こんにちは。ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
どうして私がED治療を始めることになったかをお話しします。
結論を先に言うと、「体の痛みを取ることが内科的な疾患に効果がある」という経験をするようになったからです。
トリガーポイントの療法の得意分野、運動器の慢性疼痛
運動器の慢性疼痛。
つまり、腰が痛い、肘が痛い、肩が痛い、肩が凝る、膝が痛い、という時で骨に異常のない時。
別な言い方をすれば、整形外科に行って、痛み止めの薬や湿布が処方される。
治療としては痛み止めの注射をする。
そんな時の、体のどこかが痛いというのが運動器の慢性疼痛です。
トリガーポイント療法で運動器の慢性疼痛を治療するのが私の得意分野でした。
肩凝りや腰痛の場合、施術する場所は自然と首、肩、背中、腰が中心になります。
背中や腰を施術中に患者さんのお腹がぐるぐる動き出す。ガスが出る。
そういうことはよくありました。
内臓に影響を与えられるトリガーポイント療法
それだけでなく、施術後も数日間、お腹の調子が良い。つうじが毎日ある。便の調子が良い。
患者さんのそういう声をよく聞くようになりました。
消化器の状態は患者さんご自身で自覚できることがたくさんあるので、消化器に対する鍼の効果は比較的分かりやすいです。
内臓に近い場所の痛みを取ることで内臓(この場合は消化管)の働きが良くなる。
こういうことが良くあります。
離れたところに効果があるのは自律神経に影響した結果
肩凝りで来院されていたある方のお話です。
鍼をするようになってから、「風邪を引かなくなった」ことと、以前は「よく罹っていた膀胱炎にならなくなった」ことを喜んでおられました。
この方には、ご高齢ということもあって、鍼は比較的細いものをせいぜい10本と、お灸(熱いお灸ではありません。棒灸といって、ぼ〜っと温かい感じがするお灸です。)をしていました。
膀胱は骨盤に収まる骨盤内臓器です。
施術する場所とはかなり離れています。
風邪をひきにくくなったのは免疫機能が向上したからでしょう。
肩の痛みを取る治療をした結果、骨盤内臓器の機能が向上し、免疫機能も高くなったということです。
自律神経に影響を与えたのは間違いありません。
自分で意識してコントロールのできない領域(この場合は免疫機能)は自律神経の司るところです。
「体の痛みを取ったら自律神経に影響を与えて、近くの内臓だけでなく離れた場所の内臓の状態も良くなった」ということです。
トリガーポイントは内臓疾患にも効果があるということを実感できるようになりました。
一見、内臓とは関係がないような離れたところにある場所の痛みを取ることで、自律神経の状態が変化して内科的な症状に効果が出た。
施術した場所の近くの内臓も、離れた場所の内臓にも効果があった。
こういうことを繰り返し経験することで、トリガーポイント療法は内臓疾患に効果があると確信できるようになりました。
その2へ続く…
薬を使わずに、鍼と手技でED,勃起不全を克服して男性機能の向上のお手伝いをします。
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ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
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平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう)平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com