日本人のほとんどが対人恐怖症だということが、ある本に書いてありました。
私は英語が話せないことがコンプレックスの一つなので、本屋さんで英語に関する本があると手に取ってしまうことが良くあります。
こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
知らない人に声を掛けられないのは対人恐怖症
友人にある英会話の本(DVDブック)を勧められました。
借りて読みました。
その本によると、
日本人のほとんどが対人恐怖症であるというのが欧米のカウンセラーの捉え方だそうです。
欧米では、「自分以外の人(特に他人)に恐怖を覚え、できれば避けたいと思い、いつも人を遠ざけてしまうこと」を、対人恐怖症と捉えているそうです。その意味で、対人恐怖症でない欧米人は平気で知らない人に声をかけるが、日本人はほとんど他人を避けるし、知らない人とは気楽に会話ができないというお話が続きます。
日本人と欧米人のメンタルの違いなどが解説されています。
住人同士が挨拶をしないマンション
私の友人の住むマンションの住人は、
マンションの敷地内で1対1でマンションの住人に挨拶しても返してくれる人が非常に少ないそうです。
挨拶しないのはなぜだろうと友人はとても不思議に思っていたそうです。
でも、その人が対人恐怖症なら…
本を買った友人は、この本を読んで非常に納得したそうです。
「挨拶しない人は、対人恐怖症だから挨拶ができない。」
と理解すると、挨拶されないことが不思議でもなんでもないようになったと友人は話します。
対人恐怖症なら、むしろ挨拶するのが不自然だというわけです。
挨拶を無視する理由は対人恐怖症
私も自分のマンションで挨拶をして無視されたら腹が立ちます。
「ここにあんたとおれしかいてへんやん!あんたに挨拶したんやで!」って思います。
「挨拶できない人間は、なにもできない」という価値観の中で育ってきた私は、挨拶を無視する人のことをアカンやつ(ダメなやつ)と勝手に解釈していました。
でも、挨拶しない人が対人恐怖症なら…
私も納得しました。
こちらが挨拶しても向こうが挨拶しないのを不思議に思う方はたくさんおられると思います。
実は、
「挨拶しない人は、挨拶をしないのではなく対人恐怖症で挨拶ができない。」
と考えると、すごく納得できませんか?
対人恐怖症なんだからしょうがないんです。
社会生活を問題なく送っている人は、自分が対人恐怖症だとは思っていないでしょう。
私もそうでした。私自身、知らない人に声をかけるのは勇気がいりますし、逆に知らない人に声をかけられたら「なんだろう?」って思います。
言葉の定義からすると、私も立派な対人恐怖症です。(笑
自分が対人恐怖症と知ることで楽になる
私は、「他人が挨拶し返してくれない」ことに納得したと同様に、自分も対人恐怖症であることが分かって、少し楽になりました。
未だに、講師の仕事で学校や講習会で人前に立ってしゃべるのは緊張します。
ですが、緊張するのは、私が対人恐怖症だから当たり前のことだと理解できたことで、気持ちが楽になりました。
緊張するのが当たり前だと気がついただけなんです。
緊張することに変わりはありませんが、ホッとしたように思います。
あなたはこの対人恐怖症の話どう思われますか?
この本の内容に関して正確に伝わっていないといけないので、この本を紹介しておきます。
興味のある方は読んでみてください。
本城武則さんの「なぜ私たちは3か月で英語が話せるようになったのか」です。
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ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com