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ストレスから食べてしまうのは体がリラックスしたいから。うつではないと思っていても安心できない自律神経の異常

食欲の極端な変動は自律神経の異常

 

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

うつ症状の一つとして「食欲低下」や「食欲増加」があります。

非定型うつ病では「食欲増加」が顕著です。

極端な食欲低下や食欲増加は自律神経の障害でもあります。

自律神経は交感神経系と副交感神経系で構成されています。

起きて働いているときは交感神経系が優位に、自分の居心地が良いところでリラックスしている状態のとき は副交感神経系が優位になっています。

交感神経は仕事・戦闘モード、副交感神経はリラックス・回復モードって感じです。

「ストレスから食に走る」という経験をされる方は多いと思います。
食欲の増減は自律神経と密接な関係があります。

 

なぜストレスを感じると食べてしまうのか?

 

 

食べると胃袋に物が入ります。

反射で消化器官が働きます。

消化管は副交感神経が司るので、消化管が活動すると強制的に副交感神経優位の状態になり、体がリラックス状態になります。

ところが、ストレス状態にあって精神的な緊張がなかなか解けない場合は、交感神経優位の仕事・戦闘モードが続きます。
当然それでは体が休まりません。

そこで、ストレスを受けすぎてリラックスを求める体は、リラックスするスイッチとして食べるという行動をとることになります。

これが、ストレスを感じると食べてしまう原因です。

お腹が減っていなくてもリラックスするために食べてしまうわけですから当然、体重は増えることになります。

私たちが普段、意識して体を動かせる以外のこと(呼吸、循環、体温調節、消化など)は自律神経が勝手に行ってくれます。

本来、自律神経は「自律」の名前の通り、私たちの意思とは関係なく私たちの生命維持活動をおこなってくれるはずです。

食欲の異常は、こころのアンバランスが自律神経に影響を及ぼすようになってしまっている状態だと考えられます。

 

自律神経にアプローチする入江式とトリガーポイント療法

 

入江式の治療は自律神経にアプローチできます。
食欲の増減に影響を与えることができます。
食欲のコントロール(自律神経のコントロール)は、うつの症状を減らすことにもなります。

トリガーポイント療法もまた、食べることに頼らず体をリラックスさせることができます。

環境を変えることは難しくても体の反応を変えることができたら、毎日を少しでも楽に過ごすことができるのではないでしょうか?

食欲のコントロールができなくて困っておられる方は一度ご相談ください。

 

トリガーポイントアプローチと入江式であなたの人生を楽しくする

ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。

うつじゃないかとお悩みの方、うつ症状,抑うつ状態でお辛い方はご相談ください。
相談無料です。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com