こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
目の前で愚痴が始まったときの対処法
あなたは友人が愚痴るのを聞いて、
「ああ、また始まった...」
と思ったことはありませんか?
聞くのもしんどくなってきて、
「じゃあ、もうやめたら?」と言おうものなら、
「でも、なんとかかんとか...」から始まって、やめられない理由をさんざん聞かされて、
「やめられへんのやったら、文句言わんとしっかりやれよ!」って心の声が叫ぶんですが、
それを言うと、その後が大変になりそうなんで、もう友人に何も言う気がなくなる。
どっと疲れます。
こんなとき、どうしたらいいんでしょう?
どうしたら自分の気持ちを良い状態に持っていけると思いますか?
今回は、「心のマネージメント」のお話です。
ありがちな4つの考え
①自分以外を変える
いつもと同じ場所じゃなかったら友人も愚痴らなかったかもしれません。
いつもと違う場所だったら、あなたも愚痴が新鮮に聞こえるかも?
今から気分が変わるような場所に移動しますか?
ちょっと難しいですね。
あるは、目の前にいるのが違う人なら愚痴が始まらなかったかもしれないので、
別の人と交換する。
できないですね。
②自分の行動を変える
お風呂に入ったら気分よくなるので、話の途中だが自分は温泉に行く。
買い物をしたら気持ちが上るので買い物に行く。
好きな本を読んでいるといやなことを忘れて集中できるので、話の途中だが本を読む。
自分の気持ちを変えるために、好きなことやりたいことをしようと席を外したり帰ったりするのは難しいです。
③考えないようにする
目の前のことを気にしたり考えたりすると、しんどいので、気にしない、考えないようにする。
気にしないでおこうとすると、よけいに気になる。
考えずにおこうとしても考えてしまう。
そうです。
「~しないでおこう」とするには、まず「~する」ことを意識せずにはいられないのです。
有名な話があります。
「ピンクの象のことは考えないでください。」と言われれば、ピンクの象が必ず頭に浮かんでしまう。
っていう話です。これと同じです。
「そんなこと気にすんなよ!」と言われれば気になってしまいます。
「~しないでおこう。」は、「~する」ことを考えてしまうということです。
考えないようにはできません。
④プラス思考で乗り切る
「ああ、この人も大変なんだなあ。私がこの人の話を聞いてあげて、この人の気が晴れるなら、私もいいことをしたことになってハッピーだし...」
「人の話を辛抱強く聞くのは、私の人間としての成長にもつながるし、私のためになることだからこの人の話を聞こう。」
これ、無理がないですか?
自分にとってマイナスのことをプラスとして受け止める、いわゆるポジティブシンキングです。
自分が一旦は気分悪くなっているのに、それを無理やりねじ曲げてプラス思考に持って行ってるわけです。
うまくいったらいいですが、なかなかしんどいです。
疲れます。
不快対策思考では気持ちをコントロールできない
実は、この4つの方法は、「不快対策思考」といって、普段、我々が使っている「認知脳」のしわざなんだそうです。
この不快対策思考では自分の気持ちをコントロールできないそうです。
では、どうしたら気持ちのコントロール=心のマネージメントができるのでしょう?
自分の気持ちを良い状態にできるのでしょうか?
続きは次回で。
平癒堂鍼灸は、鍼で心のマネージメントのお手伝いをしています。
トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする
ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com