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中折れ防止の裏技

‐目次‐

① 中折れ後の気まずい空気

② 中折れ防止の裏技

③ 裏技がなぜ有効なのか?の前に(平癒堂鍼灸仮説:勃起の方程式と快感の認識)

④ 中折れの原因は快感不足

⑤ 挿入中の快感不足の原因は脳のメモリ不足

⑥ 脳のメモリ不足で快感の認識に必要な感覚情報が処理されず快感不足が発生

⑦ 脳のメモリ不足を引き起こす原因「別のこと」

⑧ 思考を脳から追い出して脳のメモリ不足を防ぐ

⑨ 思考を脳から追い出すトレーニングがED改善脳トレ

⑩ 中折れ防止の裏技がうまくいかない場合

 

① 中折れの気まずい空気


一旦は勃起するものの、なぜか挿入後萎えてしまう「中折れ」。

ED(勃起不全)ではよくみられる現象です。

萎えた自分は理由が分からずパートナーに申し訳なく思い、パートナー女性は私のどこがダメなんだろうと思い、気まずい空気が流れる。こういう経験をされた方は非常に多いと思います。

そんな気まずい空気を味わうことのないよう「中折れ防止の裏技」と言える方法をご紹介します。誰でもすぐできることなので中折れの経験のある方は試してみてください。それでダメでもまだあきらめないでください。他にも方法はあります。

まずは、裏技から。

 

※ 注意 このコラムの内容について

中折れを経験したことのある方でも、「勃起はできるし、勃起しているときは十分硬いし、萎えるのも毎回ではないので自分はEDではない」と思っている方は多いと思います。でも、そのまま放っておいても中折れしなくなることはありません。むしろ、年齢とともに途中で萎えることが増えていきます。だから、一度でも中折れの経験のある方には、この裏技を知っておいて欲しいと思います。(読むのが面倒くさい、読んだけどピンとこない、でも、中折れを何とかしたい方は平癒堂鍼灸にご相談ください。相談無料です。)

 

② 中折れ防止の裏技と注意点


裏技は2種類あります。両方やってください。

一つは、「挿入してからは、できるだけパートナーとの密着度の高い体勢にすること」です。

もう一つは、「挿入中はできるだけパートナーの体を触りまくること」です。「触る」程度では不十分です。触りまくってください。

注意点があります。

パートナーと体を密着させるときは、パートナーと密着している「自分の皮膚感覚を大事に」してください。パートナーの体を、ただ触りまくるだけでなく、パートナーの体の感触を味わいながら触りまくってください。

「挿入中に、ペニスの感覚以外の皮膚感覚もたくさん得られるようにする」というのが裏技です。そんなことで中折れが防止できるの?と思われる方も多いと思います。

なぜペニス以外の皮膚感覚がたくさんあればいいのか?それには理由があります。

裏技がどうして有効なのか?その理由を知っていただくと、さらに裏技の効果が実感できるようになると思います。裏技の効果を最大限にされたい方はこの後もお読みください。(中折れ防止に関する YouTube 動画「中折れしない勃起の作り方」はコチラ

 

③ 裏技がなぜ有効なのか?の前に(平癒堂鍼灸仮説:勃起の方程式と快感の認識)


裏技がどうして有効なのかを理解していただく前に知っておいて欲しいことがあります。

「勃起の方程式」と「快感の定義」です。

(このコラムでお話する「勃起の方程式」と「快感の定義」は平癒堂鍼灸独自の概念です。)

まずは、勃起の方程式です。

勃起 = 脳の性的興奮 × 快感 (式が成り立つ前提としてリラックス)

勃起するには、リラックスしていて、脳の性的興奮と快感が必要です。勃起は「脳の性的興奮」と「快感」の掛け算なので、「脳の性的興奮」と「快感」のどちらかが大きければ、もう片方は少し小さめでも勃起できます。(勃起の方程式についての YouTube 動画はコチラ

次は、快感の定義です。

快感は脳の認識で、脳が快感を認識するには脳が性的に興奮しているときに入ってくる皮膚感覚の量が一定量以上必要。

快感は感覚ではありません。快感を伝える神経はありません。皮膚の感覚は、触る・触られるの「触覚」、圧す・圧されるの「圧覚」、なでる・さするの「振動覚」、それに温かい冷たいなどの「温度覚」です。脳でそれらの感覚情報が統合されて、その時の状況(皮膚感覚以外の五感情報も含む)によって、脳が快感かどうかを判断します。快感は思考や意思とは関係ありません。快感は論理的思考の結果ではありませんし、自分の意思でコントロールできません。脳が自動的に下す判断(認識)です。(快感の認識に関する YouTube 動画はコチラ

どうして挿入後に萎えてしまうのか?萎えるとは、「挿入前の勃起の状態が維持できない」ということです。つまり勃起が続かないということです。これを勃起の方程式と快感の定義に当てはめて考えてみましょう。

 

④ 中折れの原因は快感不足


挿入前に勃起していますから、勃起の方程式に当てはめて考えると、挿入前は、リラックスできていて、脳の性的興奮も快感もあるということです。では、その後の挿入中に何が起こっているのでしょうか?

平癒堂鍼灸でのヒアリングの結果から、中折れする直前の感覚で多かったのは、「知らないうちに素になっていて」、「なんかだんだん頭が冴てきて」、「なんか関係ないこと考えてしまっていて」、という明らかに脳の性的興奮がなくなってきている状態を示す表現です。

では、なぜ興奮がなくなってくるのか?

気持ちよくないからです。=快感不足です。

しかも頭で何か考えてしまっている。考えるから気持ちよくなくなるのではなく、気持ちよくないから何か考えてしまっているのだと私は考えています。

快感が不足しているから思考が入り込むすきができてしまっているということです。

快感の認識には、脳が性的に興奮しているときに入ってくる皮膚感覚の量が一定量以上必要ですから、挿入中に萎えてしまうのは「脳に入ってくる皮膚感覚が少ないから」です。快感の認識に必要な皮膚感覚の量が足りていないわけです。

ところがペニスの皮膚感覚も含めて皮膚感覚が無い訳ではありません。皮膚感覚が本当にないのなら重篤な神経や脳の疾患です。神経内科の受診が必要です。でも、ほとんどの場合そうではありません。皮膚感覚がないのではなく、皮膚感覚があるにもかかわらず、その感覚によって快感が得られていないことが問題ということです。快感の認識に必要な皮膚感覚はあるはずなのに、なぜか快感不足が起こっているということが問題なのです。

平癒堂鍼灸では、皮膚感覚はあるのに快感不足が起こっている原因は「脳に届いている感覚が非常に少ない」ことにあると考えています。(快感不足の自覚がある方は平癒堂鍼灸にご相談ください。相談無料です。)

 

⑤ 挿入中の快感不足の原因は脳のメモリ不足


「脳に届いている感覚が非常に少ない」状態とは、イメージ的には「感覚が味わえていない」ということです。「感覚が脳に届いていない」でもいいです。挿入中の「ペニスとその他の皮膚感覚が味わえていない」ということです。

なぜペニスとその他の皮膚感覚が味わえていないのか?

この時、脳の中ではメモリ不足が起こっています。

脳には、短期記憶や今の感覚情報(感じる)に基づいて、目の前のことを考えたり、今何をするか決める情報処理に使うワーキングメモリがあります。(脳科学では、主に脳の前頭前野の機能と考えられています。)今している作業に使われるメモリですので作業領域メモリやワーキングメモリと呼ばれます。コンピュータで言うところのRAM(Random Access Memory)です。記憶領域であるROM(Read Only Memory)とは異なるメモリです。

挿入中のペニスとその他の感覚情報を処理することに使うはずの脳のメモリが「別のこと」に使われてしまっていて、脳内で「挿入中のペニスとその他の感覚」が、快感の認識に必要な皮膚感覚として処理されなくなっている状態です。処理されていないので脳に感覚が届いていないのと同じです。これが「脳にペニスとその他の感覚が届いていない=ペニスとその他の感覚が味わえていない」時の脳の状態です。

 

⑥ 脳のメモリ不足で快感の認識に必要な感覚情報が処理されず快感不足が発生


繰り返しになりますが、「快感の認識=脳が性的に興奮しているときに脳に入力される皮膚感覚の量が一定量以上」(平癒堂鍼灸仮説)です。ペニスとその他の感覚が実際には入力されているにもかかわらず、その感覚情報が処理されていないということは、感覚が脳に届いていないのと同じで、脳にペニスとその他の感覚が入力されていないのと同じことです。感覚はあるはずなのに感覚を味わえていない状態です。

快感の認識に必要な皮膚感覚の量が少ない(足りない)ので脳は快感を認識できず、結果として快感不足に陥ってしまいます。勃起=脳の性的興奮×快感(勃起の方程式:平癒堂鍼灸仮説)ですから、快感が不足しているので挿入中に萎えてしまいます。これが脳内で起こっているメモリ不足からくる快感不足と中折れのメカニズムです。

では、脳のメモリ不足を引き起こしてしまう感覚情報でない「別のこと」とは何なのでしょうか?

 

⑦ 脳のメモリ不足を引き起こす原因「別のこと」


快感不足の原因は、脳のメモリ不足で、脳のメモリ不足の原因は、「感覚情報の処理とは『別のこと』に脳のメモリが使われてしまうこと」にあります。

この「別のこと」とは、「勃起に対する不安」「パートナーへの過集中」です。

「最後まで勃起が続くかなあ?」「途中で萎えてしまわないかな?」といった「勃起に対する不安」や、パートナーを気持ちよくさせたい気持ちが強すぎるがゆえの、「パートナーを気持ちよくさせることへの過集中」が、感覚情報の処理とは「別のこと」なのです。

勃起に対する不安で文字通り「頭がいっぱい」になってしまうことで、脳のメモリがペニスとその他の感覚処理に使えなくなってしまいます。メモリ不足⇒自分の感覚未処理⇒快感不足です。

パートナーを気持ちよくさせることへの過集中では、パートナーのどの部分をどういう風に刺激すればいいか?そして今自分がしていることはパートナーを気持ちよくさせているのか?ということに脳のメモリを使ってしまって、勃起に必要な自分の感覚が脳内で処理されなくなっている状態です。「勃起に必要な自分の感覚がお留守」になっている状態です。これもまた、メモリ不足⇒脳が自分の感覚情報をスルー⇒快感不足です。

では、どうすれば脳のメモリ不足が原因で起こる、自分の感覚情報の未処理や自分の感覚情報のスルー(=感覚を味わえていない)による快感不足を避けられるのでしょうか?

 

⑧ 思考を脳から追い出して脳のメモリ不足を防ぐ

脳がメモリ不足に陥らず、ペニスやその他の感覚情報を処理(=ペニスやその他の感覚を味わう)できるようにするには、「勃起に対する不安」や「パートナーへの過集中」を、脳から追い出すことが必要です。感覚情報の処理に使えるメモリの空き容量を増やすことが必要だということです。

「勃起に対する不安」や「パートナーへの過集中」は言わば思考です。考えているわけです。脳から思考を追い出すことが脳のメモリ不足を防ぎます。思考を追い出すには、物理的な刺激を入れて感覚をどんどん生じさせて思考が入り込むすきを与えないようにすることが有効です。

先にお話した中折れ防止の裏技である、「パートナーとの密着度を上げて、パートナーの体を触りまくる」ことが、自分の皮膚感覚をどんどん生じさせることとなり、思考が入り込むすきがなくなります。感覚をどんどん生じさせて、思考ではなく感覚の情報処理だけに脳のメモリを使わせるようにするためには、パートナーに密着して触りまくることが必要なので、それがそのまま裏技になるということです。

 

⑨ 思考を脳から追い出すトレーニングがED改善脳トレ


「脳にどんどん感覚を入力することで、脳から思考を追い出して、脳のメモリを感覚処理だけに使って快感の認識に必要な感覚の量を確保して快感不足を避けることで中折れを防止する」という理屈はご理解いただけたでしょうか?

実は、「脳にどんどん感覚を入力して思考を追い出す」にはトレーニングが必要です。それがED改善脳トレなんです。どんどん感覚を入力して思考を追い出すには、「感覚を脳に届ける=感覚を味わう」が必要です。

その感覚を味わう(=感覚を脳に届ける)トレーニングがED改善脳トレです。

 

ED改善脳トレに関するコラムはコチラ。ED改善脳トレの YouTube 動画(再生リスト)はコチラ

 

⑩ 中折れ防止の裏技がうまくいかない場合


今回このコラムのタイトルを、「中折れ解決法」ではなく「中折れ防止の裏技」としたのは、この裏技がそのまま使える方とそうでない方が出てくるからなんです。

「感覚を脳に届ける=感覚を味わう」ことを意識することですぐできるようになる方もおられますが、そうでない方の方が多いと思います。特に、勃起に多少なりとも不安のある方の大部分は、「感覚を脳に届ける=感覚を味わう」ことが不得意なので、この裏技がうまく機能しません。

この裏技を試してすぐ効果のあった方は、「感覚を脳に届ける=感覚を味わう」ことを意識することで、すぐできるようになった方なので、ED改善脳トレは今すぐ必要ではありません。

しかし、何度かこの裏技を試してみたけどうまくいかなかった方は、今は「感覚を脳に届ける=感覚を味わう」ができていないということです。「中折れ防止の裏技」を有効にするためにはED改善脳トレが必要となります。

ED改善脳トレが必要だと分かっても落ち込まないでください。

いや、むしろ、そこは「のびしろ」です。

改善方法はあります。

勃起をあきらめなくても大丈夫です。

ED改善脳トレは正しい方法で行えば、かなりの確率で勃起の質が上がり勃起の完成度が高まります。(ED改善脳トレの動画再生リスト

ED改善脳トレって何?と思われた方、ED改善脳トレにご興味おありの方は、平癒堂鍼灸にご相談ください。来院でのご相談は無料です。LINE公式アカウントでも無料相談を承っています。

 

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com