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睡眠の質は勃起の質、きちんと眠れていますか?睡眠時無呼吸症候群(SAS)とEDの関係

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

 

きちんと眠れていると思いますか?

必要な睡眠をとれていると思いますか?

 

今回は睡眠時無呼吸症候群(SAS)とED(勃起不全)の関係のお話です。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)はED(勃起不全)のリスクファクターの一つ

(EDのリスクファクターについてはコチラも参考にして下さい。)

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ED診療ガイドライン[2012年版] 日本性機能学会ED診療ガイドライン2012年版作成委員会 編、日本泌尿器科学会 推薦 によると、

 

SASへの治療により勃起機能が改善し、PDE5阻害剤の併用によりさらに勃起機能が改善する。〔推奨グレードB〕

 

PDE5阻害薬が鼻閉を起こし、SASの悪化をもたらすことがあり、治療の際には留意が必要である。〔推奨グレードB〕

 

推奨グレードBは、“科学的根拠があり、行うよう勧められる。”ということです。

 

分かりやすく言うと、

「SASの治療は勃起機能を改善させ、加えてED治療薬の使用でさらに勃起機能が改善する。しかし、ED治療薬が鼻づまりを起こして、SASを悪化させることがあるので、ED治療薬を使うのはSASに注意が必要だ。」

ということになります。

 

なんと、SASの治療はEDを改善させるんです。

すごいと思いませんか。

詳しく見ていきましょう。

 

ED患者とSAS患者の深い関係(欧米での報告)

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ED患者のなかで軽度SAS患者の割合は43.8%。

中等度以上のSAS患者の割合は19.6%。

逆に、SASの患者のうちED患者の割合は68.8%。

また、SASのうち48%で射精障害や性欲低下が合併する。

 

という内容の記述が、前述のED診療ガイドライン[2012年版]にあります。

 

EDの患者はSASの患者である可能性が高く、SASの患者もまたEDの患者である可能性が高いということです。

 

SASとEDの関係が深いことが示されています。

 

SASの治療はEDの改善に有効

 

SASを合併したED患者を経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP*)で1カ月間SASの治療をしたところ17名中、13名でEDが改善した2005年の報告があります。(ED診療ガイドライン[2012年版]より)

 

SASにもEDにもなっている患者に対して、SASの治療がEDの改善につながるという結果です。

*  CPAPは鼻から強制的に空気を送り込む装置をつける治療法です。見た目が鼻に付ける酸素マスク(送るのは空気ですが、)のような装置を使います。CPAPのことは日本呼吸器学会のhpをご覧になって下さい。https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=141

 

どうですか?

EDでもありSASでもある場合、EDに対して直接のED治療だけでなく、SASの治療をすることでEDの改善が期待できるという結果が出ています。

 

平癒堂鍼灸からの提案

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もしあなたがEDで困っていて、SASの可能性もあるとしたらED改善のためにはSASの治療が必要です。

 

私は鍼灸師ですから、呼吸器科の医師ではありません。

ですが、あえて提案します。

 

もし、あなたがEDの自覚がある、あるいはEDかも?と思っていて、日中、「知らない間に眠っていることがある」、「眠たくなって欲しくないときに眠たくなってしまう」場合は、一度、呼吸器科や内科でご相談されてみてはいかがでしょう?

 

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

 

相談無料です。

 

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

 

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

 

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com