更新記事

挿入前に萎えるのは前戯に集中し過ぎるから!?

さっきまであんなに元気だったのに、「さあ、これからっ!!」って時(挿入直前)にどうして元気なくなってるの!?

あなたはそんな経験したことはありませんか?

最初勃起したときはかなり硬いのに、前戯を終えて挿入する直前の段階でペニスが軟らかくなってしまっている。

一旦勃起したときがかなりの硬さだけに、「どうして挿入前に軟らかくなってしまうんだろう?」とお悩みの方は非常に多いと思います。

今回は、挿入前に萎える原因とその解決方法についてお話しします。

目次

○勃起は自律神経の反射によって自然に起こる生理現象

○勃起するかどうかは勃起に必要な条件が揃っているかいないかで決まる

○勃起の方程式と勃起に必要な条件としての「快感」

○そもそも「快感」とは何か?

○挿入前でも萎えないようにするには自分の快感が必要

○挿入前に萎える原因と解決するための方針(中間まとめ)

○挿入前って何をしているとき?

○前戯中には自分の感覚がお留守になっている

○自分の感覚がお留守 = 自分の感覚が自覚できていない

○萎えないようにするには感覚を味わうことが必要(結論)

○感覚を味わうとは、ただ感覚を楽しむこと

○感覚を味わうプラス脳の性的興奮で快感が得られる

○感覚を味わうのは難しくトレーニングが必要

○感覚を味わうトレーニングがED改善脳トレ

○総まとめ

○感覚を味わうための裏技(前戯中でも勃起を持続させる方法)

○勃起は自律神経の反射によって自然に起こる生理現象

さっきまで元気だったペニスが、「さあ、これから(挿入)!!」というタイミングで、元気なく軟らかくなっていたら、「頼むから硬くなれ!!」って思いませんか?

でも、「硬くなれ!!硬くなれ!!」といくら強く念じても硬くなりませんよね。

それには理由があります。

実は、勃起は自律神経の働きによる生理現象なので、自分の意思ではコントロールできません。

自律神経は内臓をコントロールしてくれています。

心臓や血管、肺、胃や腸などの消化管も全て自律神経が自動的に、言わば勝手にコントロールしてくれています。だから、眠っていて意識のない状態でも呼吸は止まりませんし、心臓も止まりません。内臓がきちんと働いてくれるのは自律神経のおかげなのです。自律神経は、自分の意思とは関係なく起こる生理現象を作り出してくれているのです。

ペニスやその他の男性生殖器も内臓です。内臓だからペニスや男性生殖器の働きは自律神経がコントロールしてくれています。

勃起も射精も自律神経がコントロールしている生理現象というわけですです。

どれだけ、ペニスに「硬くなれ!!」と強く念じても硬くならないのは、勃起は自律神経の働きによるもので、自分の意思とは関係なく起こる生理現象だからです。(勃起は生理現象なので「勃起しなくてもあなたのせいではありません」というお話はコチラ

○勃起するかどうかは勃起に必要な条件が揃っているかいないかで決まる

逆に言えば、勃起は生理現象なので、条件さえ揃えば自分の意思とは関係なく自然に(勝手に)起こります。

勃起するかどうかは勃起に必要な条件が揃っているかいないかだけで決まると言えます。

だから、「セックスの序盤で勃起していたのは「勃起に必要な条件が揃っていたから」で、「挿入前に萎えてしまうのは勃起に必要な条件が揃わなくなってしまったから」、ということになります。

最初は勃起していたので、もともと勃起する能力はあるわけです。ですから、挿入前に萎えないようにするには、挿入前に「勃起に必要な条件を揃える」ことが必要となります。

では、挿入前に揃っていなかった「勃起に必要な条件」とは何だと思いますか?

答えは、「快感」です。

ここで「勃起に必要な条件と挿入前の萎えの原因である快感」について説明させてください。

○勃起の方程式と勃起に必要な条件としての「快感」

勃起に必要な条件は主に3つあります。

平癒堂鍼灸では「勃起の方程式」を使って説明しています。

勃起 = 脳の性的興奮 × 快感 (前提条件:リラックス)

私が平癒堂鍼灸の臨床経験から導き出した「勃起の方程式」です。

この式が成り立つにはリラックスが前提条件となります。リラックスとは生理学的に言うと自律神経の状態が副交感神経優位の状態(=リラックス)で、それが勃起の前提として必要ということです。(自律神経と勃起の関係に関するお話はコチラ

勃起に必要な条件3つとは、前提としての「リラックス」、そして「脳の性的興奮」と「快感(=気持ちいい)」です。

挿入前に揃っていなかった勃起に必要な条件、それは「快感(=気持ちいい)」です。

ほぼ言い切れます。

一旦は十分な勃起ができているので、不足していた(揃っていなかった)のは「快感(=気持ちいい)」です。

そして、「快感(=気持ちいい)」にも、実は定義があります。(平癒堂鍼灸独自の定義です)

○そもそも「快感」とは何か?

快感は「快(こころよ)い感じ」と書きますが、感覚ではなく脳の認識です。

実は、気持ちいい(=快感)は感覚ではありません。

実際の感覚は、主に、触る・触られるの「触刺激」、圧す・圧されるの「圧刺激」、さする・さすられるの「振動刺激」、冷たい・温かいの「温度刺激」など、それぞれの刺激に対する感覚です。それらの感覚が脳で統合(情報処理)されて「気持ちいい(=快感)」かどうかが決まります。

「気持ちいい(=快感)」かどうかは、自分の考えではなく脳が自動的に下す判断・認識なのです。

そして、脳が快感を認識するには、「脳が性的に興奮しているときに脳に入力される皮膚感覚が一定量以上必要」です。(平癒堂鍼灸の快感の定義による)

とりあえず今は、皮膚感覚が多い方がいいと思っておいてください。

快感の認識 : 脳が性的に興奮しているときに、脳に入力される皮膚感覚が一定量以上必要

ということです。

○挿入前でも萎えないようにするには自分の快感が必要

快感の認識には脳に入力される皮膚感覚の「量」が重要なので、どこの部分の皮膚感覚かはあまり関係ありません。

つまり、直接ペニスに刺激が加わっていなくても、他の部分の皮膚感覚によって脳が快感を認識すれば(快感が得られれば)勃起はできるということです。

だから、たとえ挿入前でペニスに刺激が入っていない状態でも、快感(=気持ちいい)さえ得ることができれば、勃起に必要な条件が揃うので、萎えるのを防ぐ(勃起を持続させる)ことができるようになります。

挿入前の萎えを防ぐには勃起に必要な条件の一つである「快感」が必要なんです。(気持ちいいを増やすオナニーのお話はコチラ

○挿入前に萎える原因と解決するための方針(中間まとめ)

挿入前の萎えに話を戻して、ここまでをまとめます。

① 挿入前に萎えてしまうのは、勃起に必要な条件の「快感」が足りていない(揃っていない)から。

② 「快感」は感覚ではなく脳の自動的な判断である。

③ 「快感」は脳が興奮しているときに入ってくる皮膚感覚の量で決まるので、ペニスに刺激が入っていなくても体の他の部分への刺激でも快感を得る(脳が快感を認識する)ことができる。

④ ①②③のことから、挿入前に萎えないようにするには(自分の)快感が得られるようにすることが必要だ。

挿入前に萎えるのは快感が不足していて、快感を得られれば挿入前でも萎えないようにできるという理屈は分かっていただけたでしょうか?

では次に、なぜ挿入前(前戯中・前戯の後)に快感が得られなくなってしまうのかを説明します。

快感が得られない原因が分かれば、快感を得るための具体的な方法も自然に浮かび上がってきます。

(平癒堂鍼灸へのご相談はコチラから)

○挿入前って何をしているとき?

「挿入前」って結局、どういうタイミングのことなのでしょうか?何をしているときでしょうか?

「パートナーに気持ちよくなってもらうための前戯中か前戯の後」であることが多いと推測できます。

挿入前=前戯中、もしくは前戯後

ということです。

○前戯中には自分の感覚がお留守になっている

パートナーに気持ち良くなってもらうために、「パートナーの体のどの部分をどう刺激したらいいのか?」に全神経を集中させている。

なおかつ、パートナーが気持ちよくなっているかどうかを確かめるために「パートナーの反応にも神経をとがらせている」

そんな状態になっていませんか?

そのとき、ほとんどの方が「自分の感覚がお留守」になっています。

○自分の感覚がお留守 = 自分の感覚が自覚できていない

「自分の感覚がお留守になる」とは、自分が前戯で使っている自分の手・指・口・舌の感覚が自覚できていない状態です。自分の感覚がないはずはないのだけれど、その感覚をきちんと捉えられていない。自分の感覚が分かっていない。という状態です。

自分の感覚がお留守=自分の感覚が自覚できていない

です。

思い出してください。勃起に必要な条件である「快感」は、脳が性的に興奮しているときに入ってくる皮膚感覚の量で決まります。

自分の感覚がお留守になって、自分の感覚が自覚できていない状態では、快感の認識に必要となる脳に入力される皮膚感覚の量が少なすぎます。脳に皮膚感覚が入力されていないことと同じなので、脳は快感を認識できず(快感が得られず)、結果萎えてしまいます。

自分の感覚が自覚できていない=快感の認識に必要な皮膚感覚の量が少ない=脳に皮膚感覚が入力されていないのと同じ=快感が認識されない=勃起に必要な条件が揃わない=萎える

ということです。

○萎えないようにするには感覚を味わうことが必要(結論)

快感を得て萎えないようにするには、「自分の感覚を自覚する」ことが必要です。

「自分の感覚を自覚する」とは、「自分の感覚を味わう」ことです。

前戯中に自分の感覚を味わえていますか?

挿入前の萎えを経験する人のほとんどが、前戯中に自分の感覚を味わえていません。

「う~ん、そういえば自分の感覚なんて気にしたことなかったです。」

という方があまりにも多いです。

“前戯中はパートナーのことだけに集中しすぎている。だから自分の感覚を自覚できなくて自分の快感が得られず萎えてしまう。”

これが挿入前に萎える現象の本質であると私は考えています。

だから、挿入前(=前戯中)に快感を得て萎えないようにするにはズバリ、「自分の感覚を自覚する」=「自分の感覚を味わう」ことが必要なんです。

(自分の感覚を味わって自分の快感を増やすトレーニング方法に関するお話はコチラ

○感覚を味わうとは、ただ感覚を楽しむこと

ところが、この「感覚を味わう」ってピンときにくいと思います。

なぜなら、日常生活で「感覚を味わう」ことが少ないからです。

子供の時に体を使って遊んだ記憶があると思います。

海やプールで泳いだり、水遊びしたり、

山で木に登ったり、虫を取ったり、川遊びをしたり、

公園でジャングルジムに上ったり、ブランコを漕いだり、

そのとき何が楽しかったですか?

思い出してみてください。

体を使って遊んでいること自体が楽しかったのだと思いませんか?

体を使って遊んでいるときの、その体の感覚をただ味わっていただけじゃないですか?

その感覚をただ味わうこと自体が楽しかったんじゃありませんか?

その時のことを思い出してみてください。

体に感じるがままにさせておいて、生じた感覚を、ただそのまま素直に受け取って自分のものにする感覚。それが「感覚を味わう」です。

「子供の頃スライムで遊んだことはありますか?」とお聞きしたら、ほとんどの方がイエスと答えます。

「なぜ、スライムで遊んでいたんですか?」

「何が楽しかったですか?」

と続けてお聞きすると、

「あの感覚がよかったんですかね。」とか、

「指の間から冷たいのが、にゅ~っと来て気持ちよかったです。」

そんな感じで答えてくださる方が多いです。

「別にスライムで遊ぶことに意味とか目的とかはなかったと思います。」

そういう意味のことを言われる方もいらっしゃいます。

そうです。ただ感覚を楽しんでいただけなんです。

それです。それが「感覚を味わう」ってことです。

○感覚を味わうプラス脳の性的興奮で快感が得られる

その「感覚を味わう」をしているときに、脳に自分の皮膚感覚がきちんと入力されるんです。

そしてそれが、脳が性的に興奮している時であれば、、、

そうです。脳は快感を認識します(快感が得られます)。

だから、挿入前(=前戯中・前戯後)に萎えないようにするには、

“パートナーのことばかりを気にするのではなく、自分が前戯で使っている手・指・口・舌の感覚を味わえるような、そんな愛撫をしてください。“

そうすれば、

自分の感覚を味わう=自分の感覚を自覚する=脳に自分の感覚が入力される

と、なるので、脳が快感を認識し、勃起に必要な条件が揃うので勃起できる、つまり、挿入前でも萎えないようになります。

○感覚を味わうのは難しくトレーニングが必要

実は、日頃から「自分の感覚を味わう」ことが少ない人が、セックスのときだけ「自分の感覚を味わう」をしようとしてもうまくいきません。

トレーニングが必要です。

それが「ED改善脳トレ」です。

平癒堂鍼灸では、鍼治療とセルフトレーニングで「勃起しやすい体作り」をして、ED改善脳トレで「勃起の続く脳の使い方」を手に入れていただくことで、勃起のお悩みを解決するお手伝いをしています。(「ED改善脳トレ」が出てきて唐突に宣伝になってしまいましたが、都会に住む現代人のほとんどが感覚を味わうトレーニングが必要なのは事実です。笑)

○感覚を味わうトレーニングがED改善脳トレ

ED改善脳トレは「感覚を味わう」トレーニングです。

感覚を味わうことで脳に感覚をきちんと入力して、脳が快感を認識しやすくするトレーニングです。

ED改善脳トレは、脳の使い方のクセを変えることで快感を得やすくするトレーニングとも言えます。

ED改善脳トレにご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

○総まとめ

「勃起」は自律神経の働きによる生理現象で自分の意思ではコントロールできなくて、条件さえ揃えば自分の意思とは関係なく勝手に起こるものである。

「挿入前に萎える」のは、パートナーのことに集中し過ぎて、勃起に必要な条件である「快感」が得られていないから。

快感を得て「挿入前の萎えを防ぐ」には、「自分の皮膚感覚を自覚」しなければならず、それには「感覚を味わう」トレーニング=ED改善脳トレが必要である。

「挿入前の萎え」を解決するには、感覚を味わうトレーニングであるED改善脳トレが必要である。

平癒堂鍼灸へのご相談はコチラから)

○感覚を味わうための裏技(前戯中でも勃起を持続させる方法)

挿入前の萎えの根本的な解決法ではありませんが、前戯中でも勃起が続くようにする裏技がありますのでお話しします。

“初めて触れるように愛撫してみてください。”

初めて女性の体を直接見て、初めて女性の体に触れる時、どんな触り方になるか想像してみてください。

決して乱暴な触り方にはならないと思います。

やさしい、非常にソフトなタッチ(触り方)になるはずです。

そのタッチが「自分の皮膚感覚=自分の手・指・口・舌の感覚」を自覚できる、感覚を味わうことのできるタッチです。

初めて、女性の胸を触るとき、どんな触り方になると思いますか?

まだ女性の胸を触ったことのない方も、触ったのはもうずいぶん前だという方も、初めて女性の胸を触るとしたら、どんな触り方になるかを想像して、そのように触れてみてください。

ED改善脳トレをやらなくても、前戯中も勃起が持続するかもしれません。

それでもダメなら平癒堂鍼灸にご相談ください。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。
新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com