が、ほぼ一致します。

経絡とは、気の通り道とされているもので、図で表される場合には経穴(ツボ)をつなげた線で表されることが多いようです。

経絡はまた体の臓腑(内臓)ともつながっていて、その臓腑の状態を反映し、またその臓腑の治療の場ともなります。

ちょっと退屈ですね。

しかも、かなり長くなりそうなので手順の続きは、また次回…

入江式で起こる少し不思議なこと

入江式の最中、スースーと静かな寝息が聞こえてくることがよくあります。

施術がうまくいくと眠られる方が多いです。

そして施術が終わって目を覚まされた時に、眠られていた時間をもっと短く感じられたり、中には眠った自覚すらない方もいらっしゃいます。

こんなことがありました。

私が以前、入江式の施術を兄弟子から受けたときのことです。

私自身は、眠ってはいないが、うつらうつらしている状態だったと記憶しています。

「天井が揺れてるなあ…」と感じていました。

施術が終わってから兄弟子から聞いたところによると、IPコードをつないでいる間、私はずっと頭を小刻みに振っていたそうです。

私自身は、天井が揺れてる感じがしていたのですが、そう感じたのは自分が首を振っていたからでした。(笑

自律神経というキーワードにピンと来た方は、ぜひ一度ご相談ください。

注:1 IPコード:旭物療器研究所製造のイオンパンピングコードのこと。
両端にクリップが接続してあり、クリップ内にダイオードを内蔵したコード。
ダイオードの整流作用により、一定方向のみ電流が流れるようになっている。

私の施術は、恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと入江式であなたの人生を楽しくする

ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。

男性機能に自信のない方、ED、勃起不全、男性不妊でお悩みの方はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com