「全身を整えてください。」
「からだ全体のめぐりをよくしてください。」
こんなご要望のあるときに入江式の施術をします。
こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
今回は、入江式 その二 の続きで、入江式の手順のお話です。
1.手掌と手首の近くを診て、メインになる経絡を決める。
2.手足から4つの経穴(いわゆるツボ)を選ぶ。
3.そこに細くて短い鍼を打って、その鍼に「IPコード」をつなぐ。
4.しばらくそのままにしておく。
入江式 その二 で、入江式のシステムに従って手足から四つの経穴を選び、そこに浅い鍼をするというところまでご説明しました。
選んだ経穴にイオンパンピングコードをつなぐ
今回は3.からです。
鍼をして、そこにイオンパンピングコード(以後、IPコード ※ 注1)をつなぎます。
2.で選んだ四つの経穴(ツボ)を、このコードで相関させるわけです。
IPコードは両端がグリップになっていて、鍼をはさめるようになっています。
銅線でつながれていて間にダイオードがついています。
イオンが一定方向に流れるようになっています。
構造としてはそれだけです。
電源も必要ないですし、電池も使いません。
ですからビリビリしたり筋肉がビクビク動くこともありません。
「全身のイオンの平衡を整える。」
はっきり言えることはこれです。
つないだ後は、師匠のいた入江薬局では赤外線か遠赤外線を腹部に当てていましたが、私の場合は往診なので、あずきのホットバッグを腹部に置いてお腹を温めます。
入江先生が、
(温めると)「なんか(IPコードの)働きを加速させるんだわ。」
と、おっしゃっていたのをよく覚えています。
そのまま10分〜15分置いておきます。
つないだ後、置いておきますが、そのまま放っておくわけではありません。
入江FT(こちらを参考になさって下さい。)でその治療が正しいのかどうかのチェックを何度かします。
修正が必要な場合は鍼を打ちなおします。
IPコードをつないで、しばらくすると眠られる方が多いです。
終わって鍼を抜くときまで起きられない方もいらっしゃいます。
中には眠った自覚すらない方もいらっしゃいます。
入江式が終わったあとは、スッキリ or リラックス
終わった後の反応は、
「ああ、すっきりした。」「ああ、ぐっすり眠れた。」
などのスッキリ系と、
「もうちょっと寝てたかった。」「帰るのメンドくさなってきたわ。」
などのリラックス系。
この二系統があるように思います。
その時、その方の体に必要な、体が望む状態になっているのだと私は思います。
細かいことはすっとばすと、入江式の施術はこんな感じです。
分かりにく説明をここまで読んでいただいてありがとうございます。
※ 注1:IPコード
旭物療器研究所さんによると、
「イオンパンピングコードは、クリップ内にダイオードを内蔵したコードです。
ダイオードの整流作用により、一定方向のみ電流が流れるようになっています。」
ということです。詳しくは旭物療器研究所さんのHPをご覧になってください。
私は鍼灸師です。これからママ,パパになろうとされている方のお手伝いをしています。
私の施術は、恥ずかしい思いをすることなく受けられます。
トリガーポイントアプローチと入江式であなたの人生を楽しくする
ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
不妊(男性不妊も含む)でお悩みの方はご相談ください。
相談無料です。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう)平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com