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痛みから逃れた結果、体と脳に起こる変化
こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。
(次の2行は、○ルゾン○えみ風でも、そうでなくてもいいです。笑)
「質問です。」
「あなたは、どこに行っても何をやってもよくならないという経験をしたことはありませんか?」
体のどこかに痛みがあると、脳が痛みから逃れようとするからだと思いますが、「体のどこがどういうふうに痛いなどの身体感覚に意識が向かない」ようになってしまうことがあります。
痛みにふたをして見ないようにする。そう言い換えられるかもしれません。
気づきにくくなる小さな体調の変化
「自分の身体感覚に意識が向かなくなる」ので、自分の身体感覚に無頓着になります。
あるいは、自分の身体感覚に敏感でなくなってしまいます。
そうすると、体調の微妙な変化に気付きにくくなります。
痛みは依然としてあるので、病院に行ったり、マッサージや鍼を受けに入ったり、ジムに通ってみたり、ヨガをしてみたり、何とか体が楽になる方法を探すことになります。
ところが、自分の身体感覚に鈍感になっているせいで、何が効いているのかいないのかが判定できません。
それが、どこに行っても、何をやってもよくならないという状態です。
身体感覚に鈍感になって、体の微妙な変化に気付けなくなっていますから、何かをして少し体の状態がよくなったとしても、脳にはそれが分からないという状態だと言えます。
あなたが今、どこに行っても何をやってもよくならないという経験の真っ最中だとしたら、自分の身体感覚に鈍感になっている可能性があります。
自分の身体感覚を取り戻して楽になる方法
そうかもしれないと思われた方は今からお話しすることをしてみてください。
時間は掛かりますが、続けることで確実に体に(厳密には脳ですが)変化が表れます。
まず、自分の体に意識を向けてみて下さい。
はじめは辛いかもしれません。今まで遠ざけていた痛みと向き合おうとするのですから。
感覚だけに意識を向けて脳の意味づけから自由になる
痛みは、もともと痛覚という感覚です。
ですが、最終的に痛みを解釈するのは脳です。
痛い→「嫌だ」「憂鬱だ」は、脳が意味をつけたからです。
痛みに意味はありません。
痛みは単に痛みなので、
「痛みがどこにあるのか?」
「どこに痛みを感じているのか?」
「どういうふうに痛いのか?」
ただ、それ(痛み)だけを感じればいいのです。
感覚だけに意識を向けて体の声に耳を傾ける
「体のどこがどういうふうに痛いのか?」
それがはっきりしてきたら、
「何をすれば痛みがマシになるのか?」
「どうすれば楽になるのか?」
が分かってくるようになるはずです。
この状態まで持ってくることができれば、治療効果の判定ができるようになります。
体にとって何がいいかが分かるようになってくるわけです。
あとは体の声に耳を傾けて下さい。
体はあなたが楽になる方法を教えてくれます。
ややこしい話を最後まで聞いていただきありがとうございます。
どこに行っても何をやってもよくならないと感じている方はご相談ください。
相談無料です。
トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。
平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com