こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

今回は、「ED」と「勃起の化学反応」を分かりやすく脚色してお話します。（正確ではないのですが、あらすじを分かっていただくために、あえてそうしました。）

 

１．「勃起の化学反応」登場人物

 

「勃起物質」　“cGMP（サイクリックGMP）”

“cGMP”は、「サイクリックGMP」＝血管を広げる物質です。

“GC”の働きで合成されます。

 

「勃起メーカー」　“GC（グアニル酸シクラーゼ）”

“GC”は、「グアニル酸シクラーゼ」＝“cGMP”の産生をうながします。

細胞内と細胞膜にあって“NO”と結合して活性化します。

 

「勃起社長」　“NO（一酸化窒素）”

“NO”は、「一酸化窒素」＝“GC”にくっついて“GC”を活性化させます。

陰茎（ペニス）にある神経から放出されます。血管の細胞でも作られます。「勃起の化学反応のキッカケ」になります。

 

「勃起クラッシャー」　“PDE5(ホスホジエステラーゼ5)”

“PDE5”は、「ホスホジエステラーゼ5」＝勃起を鎮める酵素です。　

“ｃGMP”を分解する酵素です。ED治療薬（バイアグラ等）は、この“PDE5”の働きを阻害します。

 

勃起物質は“cGMP（サイクリックGMP）”

勃起物質を作り出す“GC（グアニル酸シクラーゼ）”と、

その“GC”に勃起の指令を出す“NO（一酸化窒素）”

勃起物質を分解して勃起を鎮めてしまうのが“PDE5（ホスホジエステラーゼ5）”

 

２．勃起化学反応の起こる順

 

① まず、「勃起社長」の“NO（一酸化窒素）” が、勃起指令を出します。

② 次に、「勃起物質メーカー」“GC（グアニル酸シクラーゼ）” は、「勃起物質」“cGMP（サイクリックGMP）”を作ります。

③ そして、「勃起物質」“cGMP（サイクリックGMP）” は、陰茎（ペニス）の血管を拡げて「陰茎を勃起」させます。

④ ところが、“PDE5” は、勃起を鎮めてしまいます。いわば「勃起クラッシャー」です。

 

 

３．EDの原因は、“cGMP”と“PDE5”の綱引き

勃起が十分でなかったり勃起しないのは、「勃起物質」である“cGMP（サイクリックGMP）”の量が勃起を完成させるほど充分ではないからです。

もともと陰茎（ペニス）に豊富に存在する「勃起クラッシャー」“PDE5（ホスホジエステラーゼ5）”の働きを上回る量の「勃起物質」“cGMP（サイクリックGMP）”が作り出せないと勃起が完成しません。

勃起するかしないかは、「勃起物質」と「勃起クラッシャー」の綱引きなのです。

「勃起物質」“cGMP（サイクリックGMP）”の作られる量の方が多いのか？

それとも、「勃起クラッシャー」“PDE5（ホスホジエステラーゼ5）”が、「勃起物質」“cGMP（サイクリックGMP）”を分解してしまう量の方が多いのか？

この二つの物質量によって勃起の完成が左右されます。

ED治療薬（バイアグラ等のPDE5阻害剤）は、この“PDE5”の働きを抑制し“cGMP”が分解されるのを防ぐことで、勃起を成立させます。

 

４．平癒堂鍼灸、EDへのアプローチポイント

平癒堂鍼灸の施術は、「骨盤内臓器の血流増加」で生殖器の機能向上（男性ホルモン分泌量増）を目指します。

男性ホルモンの分泌量が増えれば、勃起の化学反応のきっかけとなる「勃起社長」“NO”の産生量が増えることが予測できます。男性ホルモンはNOをコントロールしているからです。

その結果EDを改善に導くことが期待できます。

 

EDでお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方（男女とも）はご相談ください。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

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ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう)　平谷　透　E-Mail : shinq.th@gmail.com