ページが見つかりませんでした – ED・勃起不全・射精不全や男性不妊に対し、鍼治療を取り入れることで、男性機能を取り戻し、EDなどの男性特有のお悩みを改善へと導きます。 https://heiyudou.click ED・勃起不全・射精不全や男性不妊に対し、鍼治療を取り入れることで、男性機能を取り戻し、EDなどの男性特有のお悩みを改善へと導きます。 Wed, 10 Jan 2024 10:55:55 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.9 「挿入前に萎える」「中折れ」「オナニーなら大丈夫」 ~ 勃起の三大お悩み2024年版 ~ https://heiyudou.click/ed-column/5880/ https://heiyudou.click/ed-column/5880/#respond Wed, 10 Jan 2024 10:55:55 +0000 https://heiyudou.click/?p=5880

1. 勃起の三大お悩み

2024年版、勃起のお悩み大予測です。

実は、2024年に限らず、毎年というか、いつでも勃起のお悩みとしてトップレベルの相談件数を誇ってしまっている症状が3つあります。

それが、「挿入前に萎えてしまう」、「中折れする(挿入後の萎え)」、「オナニーなら大丈夫」です。

詳しく見ていきましょう。

2. 挿入前に萎えてしまって挿入できない

挿入前に萎えるといっても、挿入前の段階になって急に萎えるわけではありません。

多くの場合、パートナーと抱き合う瞬間には、もうすでに勃起していて、セックスの序盤でもあるキスの時には、もうカチカチの状態(EHSでグレード4、リンゴのイメージ)。(https://heiyudou.click/ed-column/2158/

パートナーを気持ちよくさせようと、事前に仕入れたセクテク情報を駆使して、「パートナーの体のどこを、どういう風に、どういう順番で刺激して…」と、一生懸命やっていると、その甲斐あって、

「パートナーに気持ちよくなってもらえたようだし、受け入れ状態も整ったようだから…」

「じゃあ、今から(挿入を)…」

「あれっ!?うまく入らないな?」

「あれっ!?おかしいな?なんでだろ?」

と必死に挿入を試みるも、ペニスは更に軟らかく、小さくなっていく…

仕方なく、また手と口で一生懸命パートナーの体のどこをどういう風にどういう順番で…

というのが典型的なパターンです。

挿入前にパートナーの協力が得られる場合は、何らかの方法で挿入前にペニスを刺激してもらって勃起を再度完成させて挿入できることもあります。

ですが、多くの方の場合、一旦萎えてしまうと、その後復活しにくいことが多いようです。

いわゆる前戯中に萎えてしまっているということは、前戯中に自分の快感が得られていないということになります。

快感が得られていないと、性的興奮も次第に落ちてきます。

「快感がない」、「性的興奮もない」、では勃起のしようがありません。

3.中折れする(挿入した後、射精するまでに萎えてしまう)

挿入するまでは勃起しているけれども、挿入後に萎える、いわゆる「中折れ」。

挿入するまでは何の問題もなく勃起しているのに、挿入してから射精するまでに萎えてしまう。

中折れの症状がある方の典型的なセリフが、

「知らない間に冷めてきて…」

「気が付いたら冷静になっていて…」

「なぜか抜けてしまって、見たら萎えてて…」

いずれも、性的興奮が少なくなっている自覚があるのが共通点です。

体感的に、性的興奮が落ちてくるのを自覚している場合が多いようですが、性的興奮が落ちてくるのは十分な快感が得られていないことが原因だと考えられます。

なぜなら、挿入後のペニスの感覚によって快感が得られていないケースがほとんどだからです。

4.オナニーなら大丈夫だけれどセックスで勃起が維持できない

「オナニーの時は勃起もするし射精もできるんですけど…」

と、おっしゃる方は多いです。

オナニーとセックスで決定的に違うことは、「刺激の中断があるのか?ないか?」ということです。

オナニーでは刺激が中断されることがあまりありません。

刺激が中断しても、その時間はごく限られた短い時間です。

しかし、セックスでは刺激が中断されることが、しばしばあります。

しかも、刺激が中断される時間がオナニーの時よりは長くなりがちです。

挿入前にパートナーの体を刺激している、いわゆる前戯のときや、挿入前にコンドームを装着するとき、挿入後に体位を替えるとき、などです。

刺激が中断されて萎えてしまうのは、脊髄以下の反射によって勃起していることを示しています。

勃起中枢は、脳の「視床下部」と「仙髄(脊髄の下の方)」の2つに分かれています。

勃起が安定するには、この2つの勃起中枢が連携し合うことが条件となります。

そして、この2つの勃起中枢が連携するには「快感」が必要不可欠です。

オナニーでは刺激が中断されることがほぼないので、脊髄以下の反射だけで勃起も射精もできます。

しかし、セックスにおいては刺激が中断されることはしょっちゅうですし、中断される時間も長くなるので、十分な快感が得られていないと、2つに分かれた勃起中枢の連携が取れないので、結果、萎えてしまうというわけです。

5.快感がないことが三大お悩みに共通する原因

もうお気づきだと思います。

そうです。

いずれのお悩みにも共通するのが「快感」が不足していることなのです。

本来は、脳と脊髄の二カ所に分かれた勃起中枢が「快感」によって連携されて勃起が完成します。

勃起中枢の連携に必須の「快感」が、どのお悩みにも不足しているというわけです。

6.快感を得るにはどうすればいいのか?

まず、平癒堂鍼灸の快感の定義です。

性的に興奮しているときに、ある刺激によって感覚が生じたとします。

その刺激によって生じた感覚の量が一定量以上であると、脳は、その刺激によって生じた感覚に対してその感覚が快感である(=気持ちいい)と判断します。

快感が不足しているとは、自分の体に生じた感覚が脳で情報処理されていないということです。(平癒堂鍼灸的な脳生理学的な解釈です。)

自分の体に生じた感覚が脳で情報処理されていない(=快感を得られていない)原因は、

「刺激によって生じた感覚を情報処理する脳のワーキングメモリが足りていない(よけいなことを考えている)」

「脳が刺激によって生じた感覚を、その時に重要な情報として捉えていないのでスルーしてしまう(気持ちいいセックスやオナニーの経験が少ない)」

「そもそも感覚がよく分かっていない(特にペニスの感覚)」

などです。

では次に、「自分の体に生じた感覚を脳内で情報処理させて快感を得るにはどうすればいいか?」ということになってきます。

一言で言うと「感覚を味わう」ことです。

「感覚を味わうこと」ができれば、その感覚を脳内に引きとどめて、その感覚を脳内で情報処理させ、同時に考えが浮かんでくるのを防ぐことで快感が得られます。

7.「考える」を無くして「感覚を味わう」ことで快感を得る

よけいなことを考えてしまうパターンにおいて一番多いのが、セックスをする前の「今日は大丈夫かな?…」という心配や不安です。

そして、一旦、勃起してからの「今日は、これ最後まで持つかな?…」という心配や不安も脳のワーキングメモリを消費してしまいます。

その結果、自分の感覚情報を処理するメモリが不足してしまって快感が得られないというわけです。

仕事が忙しくて四六時中仕事のことを考えている人、気が付けば仕事のことを考えている人も、その仕事のことで脳のワーキングメモリを消費してしまっています。

心配,不安,仕事のことは自然に思い浮かんできます。

考えないようにしようとしてもそれは無理です。

自然に思い浮かんできます。

だから、積極的に「感覚を味わう」というトレーニングが必要なのです。

「感覚を味わう」ことで脳のメモリを使って、逆に「考える・心配する」のに使うメモリを少なくしてしまう(=考えられなくなる・心配できなくなる)という理屈です。

8.感覚がスルーされないように「感覚を味わう」ことで快感を得る

脳が感覚をスルーしてしまうのは、スルーしてしまう感覚を脳が今重要ではない感覚であると判断しているからです。

セックスしているにもかかわらず、今、ペニスの感覚が重要だとは脳は思っていないということです。

だから、脳がセックスのときにスルーしようとしている感覚を脳内に引きとどめておく必要があります。

「脳内に感覚を引きとどめておく」。

それが「感覚を味わう」ということです。

感覚を味わうトレーニングをすることで、その感覚が脳でスルーされずに脳内に引きとどめられて、脳内で情報処理される。=快感が得られる。という筋書きです。

9.日常生活であまり使うことのない感覚も「感覚を味わう」ことで快感が得られるようになる

毎日オナニーする人ですら、ペニスの感覚を使う時間は一日の内で数分~10数分でしょう(私の推測です)。

ペニスの皮膚の感覚を得るには、ペニスがそれなりに勃起することが必要です。

勃起して、ペニスの皮膚にある程度テンションが掛かって、そこではじめてペニスの感覚が得られるからです。

24時間の内、ペニスの感覚を使う時間がそんなに少なくて、ペニスの感覚がよく分かるようになると思いますか?

だから、わざわざペニスの感覚を味わうトレーニングをすることで、ペニスの感覚が脳内で情報処理されるように仕向けていくわけです。

普段使うことの少ないペニスの感覚が分かるようになる=ペニスの感覚が脳内で処理される=快感が得られる=勃起する という流れです。

10.感覚を味わうトレーニングが平癒堂鍼灸のBK脳トレ(旧ED改善脳トレ)

平癒堂鍼灸が推奨している「感覚を味わい快感を得やすくするトレーニング」である「BK脳トレ(ED改善脳トレ)」は基本的には四段階になっています。

スクイーズ(ポリウレタンでできた子どものおもちゃ)で、手の感覚を味わうトレーニングをし、腕をスリスリをさすって、自分が注意を向ける先をコントロールしつつ、脳の学習レスポンデントを利用した快感面積拡大トレーニングで、ペニスの気持ちいい部分を増やすトレーニングをコツコツと積み上げ、前戯の時に自分が使っているペニス以外の体の部分に生じる感覚で快感を得るトレーニングもしていくことで、セックスのどの局面においても快感が得られるようになっていきます。

トレーニングの詳細に関しては、平癒堂鍼灸のYouTubeチャンネルの「脳トレ動画の再生リスト」をご視聴下さい。

ED改善脳トレの再生リストにリンク

11.勃起しやすい体作りがベースにあってこそのBK脳トレ

じゃあ、快感がありさえすれば勃起するのかというと、そういうわけではありません。

勃起に必要な条件の内で勃起の三大お悩みに共通するのが「快感が不足していること」というだけで快感さえあれば勃起するわけではないのです。

性機能に振り分けられるエネルギーは、余剰エネルギーです。

なぜなら、生物一般は省エネ指向だからです。

生物は皆、普段のエネルギー消費を最小限にとどめることで生き残る確率を高めようとしてきました。

ヒトもまた同じです。

いつ食事にありつけるのかが分からない狩猟生活が数百万年続いた人類のサバイバル戦略が、エネルギー消費を最小限にとどめることなわけです。

狩猟生活が圧倒的に長い人類が、その狩猟生活に適応した結果、日常的にエネルギー消費を最小限にとどめるようになったわけです。

性機能は次世代に自分の遺伝子を残すために非常に重要な機能ですが、日常的には使わない機能です。

健康というベースなしには、生き残るプラスαである性機能の充実はありえないというわけです。

いつ食事にありつけるか分からない生活をしながらも健康を維持し、生殖機能を維持することができた個体だけが子孫を残すことができたとも言い換えられます。

ですから、性機能の充実の前に健康であることが必須です。

さらに、生き残って子孫を残すためには、健康であるだけでは不十分です。

子孫を残すことができるということは、男性性機能自体はいつでも使える状態にあるということです。

要は、勃起するには健康なだけでなく、プラスαとなる「勃起しやすい体作り」が必要不可欠ということになります。

「勃起しやすい体」とは、「適正な自律神経の活動が起こる体、つまり刺激に反応しやすい体」で、「骨盤内の血流が豊富で骨盤内にある男性生殖器の機能が十分に発揮できる体」です。

平癒堂鍼灸では、「鍼とフィジカル系のセルフトレーニングによって勃起しやすい体作り」を実現させています。

勃起しやすい体作りに関するお悩み自体はあまり聞くことがありませんが、三大お悩みを解決させる「感覚を味わう」という脳トレ(=脳の使い方)同様に、「勃起しやすい体作り」も、EDを卒業するには必須となります。

いや、むしろ、「勃起しやすい体作り」がなければ、感覚を味わえて快感が得られたとしても勃起はできないと言えます。

言い切れます。

勃起しやすい脳の使い方であるBK脳トレ(旧ED改善脳トレ)だけでなく、「勃起しやすい体作り」に興味のある方も平癒堂鍼灸にご相談ください。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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たつけどいかない問題 ~ 中折れパターン ~ https://heiyudou.click/ed-column/5839/ https://heiyudou.click/ed-column/5839/#respond Tue, 10 Oct 2023 04:28:55 +0000 https://heiyudou.click/?p=5839 1.相談件数の多い「たつけどいかない問題」

「立つのは立つのでED(勃起不全)ではないのですが、いくことができません。なにかアドバイスください。」
「セックスのときに勃起して挿入まではできるものの、途中で萎えてしまって最後(射精)までできません。どうしたらいいでしょうか?」
「挿入は何とかできるのですが、射精することができません。気まずいので射精するにはどうしたらいいでしょうか?」
というご相談をよくいただきます。 今回は、この「たつけどいかない問題」の原因と改善方法についてお話しします。

2.挿入前と挿入後の違いは勃起の条件が満たされているかどうか

挿入できているので勃起までは問題ないということです。
(一旦、そうしておきましょう。勃起はするけれども、挿入に手間取ってしまう、あるいは挿入前に萎えてしまう場合は

コラム:セックスで勃たないけれどオナニーならできる問題 https://heiyudou.click/ed-column/5659/

を読んでみてください。)

挿入前までは勃起している。
挿入してから勃起が弱くなる。

ということですから、

挿入前までは勃起に必要な条件が満たされている。
挿入してから勃起に必要な条件が満たされなくなってしまう。

ということになります。

3.勃起に必要な3つの条件と「勃起の方程式」

あなたは「勃起の条件」をご存じですか?

平癒堂鍼灸には、「勃起の方程式」というものがあります(一般的な概念ではありません。平癒堂鍼灸独自の勃起の生理学です)。

勃起=性的興奮×快感

です。

ただし、「邪魔が入らない時間も気にしなくていい環境(安心・安全の確保できている状態)」のときに限られます。

ですから、勃起に必要な条件とは簡単に言うと「ムラムラ(=性的興奮)」、「気持ちいい(=快感)」と、その前に「リラックス(安心・安全の状態)」の3つなのです。

で、今回の「たつけどいかない問題」に関しては、挿入までは大丈夫なので、挿入するまでは、落ち着いた環境(安心・安全)で、ムラムラしていて(性的興奮があって)、気持ちいい(快感)ということです。

4.「ムラムラの低下」と「考えごと」の原因は「快感不足」

ところが、挿入後はこの3つのどれかが満たされていない状態になるということです。

どの条件が満たされていないと思いますか?

結論的には、圧倒的に、「気持ちいい(=快感)が不足」しているのです。

平癒堂鍼灸の問診では、

「なんだか頭が冴えてきて…」
「だんだん興奮しなくなってきて…」
「知らない間に別のことを考えていて…」
「このまま最後までいけるのかなあ?と考えてしまって…」

と話される方が多いです。
だいたい、「性的興奮が落ちてくる自覚があるパターン」と「考えごとをしてしまうパターン」に分けられます。

性的興奮が勝手に落ちてくると思いますか?
どうして考えごとをしてしまうのでしょうか?

挿入後に萎えることのない人は、どうして性的興奮が落ちてこないのでしょうか?
中折れしない人は、どうして考えごとをしてしまうことがないのでしょうか?

性的興奮が落ちてくるのも、考えごとをするのも、どちらにも共通することがあります。

それは、性的興奮が落ちる前に、考えごとをしてしまう前に、気持ちいい(=快感)が足りなくなっているのです。

気持ちいいが足りていないので、性的興奮が落ちてくるのです。
気持ちいいが足りていないので、考えごとをしてしまうのです。

性的興奮の低下に先行して快感不足が起こっている。
思考が湧きおこるのに先行して快感不足が起こっている。
ということなのです。

5.快感不足が起こるのかはペニスの感覚が取れていないから

じゃあ、今度は気持ちいいがどうして足りなくなってしまうのでしょうか?

ペニスの感覚が取れていないからです。
想像してみてください。
挿入してから、自分のペニスのどこがパートナーの中のどんな部分に当たっているのか・こすれているのかがはっきり分かっている人は少数派だと思います。

6.ペニスの感覚が取りにくいのは挿入後ペニスが見えないから

考えてみれば分かることですが、挿入後は自分のペニスは見えないので、ペニスの感覚はほんとに感覚だよりです。

「この目に見えない」というのがクセモノなんです。

筋トレをする方は、よくお分かりだと思いますが、鏡を使わないと目に見えない「背中」の筋肉は意識しづらく、したがって鍛えにくいと一般的には考えられています。

足の指がかゆいときに、シーツに足の指を擦りつけてみたことはありませんか?
どう擦りつけても、なかなか痒いのが治まらないので、目で見て、手の指でかゆいところを探すように掻いてみると、足の指をシーツに擦りつけていた時と全然違う部分が痒かったのだと分かったという経験はありませんか?

7.体性感覚野という脳にある体の地図

頭の中には、体性感覚野という、「体の地図」とでも言うべき脳の部分が存在します。
目を閉じていても体のどこを触られているのかが分かるのは、この体の地図である体性感覚野のおかげです。

ところが、この体性感覚野、けっこういい加減でもあるのです。

目で見える部分の地図に関しては、目で見ることで常にある種の調整が行われています。
目で見える部分の地図に関しては調整がしょっちゅう行われていて、正しい地図に書き直されているのです。

ですから逆に、目で見えない部分の地図は、目で見ることができないので調整が行われにくいですから、正しい地図に書き直されることが少ないと言えます。
正確な地図を保ちにくいことになります。

刺激があまり頻繁に入らなくて感覚が生じにくい部分の地図なら、なおさら、この調整の機会が少なくなります。
普段から刺激が入りにくい体の部分に関しても、正しい地図を保ちにくいということになります。

8.脳にあるペニスの地図がいい加減だとペニスの感覚が分かりにくい

そうです。
ペニスの感覚、普段の日常生活の中でどれほどの時間使っていますか?
毎日オナニーする人でも、だいたい1日に数分~10数分ぐらいだと思います。

毎日セックスする人なら、というか、そういう人はおそらく「たつけどいかない問題」は関係なさそうなので毎日セックスする人はこのコラムを読まないでしょうから放っておきます。

しかも、ある程度勃起して皮膚にテンションが掛かっていないとペニスの感覚はなかなか取れません。
ペニスの感覚の地図ももちろん、体性感覚野にあります。

(関連記事:【ED改善脳トレ】心と体をつなげて勃起をとりもどす方法https://heiyudou.click/ed-column/3798/

つまり、ペニスの感覚の地図はなかなか正確な状態を保てないということになります。
ですから、ペニスの感覚ははっきり分かっていない人の方が圧倒的に多くなってしまうということです。

9.ペニスの感覚が分かりにくいから快感が少なくなる

ペニスの地図が正確ではない。
つまり、ペニスの感覚がよく分からないとどうなるのか?
挿入後の「気持ちいい」が、あまりないということです。

※ 平癒堂鍼灸の快感の定義:性的に興奮しているときに脳内で処理される感覚の量が一定量以上で脳が快感を認識。脳内で感覚を処理させるには「感覚を味わう」ことが必要。「感覚を味わう」トレーニングがBK脳トレ(ED改善脳トレ)。

勃起に必要な3条件である、「リラックス(安心・安全の状態)」、「ムラムラ(=性的興奮)」、「気持ちいい(=快感)」の内の1つ、「気持ちいい(=快感)」が不足するということです。

10.快感が不足すると性的興奮が落ちるし考えごとをしてしまうから萎えてしまう

気持ちいいが不足するので、性的興奮が落ちてくる、気持ちいいが不足するので考えごとをしてしまう。

これが、「たつけどいかない問題」の萎えてしまうパターンで起こっていることなのです。

「たつけどいかない問題」の萎えてしまうパターンの原因は、快感不足(=気持ちいいが足りていない)で、快感不足の原因は「ペニスの感覚がよく分からないから」なのです。

11.平癒堂鍼灸にはペニスの感覚を育てる脳トレがある

ではこの、「ペニスの感覚が分からない」⇒「気持ちいいが不足する」⇒「性的興奮が落ちるor 考えごとをしてしまう」を解決するにはどうしたらいいと思いますか?

平癒堂鍼灸はその回答を持っています。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)です。

ペニスの感覚を育てるトレーニング方法が平癒堂鍼灸にはあるのです。

12.脳トレが「たつけどいかない問題」を解決する

BK脳トレが「たつけどいかない問題」を解決可能にします。

BK脳トレは4ステップになっています。
その3つ目のステップである「快感面積拡大トレ」がペニスの感覚を育てるトレーニングです。

全てのED(勃起不全)において快感不足は必発です。(器質性EDは除きます)
その快感不足の原因の多くは「ペニスの感覚を取れていない」ことにあります。

ペニスの感覚を取れていないとは、「性的興奮下にあって、刺激によって快感を得られる部分の数が少なく、またその面積も狭い」ことを示します。

「ペニスの感覚を育てる」という表現を使うのは、快感面積拡大トレが、ペニスの「性的興奮下にあって、刺激によって快感を得られる部分の数と、その面積を広げる」トレーニングだからです。

「快感面積拡大トレ」に興味を持たれた方は、

コラム:「中折れの治し方」という考え方では中折れは解決しないhttps://heiyudou.click/ed-column/5494/ 

をお読みください。

このコラムを読んで、
「なんのこっちゃ、でも快感面積拡大トレがどんなものかを知りたい。」
「BK脳トレ(ED改善脳トレ)のやり方が知りたい。」
という方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

LINE公式アカウントかこのサイトのお問い合わせフォームからご相談いただくと返信が比較的早くなります。
平癒堂鍼灸LINE公式アカウント:https://lin.ee/quq48p3
平癒堂鍼灸HPお問い合わせフォーム:https://heiyudou.click/contact/

BK脳トレ(ED改善脳トレ)は、平癒堂鍼灸独自のメソッドです。
なかなかテキストでは伝わりにくいと思うので、YouTube動画もご視聴いただくことをお勧めします。

平癒堂鍼灸YouTubeチャンネル:BK脳トレ関連動画の再生リスト

平癒堂鍼灸YouTubeチャンネル:BK脳トレ関連動画の再生リスト

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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ED改善脳トレでストレスがなくなって自律神経は整いますか? ~LINE相談から来院まで その2~ https://heiyudou.click/ed-column/5792/ https://heiyudou.click/ed-column/5792/#respond Sat, 29 Jul 2023 03:17:01 +0000 https://heiyudou.click/?p=5792 前回の、「セックスができない原因がオナニーの方法にあるケース」の「LINE無料相談に始まって平癒堂鍼灸へ来院するまでのやり取り」のストーリー、の続編です(前回はコチラ)。今回は、LINE公式アカウント上での「予約希望~予約確認~予約確定」のやりとりも、ほぼそのまま載せています。

※ 実際のチャット(複数のクライアントによる)を基にしたストーリーで、無料相談(前回のコラム)から来院までの流れ(今回のコラム)が分るという内容の記事です。

1.予約希望

2023年6月16日

(前回は6月2日。ED改善のために前に進んでいくためには、まず、自分がEDであることを認める必要があります。思うように勃起しないことを経験しない限り理解しにくいかもしれませんが、自分がEDであることを認めるのは非常にタフなことなので、相談者さんからの返信が前回のやり取りからかなりの日数が経っていることもしばしばです。)

TOHRU
このままLINEしていても本当に聞きたいことが聞けていない気もするし、長文になって何が言いたいのか余計に分からなくなるので、新大阪はそんなに遠くはないので行って相談したいです。ビデオ通話による相談もあるということですが、直接話した方が手っ取り早いと思うので「来院での相談」をお願いしたいと思います。

第1希望 6月17日(土)13時~18時
第2希望 6月20日(火)19時以降
第3希望 6月27日(火)19時以降

ご確認お願いします。

ちなみにBK脳トレ(ED改善脳トレ)でストレスがなくなって自律神経は整いますか?

※ BK脳トレ(ED改善脳トレ)に関するYouTube動画の再生リストはコチラ

2.ED改善脳トレでストレスがなくなって自律神経は整いますか?

平癒堂鍼灸
【ご予約の件】
6月27日(火)19時スタート ご相談のみ のご予約が可能です。
ご都合悪ければ改めて第1~第3希望日時をお知らせ下さい。
調整後ご連絡します。

平日の夜19時~は、「近畿圏でお仕事帰りの方」、土曜日は、「平日に来院が困難な方」や「近畿圏以外の方」のご予約が早い時期から入ります。
平日の夜がご希望であれば2週間以上先、土曜日がご希望であれば3週間以上先になりますと、ご希望の日時にご予約していただける可能性が高くなります。

【脳トレと自律神経に関して】
BK脳トレ(ED改善脳トレ)をすること自体で直接的にストレスがなくなり、いわゆる「自律神経が整う」ということではありません。
なぜなら、BK脳トレ(ED改善脳トレ)は『快感を得やすくする脳の使い方のトレーニング』だからです。

ですが、『脳トレによって快感が十分に得られるようになることで、脳の認知が正しくなり、脳‐自律神経系が連携を取り戻し、自律神経機能が最適化された結果、勃起するようになる』というパターンで平癒堂鍼灸の多くのクライアントが問題を解決しています。

ですから、脳トレは直接的に自律神経を整えはしませんが、間接的に自律神経機能に影響を与えることができて、その結果、勃起の状態が変わると言えます。

仕組みを説明します。

脳トレによって『快感を得やすい脳の使い方』ができるようになることで、セックスのときに脳‐自律神経系の働きであるアロスタシスがうまく機能するようになります。

アロスタシスとは、脳が五感情報に基づいて、近い将来そうなるであろう状況を推測し、自律神経系と連携を取って、その近い将来の状況に最適な生理状態にあらかじめなっておく脳‐自律神経系の機能のことです。

アロスタシスが機能することで、『セックスに最適な生理現象』が起こるようになります。

『セックスに最適な生理現象』とは、『性的に十分興奮し、挿入前にすでに勃起が完成している』ということです。

勃起には自律神経系が副交感神経優位の状態であることが望ましいということをTOHRUさんはご存じなのだと思います。ですから、『ちなみにBK脳トレ(ED改善脳トレ)で自律神経は整いますか?』というご質問をされたのだと思います。

そうだとしたら、ここまでの説明で、TOHRUさんの疑問に私は答えられているでしょうか?

聞き慣れない言葉も多いので分かりにくい説明になっているかもしれません。
詳しいことをお知りになりたければ、来院時に改めて説明いたしますので、今日のところは『脳トレ→快感増→アロスタシスが機能=勃起』ぐらいに思っておいてください。

(勃起の生理学や自律神経の機能を理解するには、込み入った説明を聞く必要があります。自分の勃起について詳しく知りたいと思われた方は電話や長文のメールやLINEではなく、平癒堂鍼灸に『来院によるご相談のご予約』をされることをお勧めします。来院でのご相談に料金は発生しません。)

3.予約確認

2023年6月17日

TOHRU
詳しい説明をありがとうございます。
説明を聞いて、また聞いてみたいことが増えました。
6月27日(火)19時スタート 相談のみ で予約したいです。
よろしくお願いします。

平癒堂鍼灸
承知しました。後ほどご予約内容の確認とお知らせのLINEを送信します。
ご確認いただきご返信ください。
TOHRUさんのご返信をもってご予約の確定と致します(今の状態は仮予約の状態です。)

平癒堂鍼灸
【ご予約日時】
6月27日(火)19時~ カウンセリング(ご相談)のみ

※ あらかじめ、次回の施術希望日時(第1~第3希望日時)をお決めになってからご来院ください。(カウンセリング・ご相談のみをご希望の場合、もしくは継続通院を想定されていない場合は、事前に次回施術希望日時をお決めいただく必要はございません。)推奨通院ペースは、最初の3回が1週間~10日に1回、4回目以降は2週間~4週間に1回(目標設定による)です。平均的な改善パターンでは、改善までの施術回数は10数回~20回、期間にして6か月~12か月になります。BK脳トレ(ED改善脳トレ)が早く進む場合は、改善までの施術回数や期間が約30%~50%程度圧縮されます。逆に、BK脳トレ(ED改善脳トレ)をしない、また難航する場合は、改善までの施術回数が20数回以上になることもございます。

【所要時間】
当日はカウンセリング(ご相談)に、約30分~60分、施術(プランにもよりますが)に約90分~120分のお時間をいただいています。
※ お話をうかがった上で、TOHRUさんのお役に立てないと私が判断した場合、TOHRUさんが施術をご希望されてもお断りすることがございます。ご了承ください。

【料金】
◎カウンセリング(ご相談)は無料です。
ただし、「初回カウンセリングのみのご予約」で、ご予約の確定後にキャンセル、もしくはご予約日時の変更をされる場合はカウンセリングに料金が発生します。「初回カウンセリングのみ」のご予約確定後にキャンセルか日時変更された場合、リスケジュール後のカウンセリング料は、5,500円になります。
◎施術料金は現金でのお支払いを推奨しています。
実際に現金をお支払いいただくことで改善への決意を自覚していただくためです。(現金払い推奨の主旨をご理解いただいた上でクレジット決済やQRコード決済をご利用いただくことは可能です。)
プランと料金はコチラ↓をご覧になってください。
https://heiyudou.click/price/

注:初回来院のご予約確定後のキャンセルについて カウンセリング(ご相談)、施術に関わらず、ご予約の確定後で、ご予約当日の1週間前以後にご予約をキャンセルされる場合は、キャンセル料5,500円が発生します。キャンセル料は、請求書メールにて請求申し上げます。(院長がやむを得ない事情によるキャンセルであると認める場合を除く)

【来院時の服装】(施術もご希望の場合)
患者衣もございますが、TOHRUさんがリラックスできる、体の締め付けが少ない服装でご来院いただくか、あるいはお着替えをご用意ください。
うつ伏せで、腰と臀部に、手技(マッサージ)と鍼通電(鍼をして鍼に電気を流す)をします。(SBプランの場合は仰向けでの鍼施術もおこないます。)
腰とお尻が出る服装であればどのような服装でも大丈夫です。
*鍼通電:鍼に電気をするというと、「ビリビリ」するというイメージを持たれるかもしれません。ご安心ください。「トントン」と軽くタッピングされている感覚です。

【平癒堂鍼灸までの道順】
JR新大阪駅からの道順は、このページ↓の後半にあります「道順」をご覧ください。
https://heiyudou.click/about/
JR新大阪駅からの道順がわかりにくい場合、JR新大阪駅以外からの道順がわかりにくい場合もお電話ください。ご案内いたします。
0668297011
大阪市西中島7-1-3 チサンマンション第8新大阪 702号

【ご来院時の注意】
ご予約時間の5分前にはご到着下さい。
ご予約のお時間は前後に余裕を持ってお取りしていますが、予約時間よりも20分以上遅刻された場合はキャンセル扱いとさせていただきます。ご了承ください。(交通機関に遅延の出た場合はこの限りではありません。)

※お手元に健康診断の結果がございましたらご持参ください。なければ結構です。

【お名前とご連絡先】
TOHRUさんのご氏名(漢字:姓と名の両方)と、当日連絡の付くお電話番号とメールアドレスの両方を教えてください。(*@docomo.ne.jp や、@ezweb.ne.jp などキャリア以外のメールアドレス)
私の方からお電話を差し上げることはありません。(安否確認の場合を除く)

以上の内容をご確認ください。

TOHRUさんのご返信をもってご予約の確定と致します。
ご返信お待ちしています。

TOHRU
内容を確認しました。
予約確定でお願いします。

平谷 透(ひらたにとおる)
080‐〇〇〇〇‐〇〇〇〇
xxx.th@email.com

よろしくお願いします。

平癒堂鍼灸
承知しました。
平谷さんのご予約を確定します。
当日はお気をつけてお越しください。

また、当日までに疑問・質問などございましたら、いつでもお尋ねください。
よろしくお願いいたします。

4.みんな同じようなことで悩んで、同じようなことをして、同じような過程を辿って自信を取り戻していく

(以上のようなやり取りがあって、まずはご相談のみで来院ということになりました。

いきなり予約を取るためにご連絡下さる方は、どちらかと言えば少数派です。
この最初の最初、ファーストコンタクトに踏み出せず、悶々とした日々を過ごされている方の方が多いと思います。

「最初に連絡するときが一番緊張した」とおっしゃる方は実際、非常に多いです。

当たり前の話ですが、平癒堂鍼灸に来られるのは全員、ヒトのオスです。
ほんとに当たり前の話なのですが、ゴリラやチンパンジーは来院しません。

同じヒトのオスですから、体の仕組みはみんな同じです。
ですから、多少のバリエーションはあっても、それぞれの体で起こっていることはほとんど同じです。みんな同じようなことで悩んでいるのです。

全員、体の仕組みが同じで、同じようなことで悩んでいるので、やるべきことは全員同じです。
みんな同じようなことをして、同じような過程を経て勃起の状態が変わり、自信を取り戻していきます。

そうです。平癒堂鍼灸でやることはほぼ決まっているので、最初に思い切って飛び込んでしまえば、後は流れに身を任せることで、再び男としての自信を取り戻す道が開けてくるのです。

あなたが飛び込むかどうか迷っているのなら、LINE公式アカウントにスタンプ1個か、「あ」とか「い」とかなんでもいいです。送ってください。

何かLINEでスタンプなりメッセージなり、たった一文字でもいただいたら、だいたい私は「ご相談をご希望でしたら続きをどうぞ」と手動で返信しています。
スタンプ一個いただいた時点で1対1のやり取りができるようになります。

飛び込むといってもそれだけです。
スタンプ1個だけ送ってください。

そこから、あなたの自信を取りもどすストーリーが始まります。
けっこうクサいですね。笑
でも本当の話です。
平癒堂鍼灸LINE公式アカウント⇒https://lin.ee/fi5Z4M4

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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https://heiyudou.click/ed-column/5792/feed/ 0
セックスができない原因はオナニーの方法だと言われた件 ~LINE相談から来院まで その1~ https://heiyudou.click/ed-column/5752/ https://heiyudou.click/ed-column/5752/#respond Wed, 14 Jun 2023 10:52:21 +0000 https://heiyudou.click/?p=5752 「オナニーはできるけどセックスで勃起しない」というご相談は定番の相談と言ってもいいかもしれません。それぐらい多いご相談内容です。

こんにちは。
日本中のテストステロンを増やして、日本で働く男性の生産性を上げて、日本のGDPを底上げする鍼灸院:平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう)の院長、平谷です。

今回は、「セックスができない原因がオナニーの方法にあるケース」の「LINE無料相談に始まって平癒堂鍼灸へ来院するまでのやり取り」のストーリーです。

※ 実際のチャット(複数のクライアントによる)を基にしたストーリーで、無料相談から来院までの流れが分るという内容の記事です。

1. ファーストコンタクト

2023年5月23日

相談者TOHRUさん(以後TOHRU 院長の名前がトオルなのでTOHRUにしました。笑)
はじめまして。TOHRUと言います。YouTubeライブや動画を拝見しています。相談はここ(LINE公式アカウントのチャット上)で大丈夫ですか?

平癒堂鍼灸「はい、大丈夫です。ご相談の続きをどうぞ。

TOHRU「勃起はするのでEDではないのですが、セックスのときに立ちが悪かったり、途中で萎えてしまうことがあるのですが、これって改善できますか?

平癒堂鍼灸
はい、改善できます。
勃起は自律神経の反射を介した生理現象なので必要な条件が揃えば勃起します。
勃起しないのは必要な条件が揃っていないからです。

ただし、血管・神経・内分泌器官の異常で起こる器質性EDの場合を除きます。

立ちが悪いのは条件が揃っていないからで、途中で萎えてしまうのも、それまでには揃っていた勃起に必要な条件が途中から揃わなくなったからです。
意図的に勃起に必要な条件を揃えることは可能です。
平癒堂鍼灸では鍼とBK脳トレ(ED改善脳トレ)を通じて『勃起に必要な条件を揃える』サポートをしています。

(勃起に必要な条件を揃える鍼とBK脳トレにご興味おありの方は

平癒堂鍼灸に📩ご相談ください。)

2.EDの自己診断テストSHIM

TOHRUさんが『勃起の状態が原因でセックスがうまくいかない』と感じているのであれば、ED(勃起不全)の可能性が高いです。

まずは、SHIMというEDの自己診断テストがあるので一度チェックしてみてください。
SHIMのみで診断が確定されるわけではありませんが、SHIMは医療現場でEDの診断のための判断材料として利用されています。
SHIMでググっていただいて出てきたサイトでチェックしてみてください。
その場でスコアが出るサイトがほとんどです。
平癒堂鍼灸HPのSHIMはコチラです。

チェックができたらSHIMのスコアをお知らせください。
その時に、もう少し詳しい内容、例えば『どのタイミングで萎えるのか?』『立ちが悪いとは具体的にどういうことを指すのか?』『今、一番困っていること』なども教えてください。

それから、医療機関の受診がまだでしたら、相談を進めていく前に、まずは医療機関の受診をお勧めします。
器質性EDの可能性がゼロではありませんので医療機関の受診はされておいた方がいいと思います。
脅すわけではありませんが、重篤な心疾患・脳血管障害に先行してED様の症状が起こる場合もあります。
また、EDかどうかの診断自体は医師のみに許されていることなので、診断を希望される場合は医療機関の受診が必要です。
いずれにしても医療機関の受診がまだでしたら、まず医療機関の受診をお勧めします。

(ご相談内容は具体的なほど、具体的な回答が可能になります。
なかなか人に話すのが恥ずかしい内容ではありますが『具体的な内容を書いた方が自分が得をする』と思って、なるべく詳しく書いてみてください。
また、『一番困っていること』を教えて頂くと目標設定がしやすくなりますので、より具体的なご提案が可能になります。)

3.硬さのセルフチェックEHS

硬さのセルフチェックで『EHS』というのもありますから、
① 『オナニーのときの一番硬いときの硬さ』
② 『セックスのときの一番硬いときの硬さ』
③ 『朝立ちがあれば朝立ちのときの硬さ』
のEHSのグレードを教えてください。

こちらもEHSでググっていただいて出てきたサイトでチェックするか、当院のHPのコラムでチェックしてみてください。
EHSの各グレードは、『コンニャク』『みかん』『グレープフルーツ』『リンゴ』といった『もののイメージ』でも例えられていますから、グレードを判断するのにそちらも参考にしてみてください。
平癒堂鍼灸HPのEHSに関するコラムはコチラ

4.平癒堂鍼灸が勃起に対する不安を取り除く方法

2023年6月2日

TOHRU
ED治療薬を処方してもらったことがあるのでメンズクリニックには行ったことがあります。
薬も飲んでみました。
飲んでいないときよりはいいかもしれませんが、あまり効いている感じはありませんでした。

SHIMは11で中等症、①オナニーのときはグレード3、②セックスのときはグレード3か4、朝立ちはグレード4です。

まだ28歳でEDになる年齢とは思えませんが、これってEDなのでしょうか?
もしEDなら、今の彼女との結婚するつもりですし将来的には子供も欲しいので、ものすごく不安です。

途中で萎えてしまうと、そこからもう一度立つことがほとんどないので、今の彼女にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そういう時、『疲れてるんじゃない?』、『そんなときもあるんじゃない?』、『私は大丈夫だから』と彼女は言ってくれるのですが、どうしても気まずい雰囲気になってしまいます。
どうしたらいいですか?

平癒堂鍼灸
解決方法はあります。
平癒堂鍼灸に来られるほとんどの方が『薬を飲まずに普通にセックスできるようになりたいです』と言われます。
SHIMのスコアが一桁の方でも、ドロップアウトしなければ最終的に薬を使わずにセックスできるようにまでになっていますから安心してください。

ご相談される方は、どなたも勃起に対する強い不安を抱えておられます。将来的なことも考えるとその不安はますます強くならざるをえません。
しかし、勃起に対する不安は解消できます。

説明します。

勃起は自律神経の反射を介した生理現象なので、自分の意思とは関係なく起こります。
『鍼』や『セルフトレーニング』や『生活習慣の見直し』は必要ですが、勃起の生理学を理解できると、意図的に勃起に必要な条件を揃えるということができるようになります。(勃起の生理学に関するYouTUbe動画はコチラ
そうなれば、間接的に勃起をコントロールできるようになります。
勃起に対してコントロール感(勃起を自分でコントロールしている感覚)が出てきます。勃起を間接的にコントロールできてくると、勃起に関して意に反した、予想外のことが起こりにくくなります。

その結果、勃起に対する不安は起こりにくくなります。

平癒堂鍼灸では、『勃起に対する不安を、心の問題として捉えて、心の問題として解決しようとはしません。』
『勃起に必要な条件を揃えるということに取り組み、勃起という生理現象を間接的にコントロールすることが可能になる。そのことで勃起の状態が変わるので、セックスとオナニーの満足度が上がる。満足度の高いセックスとオナニーを繰り返し経験することで、結果として勃起に対する不安がなくなっていく。』というストーリーで平癒堂鍼灸のクライアントはハッピーになっています。

5.勃起を完成させるためにはオナニーの方法を変える必要がある

SHIMのスコアが11ということは、セックスであまり満足できていない状態だと思います。
セックスでの満足度を上げて、彼女と気まずい雰囲気にならないようにするためには『勃起を完成させる』必要があります(「勃起が完成する」とは当院独自の概念です。「勃起の完成」に関するコラムはコチラ)。

刺激が中断することのほぼないオナニーで、EHSのグレード3(グレープフルーツのイメージ)の状態なので、勃起が完成していない可能性が高いです。
勃起を完成させるには、射精直前と射精時以外の『快感』が必要です。
快感を得られるオナニーの方法に変えていくのが最初の目標になります。
快感を得やすい脳の使い方にするトレーニングが当院で行っているBK脳トレ(ED改善脳トレ)です。

BK脳トレ(ED改善脳トレ)の再生リスト↓です。全部観なくてもいいです。気になった動画をご視聴下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=FY4bu8nhb6w&list=PLJMwU2RG8vfn5lgxZcMi-1Vb_4rHlCwKc

EDかどうかについては医師の判断になります。
ED治療薬が処方されているのでEDという診断にはなっていると思います。

よければ一度詳しいお話をお聞かせください。

来院でのご相談は無料です。

来院でのご相談をご希望の場合は、第1~第3希望日時をお知らせください。
調整後ご連絡します。

予約受付時間(「ご相談」か「ご相談と施術」のスタート時間)
平日:10時~21時
土曜日:10時~17時
日・祝:休診

電話やビデオ通話によるご相談も可能です。来院をご希望されない場合はそちらをご利用ください。

◎電話相談は30分か60分になります。どちらも要予約です。

第1~第3希望日時(日にちと時間)をお知らせください。調整後、ご連絡します。
有料相談の料金は、30分11,000円、60分19,800円(いずれも税込)です。
ビデオ通話によるセッションの詳細は、以下の「②最初から~」をご覧ください。

◎ビデオ通話でのセッションをご希望の方は、ご予約ください。

第1~第3希望日時(日にちと時間の両方)をお知らせください。
調整後、ご連絡します。
ビデオ通話によるご相談は有料です。
30分16,500円,60分27,500円,90分38,500円、いずれも税込みです(初回特典あり)。
ビデオ通話によるセッションの詳細はコチラ↓のブログ記事と動画をご覧ください。
●ブログ記事:平癒堂鍼灸HP通院なしでもEDは改善できる!?答え合わせがあれば自力でできるED改善脳トレ https://heiyudou.click/news/4878/
●YouTube 動画:【勃起110番】自宅で通院なしで勃起と射精を改善!条件は3つhttps://www.youtube.com/watch?v=ObU3JKv7VDY&t=8s
※ 動画の中では35歳未満と言っていますが年齢に関してはご相談ください。

TOHRU「わかりました。検討して連絡します。

次回に続く

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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https://heiyudou.click/ed-column/5752/feed/ 0
EDの症状と行動100選 ~EDを卒業するために必要なこと~ https://heiyudou.click/ed-column/5708/ https://heiyudou.click/ed-column/5708/#respond Fri, 17 Feb 2023 07:19:13 +0000 https://heiyudou.click/?p=5708 今回は、平癒堂鍼灸的「EDの症状と行動100選」です。

16のカテゴリーに分類しています。
勃起のことでお悩みのある方なら、EDであってもEDでなくても、該当する項目があればカテゴリーごとの説明を読んでください。
気になる症状や行動から卒業するのに必要なこと(方針)が書かれています。
具体的な方法をお知りになりたい方は平癒堂鍼灸に直接ご連絡ください。(HPのお問い合わせフォーム,LINE,Eメール)


‐目次‐
1.性欲の減退:そもそもムラムラしない(画像希望)
2.性的興奮の減弱:ムラムラが盛り上がらない
3.性的に興奮しているのに体が反応しない:快感不足が原因で性的興奮と快感が紐づいていない
4.ポルノ動画やAVの見方:勃起しにくくなるよう脳に学習させてしまうオナニーで見られる傾向(画像希望)
5.オナニーの環境:短時間でのオナニーが習慣化されるような環境
6.オナニーのときの反応:快感面積の矮小化と自律神経
7.オナニーの方法:実際のセックスとかけ離れた刺激のオナニー
8.オナニーのときの症状:オナニーでのペニスの反応
9.オナニーのときの勃起時と射精時の快感:勃起において一番大事なペニスの感覚
10.どんなシチュエーションで勃起しないのか?:勃起に適した自律神経活動(画像希望)
11.ペニスが硬くなるタイミング:勃起に必要な条件が揃っているとき
12.フェラチオに関して:中折れしやすいのはペニスの内側の感覚を取っているから
13.コンドームED?:「刺激の中断、即萎え」は快感不足が原因
14.挿入時の反応と早漏:早漏の原因は快感面積の矮小化と自律神経ギャップの縮小
15.挿入後の反応と膣内射精障害
16.補足:トップクラスのEDあるあるとEDマインド(画像希望)

1.そもそもムラムラしない:性欲の減退


[1] 性欲が湧いてこない
[2] 性欲が湧かないことはないがオナニーやセックスをしたくなるほどではない

[1][2]いずれかに該当する方は、「脳が、オナニーやセックスをすることにメリットがない(=気持ちよくない)と判断している可能性が高い」です。
「気持ちいい」の経験が圧倒的に少ないと考えられます。
まずはオナニーで「気持ちいい」を経験することが目標です。
「オナニーで気持ちいいを経験したい」という方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

勃起しやすい脳の使い方と反応しやすい体作りが必要です。平癒堂鍼灸では、勃起しやすい脳の使い方の獲得を目指すBK脳トレ(ED改善脳トレ)と反応しやすい体作りのための鍼施術で、勃起のサポートをしています。

2.ムラムラが盛り上がらない:性的興奮の減弱

[3] 動画以外(想像,妄想,小説)では性的に興奮しない・しにくい
[4] ポルノ動画やアダルトビデオ(AV)を視聴しても性的に興奮しない・しにくい
[5] 自分にとって実現不可能な内容(パートナーの同意を得にくい内容・犯罪性を帯びた内容)の動画を視聴しないと性的に興奮しない・しにくい
[6] 直接セックスと関係のない内容(裸は出てくるが性的なことはしない等)の動画を視聴しないと性的に興奮しない・しにくい
[7] 漫画やアニメなどの二次元でないと性的に興奮しない・しにくい
[8] 女性(性の対象)を見るだけでは性的に興奮しない・しにくい
[9] 女性(性の対象)の裸を実際に見ても性的に興奮しない・しにくい
[10] 性的なASMR動画の視聴で性的に興奮しない・しにくい

※ ASMR:Autonomous Sensory Meridian Responseの略。物理的刺激による身体感覚の生じることがない視覚刺激か聴覚刺激、もしくはその両方によって、心地よい,気持ちいい,ゾクゾクするなどの情動を伴う、あたかも身体感覚が生じているかのような体の反応(ASMRの平癒堂鍼灸的解釈)

[3]~[10]に該当する方は、性的興奮が弱くなっていると考えられます。
性的興奮が弱くなる原因は2つです。「テストステロン(男性ホルモン)の減少」「脳の学習:オナニーやセックスをすることにあまりメリットがない」が原因です。

テストステロンは年齢とともに減少します。特に中年以降はその影響が顕著に現れてきます。
テストステロンの分泌量を増やすには、テストステロンを作っている睾丸の機能向上が必要です。
平癒堂鍼灸では、鍼によって男性生殖器の血流増加を促し男性性機能の向上を目指します。「テストステロンの分泌量を増やしたい」という方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

「快感の少ないオナニーやセックスを繰り返す」=「脳が性的に興奮して疲れても、その後に十分な報酬(例えば快感)が得られないという経験を繰り返す」です。
その結果、脳は性的に興奮することにメリットを認めにくくなります。
性的に興奮してもいいことがないので性的に興奮しなくなる(=性的興奮の減弱)ということになります。平癒堂鍼灸では、オナニーやセックスが気持ちよくなりやすい脳の使い方を手に入れるためのBK脳トレ(ED改善脳トレ)を用意しています。「オナニーやセックスで気持ちよくなりたい」という方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

※ BK脳トレ(ED改善脳トレ)は、オナニーやセックスのハウツーではありません。快感を得やすくする脳の使い方のトレーニングです。パートナーを気持ちよくさせるテクニック系のことをお知りになりたい方には関係のないトレーニングです。

3.性的に興奮しているのに体が反応しない:快感不足が原因で性的興奮と快感が紐づいていない

[11] ポルノ動画やアダルトビデオ(AV)の視聴で性的に興奮はするが勃起はしない・しにくい
[12]  ASMR動画で性的に興奮はするが勃起はしない・しにくい
[13] 女性もしくは性の対象を見て性的に興奮はするが勃起はしない・しにくい
[14] 女性(性の対象)の裸を実際に見て性的に興奮はするが勃起はしない・しにくい
[15] 動画以外(想像,妄想,小説など)だけでは性的に興奮はするが勃起はしない・しにくい
[16] いわゆる「ノーハンド勃起(刺激しないで勃起)」しない・しにくい

[11]~[16]に該当する方は、性的興奮と快感がセットになった体験が少なく、性的興奮と快感が紐づいていないことが原因で、性的に興奮はしても体、特にペニスが反応しにくくなっている状態です。
この状態が長く続くと性的興奮も弱くなっていく可能性が出てきます。
今の段階では、まだ性的興奮は十分だと考えられるので、今のうちにオナニーやセックスで快感を得て、性的興奮と快感がセットになった体験を繰り返して、性的興奮と快感が強く紐づけば、体はまた反応しやすくなっていくと考えられます。
快感を得やすくするためのBK脳トレ(ED改善脳トレ)、反応しやすい体にしていくための鍼とセルフトレーニングをお勧めします。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)、鍼、セルフトレーニングにご興味おありの方は一度、平癒堂鍼灸にご相談ください。

4.ポルノ動画やAVの見方:勃起しにくくなるよう脳に学習させてしまうオナニーで見られる傾向

[17] 見る動画にこだわりがない・お気に入りの女優,企画,設定は特にない
[18] サンプル動画(2~3分)を何本も見ながらオナニーする
[19] お気に入りの動画のお気に入りのシーンでフィニッシュするために早送りや巻き戻しを多用する
[20] ストーリーの部分は飛ばして、好きなシーンから見始める
[21] フェラチオのシーンはほとんど見ない
[22] オナニーのときに見るポルノ動画やアダルトビデオ(AV)が非現実的(実際に自分ではそうできない)な内容である
[23] オナニーのときに見るのは漫画やアニメの二次元が中心だ

[17]~[23]に該当する方は、性的興奮とペニスの刺激に対する体の反射が別々に起こっている状態のオナニーをしている可能性が高いです。
実際のセックスでは「頭と股間がつながっていない」感じがすることが多いようです。
脳と仙髄に分かれて存在する勃起中枢の連携が取れていないせいで勃起が完成していない状態だと考えられます。
2つの勃起中枢の連携(=勃起の完成)には「快感」が必要だと私は考えています。
快感を得やすくするトレーニングがBK脳トレ(ED改善脳トレ)です。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)にご興味おありの方は、平癒堂鍼灸にご相談ください。

5.オナニーの環境:短時間でのオナニーが習慣化されるような環境

[24] 家族と同居していて家で自分一人になることがあまりない
[25] 鍵のかかる自分の部屋がない
[26] オナニーはトイレでしている
[27] オナニーは風呂場でする

[24]~[27]に該当する方は、落ち着いてオナニーできる環境であるとは言い難く、短時間でのオナニーが習慣化されやすい環境であると言えます。
短時間でのオナニーは、強い刺激にならざるを得ません。
オナニーは「1人バーチャルセックス」でもあるので、このような実際のセックスとはかけ離れたリアリティの低いオナニーを繰り返すことで、「セックスの脳内モデル」が書き換わってしまい、実際のセックスに適応できなくなってしまうというケースが非常に多いという印象を私は持っています。
セックスの脳内モデル(=脳の認知)の問題ですから、脳の認知を正すためには、「誰にも邪魔されない環境で快感の十分にあるオナニー」をする必要があります。誰にも邪魔されない環境は1人暮らしか鍵のかかる個室が必要です。快感の十分にあるオナニーはED改善オナニー完全マニュアル(平癒堂鍼灸LINE公式アカウントを友だち追加でプレゼント)を参考にしてみてください。
平癒堂鍼灸LINE公式アカウント⇒https://lin.ee/fi5Z4M4
ED改善オナニー完全マニュアルでもダメなら平癒堂鍼灸にご相談ください。(HPまたはLINEで)

6.オナニーのときの反応:快感面積の矮小化と自律神経

[28] すぐ射精してしまうのでオナニーの時間はせいぜい2~3分だ
[29] 勃起するまでの時間は長いが、勃起すればすぐに射精する
[30] 勃起するまでに時間が掛かるし、そこから射精するまでの時間が長い
[31] 時間を掛けてもどんな方法でしてもペニスが一向に反応しない・反応が悪い・反応がイマイチ

[28]~[31]に該当する方は、いわゆる早漏か遅漏でお悩みの方だと思います。
射精のタイミングが自分の望むタイミングではないということです。
その原因は、「快感面積(平癒堂鍼灸独自の概念で『刺激によって快感を得られる部分の面積』のこと)が小さいこと」と、「勃起‐射精系のスムーズな反応が起こりにくい自律神経活動」にあります。

快感面積を拡大するには、BK脳トレ(ED改善脳トレ)の一つである「快感面積拡大トレ」が必要です。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)にご興味おありの方は、平癒堂鍼灸にご相談ください。

勃起‐射精系のスムーズな反応を引き出すには自律神経活動の正常化が必要です。
平癒堂鍼灸では、鍼で自律神経に揺さぶりを掛けて、自律神経の調整機能を鍛えることで、自律神経活動の正常化を促します。
「平癒堂鍼灸の鍼ってどんな鍼?」と思われた方はコチラ(https://heiyudou.click/price/)をご覧ください。

7.オナニーの方法:実際のセックスとかけ離れた刺激のオナニー

[32] オナニーはベッドや布団で横になってする(仰向き・横向きどちらでも)
[33] イスに座ってオナニーができない
[34] 動画を見る前から、あるいは動画を見ると同時にペニスを触り始めている
[35] ペニスを触るときは最初からスラスト刺激(指で輪を作るかペニスを握るか)
[36] どうしても強く握ってしまう
[37]  特定の部分を「素早くこする」ことで快感が得られる
[38] オナニーでは亀頭は触らない
[39]  ペニスを「こねくり回す」ことで射精ができる
[40] バイブレーターなどの道具を使わないとオナニーができない(ローションやオイルの使用は道具に含まれない)
[41] 床オナニーの経験がある(うつ伏せになって体をゆすってペニスを布団やベッドに押し付けるオナニーも床オナニーに含む)

[32]~[41]に該当する方は、実際のセックスでの刺激と明らかに異なる刺激でオナニーしてしまっています。
日常的なオナニーの習慣によって「セックスの脳内モデル」が書き換わっている可能性が高く、実際のセックスでは快感が得られにくい状態だと考えられます。
特殊な方法でなくても快感を得られるようになることで、実際のセックスの刺激に反応できるようになります。
特殊な方法でなくても快感を得られるようになるには、ペニスの皮膚感覚を十分味わえる体作りが必要です。
一般に、臓器の機能向上はその臓器の血流増加によって起こりやすくなります。
平癒堂鍼灸では、ペニスの感覚を取りやすくするために、鍼によって男性生殖器の血流増加を目指します。
男性生殖器の血流増加を促す鍼にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

8.オナニーのときの症状:オナニーでのペニスの反応

[42] なでる・さするといった弱い刺激では勃起しない・しにくい
[43] オナニーで完全に硬くなることがない(EHSのグレード4になることがない)ペニスの硬さのセルフチェックはコチラ
[44] 刺激が途切れると萎えてしまう・軟らかくなっていく(動画選び,動画の早送りや巻き戻しなどの動作で)
[45] オナニーで勃起はするがなかなか射精しない
[46] オナニーの途中でペニスの感覚がなくなることがある
[47] 刺激する前のペニスが一番硬い
[48] 射精前に一度軟らかくなりかけるが射精直前でまた硬くなる
[49] 射精と同時に急速に萎える

[42]~[49]は、EDでお悩みの方のオナニーのときの症状です。
「勃起が安定しない」という自覚があると思います。
イメージ的には、勃起が完成していない状態、勃起の質が高くない、という感じです。
快感が不足しているために勃起が完成せず、勃起が不安定な状態です。
勃起を完成させるためには、2つに分かれた勃起中枢の連携を取り戻し、刺激に対して素直に反応できる体に変えていくことが必要です。
「勃起しやすい脳の使い方と勃起しやすい体」を手に入れる必要があります。
「勃起しやすい脳の使い方と勃起しやすい体」を鍼と脳トレで実現させるのが平癒堂鍼灸のプログラムです。
「勃起しやすい脳の使い方と勃起しやすい体」を手に入れたいと思われた方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

9.オナニーのときの勃起時と射精時の快感:勃起において一番大事なペニスの感覚

[50] サオは気持ちいいが亀頭は気持ちよくないのであまり触らない
[51] 亀頭は気持ちいいがサオの感覚があまりない
[52] 気持ちいいときはペニス全体が気持ちいい
[53] ペニスのどの部分を刺激したら気持ちいいのかがよく分からない
[54] 射精直前の盛り上がりが起こる以前の時点では「気持ちいい」という感覚がない・あまりない
[55] 射精直前の盛り上がりにスピード感がない・高まりを感じにくい
[56] 気持ちいいのは射精するときだけで、射精後の余韻のようなものはない・ほぼない
[57]「オナニーをしたい」というよりも「射精をしたい」感覚の方が強い
[58] 射精直前の盛り上がりは一瞬で「あ、出そう」「出た」という感じの射精になることが多い
[59] 足ピンオナニー(射精前に体に力が入る)の経験がある
[60] 射精するにはかなり時間が掛かる・射精する気配がなかなかない(途中でオナニーに飽きてくる)

[50]~[60]はペニスの感覚が十分味わえていないことを示す項目です。
ペニスの感覚が取れているかどうか?のチェックでもあります。
ペニスの感覚を十分に味わうことで結果として快感が得られます。
ペニスが硬くなるのは快感が得られた結果です。
そして、快感が継続して得られることで射精が可能になります。
しかし、快感が継続的に得られていても自律神経活動が適正でないと射精のタイミングに問題が出てきます。
該当する項目がある方は、「快感不足の解決」と「自律神経活動の正常化」が必要です。
平癒堂鍼灸では、「快感不足の解決」は、BK脳トレ(ED改善脳トレ)、「自律神経活動の正常化」は鍼とセルフトレーニングでアプローチします。BK脳トレ(ED改善脳トレ),鍼,セルフトレーニングにご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

10.どんなシチュエーションで勃起しないのか?:勃起に適した自律神経活動

[61] 女性に刺激されても勃起しない・しづらい
[62] はじめての相手だと勃起しない・しづらい
[63] セフレなら勃起するのに本命相手に勃起しない・しづらい
[64] 興奮しているはずなのにペニスを刺激されても反応しない・しにくい
[65] ワンチャン,ワンナイだと勃起しない・しづらい
[66] 実際に女性(性の対象)を目の前にするとどうしても緊張してしまって勃起しない・しづらい

[61]~[66]の症状の原因は、自律神経の状態が勃起の開始時に適していないことにあります。
「メリハリのある自律神経活動ができない」ことが原因か、「脳がパートナーを同じ群れの仲間であると認識できていない」ことが原因です。

メリハリのある自律神経活動を作るには、自律神経に揺さぶりを掛けることが必要です。
平癒堂鍼灸では、鍼で深い副交感神経優位の状態に半ば強制的にすることで、自律神経に揺さぶりを掛け、自律神経の調整機能を鍛えて、メリハリのある自律神経活動を促します。
自律神経に揺さぶりを掛ける鍼にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

「脳がパートナーを同じ群れの仲間であると認識できる」ようにするにはパートナーとのコミュニケーションを深めることが重要です。
自律神経の副交感神経系は、実は、更に2系統に分かれています。
哺乳類になってから獲得された新しい副交感神経系は、勃起と射精のコントロールの要です。
この新しい副交感神経系がうまく機能するには、パートナーとのコミュニケーションが必要なのです。新しい副交感神経系にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

11.ペニスが硬くなるタイミング:勃起に必要な条件が揃っているとき

[67] 朝立ちのときが一番硬い
[68] セックスのときよりもオナニーのときの方が硬い
[69] キスをしている時が一番硬いが前戯中に萎えるか軟らかくなる
[70] 一緒にお風呂に入っている時が一番硬い
[71] 前戯をしているときまでは硬い
[72] 挿入するまでに萎えるときがあるが挿入してしまえば大丈夫であることが多い

勃起は基本的には、自律神経の反射を介した生理現象なので、勃起に必要な条件が揃えば自然に起こります。勃起しないのは勃起に必要な条件が揃っていないからです。
[67]~[72]に該当するということは勃起が不安定なわけですが、勃起に必要な条件が揃っている時とそうでない時を知ることで、やるべき取り組みが何かを知る手掛かりになります。
「勃起のための条件を揃える」という視点でED改善を考えることが改善につながります。「勃起のための条件を揃える」という視点が欲しい方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

12.フェラチオに関して:中折れしやすいのはペニスの内側の感覚を取っているから

[73] フェラチオはあまり好きではない
[74] フェラチオで興奮はするが気持ちよくはない
[75] 亀頭を舌で刺激されるとこそばゆい・くすぐったい

[73]~[75]に該当する方は、ペニスの皮膚感覚(ペニスの表面の感覚)が取れていない可能性が高いです。
ペニスの皮膚感覚(ペニスの表面の感覚)が取れていなくて、海綿体の内圧(ペニスの内側の感覚)の感覚を取っているので、皮膚表面の刺激で快感が得られていない状態であると考えられます。
皮膚表面の感覚を取れていないので、挿入後のペニスの感覚が取りづらく中折れしやすくなります。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)の一部である「自分の注意・意識を向ける先を移動させて、自分の思う場所の感覚を優先して脳に届ける」トレーニングによってペニスの皮膚表面の感覚を取れるようになればフェラチオも気持ちよくなるし、中折れも起こりにくくなります。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

13.コンドームED?:「刺激の中断、即萎え」は快感不足が原因

[76] コンドームを着けようとすると萎える
[77] コンドームを着けているときに萎える
[78] コンドームを着けると萎える
[79] コンドーム無しなら中折れしない(途中で萎えない)

[76]~[79]に該当する方で「コンドームが萎える原因だと思っている方」は多いと思います。
しかし、原因はコンドームそのものではなく、刺激が中断したことにあるケースがほとんどです。
ペニスを刺激し続けていれば勃起は持続(しかし、完全に硬くはない)するが、刺激に対する反射だけで勃起している状態なので、刺激が中断すると萎えるということです。
勃起が完成していません。
快感不足が主な原因です。
快感を得やすくするBK脳トレ(ED改善脳トレ)が必須です。
ご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

14.挿入時の反応と早漏:早漏の原因は快感面積の矮小化と自律神経ギャップの縮小

[80] カチカチの状態で挿入することが少ない
[81] 騎乗位でなら挿入できる
[82] 正常位(自分が上になる)が苦手だ
[83] 挿入する前に射精してしまうことがある
[84] 挿入するとすぐに射精してしまう感じがする
[85] 自分は敏感な方だと思う・鈍感になれば、もっとセックスを楽しめるのにと思う

[80]~[85]に該当する方は早漏でお悩みの可能性が高いと考えられます。
早漏の原因は、「快感面積の矮小化」と「自律神経ギャップの縮小」です。
「快感面積の矮小化」は「BK脳トレ(ED改善脳トレ)の快感面積拡大トレ」で、「自律神経ギャップの縮小(=十分な副交感神経優位ではない)」は、「メリハリのある自律神経活動を促すために自律神経に揺さぶりを掛ける鍼」でアプローチします。
「BK脳トレ(ED改善脳トレ)の快感面積拡大トレ」と、「メリハリのある自律神経活動を促す、自律神経に揺さぶりを掛ける鍼」にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

15.挿入後の反応と膣内射精障害:中折れと遅漏の原因は同じ

[86] 挿入してからペニスの感覚がよく分からない
[87] 気が付けば醒めている・冷静になっている・素になっている
[88] 気付かないうちに目の前のセックスと関係ないことを考えていることがよくある
[89] 今セックスしているパートナーではない他の人のことを考えながらセックスしたことがある
[90] 1回のセックスでいろいろな体位をするのが好きだ
[91] 体位を替えるときに抜けてしまう。見ると軟らかくなっている
[92] パートナーの膣の圧が今より強ければ中折れしないと思う
[93] 萎えるわけではないが疲れて途中でやめてしまうことがある
[94] イク気配がない・射精直前の盛り上がりが来ない
[95] パートナーの膣の圧が今より強ければイケそうな気がする

[86]~[95]は中折れか膣内射精障害でお悩みの方の症状と感覚(気持ち)です。
快感不足と体力不足が主な原因です。
快感不足には快感を得やすくするBK脳トレ(ED改善脳トレ)が必要で、この場合、特にペニスの快感面積を拡大する快感面積拡大トレが必須です。
挿入後に速く動く、しかも、速く動き続ける(速く動いている時間を長くする)ことでより多くのペニスの皮膚感覚を得られるようになります。
快感を得るには時には体力も必要なのです。
バリエーションに富んだ多彩な動きよりも、地味だけれども同じ連続した長時間の刺激によって得られる感覚が快感には必要です。(自分にとってもパートナーにとっても)

16.補足:トップクラスのEDあるあるとEDマインド

[96] 一度萎えると、そこから復活するのは難しい
[97] パートナーが気持ちよくなっているのかどうかが常に気になっている
[98] 「早く挿入しないと」、「挿入できる硬さになった今のうちに挿入しないと」と思って挿入することがある
[99] パートナーにすまない気持ちでいっぱいだ
[100] 体は健康なのでEDは自分の気持ちの問題だから一人で解決すべきだ

[96]は、自律神経の問題が一番大きいと考えられます。
十分な副交感神経優位にはなれていません。
自律神経に揺さぶりの掛かる鍼が有効です。

[97]パートナーのどこをどう刺激すべきか?それは正しいのか?で頭の中がいっぱいです。脳のメモリが全部それに使われてしまっています。
勃起は快感を得た結果であって、快感は感覚を味わった結果です。
自分の感覚情報を処理することに使うメモリが無くなってしまえば、快感は得られないので勃起もしません。
BK脳トレ(ED改善脳トレ)が必要です。

[98]と[99]典型的なEDマインドです。
[98]の状態で勃起が完成していないのに挿入するから中折れしやすくなるのですが、[99]の気持ちが強いので、パートナーのために「今のうちに」「早くしないと」と思ってしまっている状態です。
望む勃起を得て思うようなセックスができて、その経験が積み重なれば、気持ちの問題は後追いで解決していきます。そのためには勃起に必要な条件を知ってそれを揃えていけばEDが改善するということをまずは知ってください。
[100]のようにEDを気持ちの問題として捉えず、勃起を生理現象として捉えて生理学的なアプローチすれば勃起の状態は変わります。
勃起の状態が変わればセックスがうまくいきます。
うまくいくセックスが繰り返されれば、その結果としてうまくいかなかったセックスの記憶はどんどん薄まっていきます。
そうすることで気持ちも変化していくということです。
そういうストーリーが欲しい方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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EDを精神的な問題として解決するツラさ ~EDを生理学的な問題として解決する方法~ https://heiyudou.click/ed-column/5671/ https://heiyudou.click/ed-column/5671/#respond Mon, 30 Jan 2023 09:00:00 +0000 https://heiyudou.click/?p=5671 自分は健康であって体には問題がないと思っている方は大抵、「体には問題がないから自分は心因性のEDだ」という判断をします。

勃起の状態が原因でセックスがうまくいかなかった経験を何度かすると、セックスする前に不安になったり、プレッシャーを感じて、そのことで勃起できないと感じてしまうのは自然なことです。

「今日大丈夫かなあ?」

「最後までいけるかなあ?」

と思ってしまうことは非常に多くの方が経験されています。

心因性EDという診断が出た方、自分で調べてみて心因性EDだと判断されている方のほとんどが、このように「不安やプレッシャーのせいで勃起できない」と感じています。

ですが、不安やプレッシャーそのものを感じないようにしようと思っても、精神的な問題なのだからという理由で、自分の気持ちの持ちようで、その不安やプレッシャーを何とかしようとしても、何ともなりません。

ほぼ不可能です。

それはツラすぎるというものです。

精神医学や心理学の専門家の手も借りず、EDを「心因性=精神的な問題」と捉えて、精神的なこととして、気持ちの上で解決しようとするのは非常に困難です。

心因性ED(自己判断の心因性EDも含めて)に関しては、実際に精神的な問題が生じていても、それはその方の経験の結果生じたものです。

ですから、精神的な問題が生じる原因となった経験を繰り返さないようにしつつ、新しい経験を積み重ねれば、その精神的な問題は生じにくくなるはずです。

そしてその「新しい経験を積み重ねて精神的な問題を生じにくくする」ことが、精神医学・心理学と関係なく、生理学的なアプローチによって可能であるとすればどうでしょう?

その方法を知りたくはありませんか?

平癒堂鍼灸では生理学的なアプローチによって勃起の質の向上を目指します。

勃起の状態が良くなればセックスがうまくいくようになります。
セックスがうまくいくというポジティブな経験を積み重ねることで、うまくいかなかったネガティブな経験の記憶が薄まります。

そうなれば、不安やプレッシャーが起こりにくくなってきます。
=精神的な問題が解決していきます。

平癒堂鍼灸ではこういう風にして、心因性ED(自己判断の心因性EDも含めて)の方の問題が解決しています。

このコラムでは、どうやって精神医学的、心理学的なアプローチなしで心因性ED・自己判断の心因性EDが改善していくのかをお話しします。

※ このコラムで、心因性EDに対するアプローチとして、生理学的アプローチが、精神医学的アプローチや心理学的アプローチよりも優れている、あるいは有効であるという主張をしているわけではありません。このコラムは、平癒堂鍼灸でおこなっているのは生理学的アプローチであるが、心因性EDの方の問題解決の助けになっているという一つの情報としてのコラムです。

‐目次‐

1.心因性EDは精神的な問題なのか?
1-①気持ちに問題があれば心因性EDか?
1-②不安になるのは経験の結果
1-③不安の原因になる経験を繰り返さないことで不安を起こりにくくさせる

2.平癒堂鍼灸の心因性EDに対するアプローチ
2-①勃起は自律神経の働きによる生理現象
2-②平癒堂鍼灸の心因性EDに対する生理学的アプローチ
2-③勃起してセックスがうまくいくという経験を作る
2-④セックスがうまくいくという経験が繰り返されることで起こりにくくなる不安

3.まとめ

1.心因性EDは精神的な問題なのか?

受診


1-1気持ちに問題があれば心因性EDか?

「なんだか最近セックスがうまくいかない。」

「勃起するにはするが最後までできない(中折れする)。」

「もしかしてED(勃起不全)かも?」

と思って、中山一郎さん(仮名:32歳、IT関連営業職)は、「ED」「原因」「精神的」などのワードで検索されたそうです。

「EDには器質性と心因性と薬剤性とがあって…」

「と言っても、自分は健康だし、会社の健康診断でも異常はないし、持病があるわけでもないし、ずっと飲み続けている薬もないから…」

「ってことは、心因性EDになるかな?」

「まあ、確かにうまくいかなったことが何回かあって『今日は大丈夫かなあ?』って思うようになってから、硬くなりにくいし、挿入できても途中で萎えてしまうし…」

「気持ちの問題(精神的な問題)ってことは、やっぱり心因性のEDかな?」
こういう感じで自分は心因性のEDだと判断される方はこの中山さん以外にも多いと思います。

この後、中山さんは医療機関を受診されます。

簡単なヒアリングの後で、
「健康には問題なさそうなので精神的なものだと思います。一回お薬飲んでみてください。」
みたいな感じでED治療薬を処方されたとのことです。

自分で、心因性EDだと思っていて、ドクターに「精神的なものだと思います」と言われれば、心因性のEDだと確信するのは当然のことです。

中山さんは、ED治療薬を服用すれば勃起してセックスすることは可能でした。
しかし、そのまま薬を飲み続けることに対して「薬の副反応もあるかもしれないし、薬なしでは勃起できないのがツラい」と思われて、もっと他に根本的にEDを解決できる方法はないか?と探されていて平癒堂鍼灸のHPにたどり着かれたということでした。

1-2 不安になるのは経験の結果

中山さんはセックスがうまくいかなかったことが2~3回あって、その後から「今日は大丈夫かなあ?」とデートやお泊りの度に思うようになったそうです。

「今日は大丈夫かなあ?」とか、

一旦、勃起した後でも「これが最後まで続くかな?」と、

「まだ起こってもいない、しかも起こることが確定しているわけでもないネガティブなこと(=勃起しない・勃起が続かない)が、また起こるのではないのか?」
と、必要以上に不安に思ってしまうということはよくあります。

これを「予期不安」と言います。

※ 予期不安は不安障害やパニック障害の文脈で使われることの多い言葉なので、必要以上に深刻に捉えて欲しくはないのですが、「まだ起こっていないし起こることが決まっているわけでもないことへの必要以上の不安」を言い表す適切な言葉が他に見つからなったので、程度の差はあっても本質的には同じであると私が判断したので予期不安という言葉を使っています。

1-3 不安の原因になる経験を繰り返さないことで不安を起こりにくくさせる

「勃起の状態が原因でセックスがうまくいかなかった」という経験を何度が繰り返すと、「またそうなるのじゃないか?」と不安になる。

不安になるのは経験の結果です。
うまくいかなかった経験が繰り返されたこと結果、不安になるのです。

「不安になるから勃起しなくなる。」というご本人の事実(脳の認知)が存在するので、心因性EDという判断になるわけです。

でも、ちょっと考えてみてください。

「不安になるから勃起しない」のであれば、逆に不安にならなければ大丈夫(=勃起する)ということです。

不安は、「うまくいかなかった経験」が何度かあったその結果生じているわけですから、その「うまくいかなかった経験」を繰り返さなければ、そして、そこから「うまくいった経験」を繰り返せば、逆に不安は生じにくくなるはずです。

結果として「不安」になってしまったわけですから、その「不安そのもの」を取り除くことはできません。

しかし、その不安の原因になった「うまくいかなかった経験」を繰り返さない、さらに、うまくいかなかった経験の反対である「うまくいった経験」を繰り返すことで、「うまくいかなかった経験」の記憶が薄まっていくはずです。

と言うか薄まります。

だから「今日は大丈夫かなあ?」という不安が起こりにくくなるのです。

私がこう言えるのはなぜか説明します。

2.平癒堂鍼灸の心因性EDに対するアプローチ

2-1 勃起は自律神経の働きによる生理現象

平癒堂鍼灸には、医療機関で心因性EDと診断された方、自分で調べて心因性EDと判断された方、が来院されます。

ほとんどの方が「今日は大丈夫かなあ?」がセックスする前に頭に浮かんできます。

中山さんは、「今日は大丈夫かなあ?」が浮かび上がるせいで、お泊りなしのデートではセックスしなくなったそうです。

「できるだけそういうことは避けました。キスもあまりしなくなりました。その後ができないからです。」

とおっしゃっていました。

私は鍼灸師です。
ですから、平癒堂鍼灸では、精神医学的なアプローチも心理学的なアプローチもおこないません。

にもかかわらず、心因性EDの方の問題も、自己判断で心因性EDの方の問題が解決していきます。

平癒堂鍼灸でおこなっているのは生理学的なアプローチです。

勃起と射精は自律神経の反射を介した生理現象です。
生理現象ですから自分の意思ではコントロールできません。
生理現象ですから必要な条件が揃えば、自分の意思とは関係なく自然に起こります。

2-2 平癒堂鍼灸の心因性EDに対する生理学的アプローチ

平癒堂鍼灸のクライアントには、勃起と射精という生理現象に必要な条件を揃えていくための取り組み(知識・ノウハウの習得やセルフトレーニング)を毎日していただいています。

中山さんの場合、セルフトレーニングに関しては、平癒堂鍼灸推奨のPC筋トレとよく似たトレーニングはもう既にされていたので、骨盤エクササイズを頑張られたそうです。

骨盤エクササイズは、骨盤内の血流改善を目的としたトレーニングで、鍼施術に組み合わせることで骨盤内の血流量を増やすと考えられます。(鍼をしている画像はコチラ→https://heiyudou.click/price/)

骨盤エクササイズ(基本2種目)の動画はコチラ↓
https://www.youtube.com/watch?v=fERZru9ahvE
https://www.youtube.com/watch?v=jMLRN-rFf88

音楽に合わせて腰を動かせるのが気持ちよく、自然と回数・時間が増えたとのことです。(動画はコチラhttps://www.youtube.com/watch?v=3t_9Ai85xh8

その甲斐あって、中山さんは初回来院時の「朝立ちは週1回あればいい方」だという状態から、5週間後の2回目の来院時には(遠方のため約月1ペースでの通院)、「週に2~3回はある」と喜ばれていました。

セルフトレーニングに加えて、と言うか、むしろこちらが平癒堂鍼灸のメインのメソッドなのですが、鍼で、勃起と射精に必要な条件を揃えるために必須となる「勃起しやすい体」の状態に近づけていきます。

「勃起しやすい体」とは、メリハリのある自律神経活動のある、骨盤内の血流が豊富でテストステロン分泌が十分で、脳との連携が取れている体のことです。
そういう体を鍼の施術とセルフトレーニングで作り上げていくこと。
それが平癒堂鍼灸でしていることです。

どんな鍼をするのかはコチラ↓のコラムをご参考に
https://heiyudou.click/ed-column/5595/

加えて、「勃起しやすい脳の使い方=快感を得やすい脳の使い方」を手に入れるトレーニングもしていただいています。BK脳トレ(ED改善脳トレ)です。

BK脳トレ(ED改善脳トレ)に関してはコチラ↓をお読みください。
https://heiyudou.click/ed-column/5595/

勃起に必要な条件を揃えるには、体や脳以外のことも関係してきます。

「環境」においても勃起に必要な条件があるのです。

勃起は最終的に自律神経の反射によって起こる生理現象です。
自律神経の活動は体の外の環境に影響を受けますから、勃起もまた環境に影響を受けざるを得ないということになります。

環境における勃起に必要な条件は、言わば「セッティング(環境作り)」の問題と言えます。
ですから、環境における勃起に必要な条件を知ることができれば、自分の男性性機能とは関係ないのですぐに役立たせることができます。

中山さんは、「部屋を暖かくすれば勃起しやすくなる」ということを実感してから、一緒にお風呂に入ったとしてもお風呂ではそういうことをしないように、必ずベッドや布団に入ってからすることにしたそうです。

ベッドのある部屋の温度は、薄着や裸になっても大丈夫な温度に設定すれば、「ちょっと安心できるようになった。」とおっしゃっています。

寒いと自律神経が体温を上げようとして交感神経の活動レベルが高まるので勃起には不利になります。これは、「暖かいところでセックスする」というセッティング(環境作り)が勃起に有利に働く例です。

勃起に必要な条件には、こういうセッティング(環境作り)も含まれるのです。

2-3 勃起してセックスがうまくいくという経験を作る

生理学的なアプローチ(鍼,脳トレ,セルフトレーニング)によって、勃起に必要な条件が揃うようになってくると、「勃起してセックスがうまくいく」という経験ができるようになってきます。

次は、この「勃起してセックスがうまくいく」という経験を繰り返していく段階に入ります。

「勃起してセックスがうまくいく」を繰り返すには、「定期的な通院による鍼施術」と「BK脳トレの答え合わせ」と「セックスやオナニー経験に対するフィードバック」、並行してBK脳トレとフィジカル系トレの継続(細かく言えばもっとあります)が必要です。

決して簡単ではありません。

しかし、平癒堂鍼灸に通院して、思うような勃起ができるようになって、満足を伴うセックスができるようになった方全員が、「定期的な通院による鍼施術とBK脳トレの答え合わせとセックスやオナニー経験に対するフィードバック、BK脳トレとセルフトレーニングの継続」をされています。

2-④セックスがうまくいくという経験が繰り返されることで起こりにくくなる不安

「勃起してセックスがうまくいく」を繰り返し経験することで、「今日は大丈夫かなあ?」が頭に浮かんできにくくなります。

薄まっていく感じです。

忘れていく感じです。

クライアントに、あまり「不安になる」ということを意識させないように、私は不安のことについて尋ねることはありません。

勃起の状態をお聞きすれば不安が薄まっているかどうかは分かりますから、不安のことについて聞く必要がないということです。

「そういえば、前はそんなことあったなあ」的な感じになる方もおられます。

中山さんは、ED治療薬なしでセックスできるようになってからでも、
「『今日は大丈夫かなあ?』という不安がなくなったわけではないですが、一旦セックスが始まるとカチカチになるので、一旦カチカチになってしまえば、そこから不安に思うことはほとんどなくなりました。」とおっしゃっています。

3.まとめ

EDを精神的な問題として解決するのは難しくて、それを自力で解決しようとするのはツラすぎるけれど、精神的な問題が生じているのはネガティブな経験の結果なので、ポジティブな経験を上書きしていけばネガティブな経験の記憶が薄まって、精神的な問題が生じにくくなるはずで、平癒堂鍼灸で心因性EDや自称心因性EDの方の問題が解決するのは、生理学的なアプローチで勃起の状態が良くなり、そのことでセックスがうまくいって、うまくいったセックスが繰り返されることで「今日は大丈夫かなあ?」という不安が起こりにくくなるからなのだけれど、勃起の状態を良くするにはそれなりの努力が必要で簡単ではないので頑張ってください。というお話しでした。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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セックスで勃たないけれどオナニーならできる問題 【勃起LINE相談】 https://heiyudou.click/ed-column/5659/ https://heiyudou.click/ed-column/5659/#respond Mon, 16 Jan 2023 09:41:02 +0000 https://heiyudou.click/?p=5659 「セックスで勃起しないんです。オナニーではしっかり勃起するのでEDじゃないんですけど…」という感じの前置きがあった後に、

「キスの時は結構、勃ってるんですけど、その後が…」
「挿入しようと思ったら元気が無くなってきて…」
「コンドームを着けると萎えてしまって…」

というようなご相談がかなりあります。
今回は、「セックスで勃たないけれどオナニーならできる問題」。正確には、「セックスでは勃起しないけれども、勃起することはするのでEDではないのですが、どうしたらいいですか問題」についてのお話です。

動画でお話ししたこともあります。
今回のコラムとは別なアプローチですがこの動画↓も参考にしてください。

s://www.youtube.com/watch?v=SuvIrr2-1As&t=1s

‐目次‐
1.セックスでは勃起しないがオナニーなら大丈夫なのはなぜか?
1-1 セックスでは刺激の中断があるがオナニーでは刺激の中断がない
1-2 セックスで刺激の中断があると萎えてしまうのは勃起が完成していないから
1-3 自律神経の反射のみの勃起を維持するには刺激し続けなくてはならない
1-4 セックスで勃たなくてもオナニーなら大丈夫な理由

2.勃起を完成させればセックスでもオナニーでも大丈夫になる
2-1 勃起には性的興奮と快感が必要
2-2 勃起を完成させるには仕上げとなる快感が必要
2-3 快感を得るための脳トレ

3.勃起を完成させるためには勃起しやすい体作りも必要
3-1 脳トレ後の脳の使い方に素直に反応できる体
3-2 男性性機能の基礎体力であるテストステロン ~ 鍼とセルフトレーニング ~
3-3 メリハリのある自律神経活動 ~ 自律神経に揺さぶりを掛ける鍼とサプライズ ~
3-4 勃起を完成させるには「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」の両方が必要

4.「勃起するという当たり前のことが今できていない」ことの意味
4-1 LINE無料相談のメッセージ
4-2 無料で「セックスでは勃たないけれどオナニーならできる問題」を解決する方法
4-3 「セックスでは勃たないけれどもオナニーならできる問題」のまとめ

1 セックスでは勃起しないがオナニーなら大丈夫なのはなぜか?

1-1セックスでは刺激の中断があるがオナニーでは刺激の中断がない

セックスとオナニーの決定的な違いは刺激の中断があるかないかです。
オナニーは自分一人のことなので、自分の好きなようにできます。
パートナーがいないので自分のことだけでいいですから、ペニスやその周辺、手の届く体の部分にずっと刺激を与え続けられます。
だからオナニーではほぼ刺激の中断がありません。

一方、セックスの場合、パートナーに刺激を与えている場面ではペニスに刺激の入らないこともありますし、刺激されて勃起してからも挿入前にコンドームを着ける場面では刺激が中断します。
挿入後も態勢を変えるときには運動が一時止まるので当然刺激も中断されます。
このようにセックスでは刺激が中断される場面が結構あります。

「刺激が中断される、そのタイミングで萎えてしまうから相談」というケースがLINE相談で多いパターンの一つです。

ちなみに、平癒堂鍼灸LINE公式アカウントを友だち追加していただくと、LINE無料相談(ルールあり)が利用可能になります。

1-2 セックスで刺激の中断があると萎えてしまうのは勃起が完成していないから

刺激の中断があると萎えてしまうのは、勃起が完成していないからです。

理想の勃起はこうです。
性的に興奮していて、その上で快感が得られることで、性的興奮が増し、性的興奮が増すことで、より快感が得られやすくなり、それによって性的興奮がさらに増し、性的興奮と快感がお互いを高めあい、あるレベルに達することで勃起が完成し、ペニスがカチカチになります。
これが理想的な勃起です。

性的興奮が十分にあって快感が得られた上で勃起が完成すれば、刺激が少しぐらい中断しても萎えることはありません。

性的興奮と快感が勃起の完成には必須なのです。(性的興奮と快感の関係は「勃起の方程式」で)

1-3 自律神経反射のみの勃起を維持するには刺激し続けなければならない

ところが、性的に興奮していても快感が得られていない場合、自律神経の反射のみによる勃起になってしまいます。
快感がないので勃起は完成しません。

快感が得られていないので、自律神経の反射を継続させるために、常に刺激し続ける必要が出てきます。そうしないと勃起が維持できないからです。
「完成していない勃起(カチカチではない勃起)を維持させるには常に刺激し続けることが必要」なのです。
勃起が完成していないから、セックスの途中、刺激が中断するタイミングで萎えてしまうのです。

1-4 セックスで勃たなくてもオナニーなら大丈夫な理由

実は、「セックスで刺激の中断があると萎えてしまう」というよりは、「オナニーで刺激し続けないと勃起が持続しない」というのが問題なのです。
刺激が中断することで萎えてしまうのは、何度も言うように勃起が完成していないからです。

オナニーで刺激し続けないと勃起が続かないケースでは、ペニスが完全に硬くなっていないことが多いのです。
ペニスがカチカチにはなっていないということです。

逆に言うと、「快感がなくて勃起が完成していなくても、ペニスを刺激し続けることで、ペニスはカチカチにはならない(=勃起が完成しない)けれども、勃起し続けることはできてしまう」ということになります。

だから、「オナニーでは快感がなくてもペニスを刺激し続けることで勃起できてしまうという現象」が起こるのです。
「セックスで勃起しなくてもオナニーなら大丈夫」なのは(本当は十分硬くないからセックスで通用しないという意味では大丈夫ではないのだけれども)、オナニーでは刺激が中断することがないから、不完全だけれども勃起できてしまうからなのです。

2 勃起を完成させればセックスでもオナニーでも大丈夫になる

2-1 勃起には性的興奮と快感が必要

オナニーだけじゃなく、セックスでも大丈夫、つまりセックスでも萎えないようにするには勃起を完成させることが必須です。

では次に、どうすれば勃起を完成させられるのか?が問題になってきます。

勃起が完成するには「性的興奮」と「快感」が必要です。

「性的興奮」は自分でコントロールできません。
言わば衝動のようなものです。
これは体感的に納得していただけると思います。(ただ、「性的興奮」は脳の学習が大きく係わっているので中長期的にはコントロール可能です。)
だから今すぐどうこうできるものではないので、性的興奮に関しては他のコラムに譲ります。
(このコラムを参考にしてください。https://heiyudou.click/ed-column/5437/

「自律神経の反射だけでは勃起が完成しないこと」と「勃起の完成には性的興奮と快感が必要だ」という話を先にしました。

そうです。重要なのは「快感」なのです。

2-2 勃起を完成させるには仕上げとなる快感が必要

勃起を完成させる、勃起の仕上げに快感が必要なのは、「快感によって2つある勃起中枢を連携させる」ことができるからです。
2つの勃起中枢とは、解剖学的に言うと「脳の視床下部と仙髄」ということになります。要は「頭と股間」ってことです。

「頭と股間」、さらに言い換えれば「脳と体」です。
脳と体の連携に必要なのが快感なのです。

体=股間からはセックスしているときの刺激があって、刺激による感覚が生じていて、脳がその感覚から推測して「ああ、今セックスしてるな」と判断すれば(脳の認知の問題)、2つある勃起中枢の連携が起こって、セックスという場にふさわしい勃起と射精という生理現象が起こるようになっています。

実は、この「ああ、今セックスしてるな」を決定付ける情報が快感なのです。
刺激があって、その刺激が「正にセックスしているときの刺激だ」と脳が思った時に、性的な快感が得られます。
「正にセックスしているときの刺激だ」=「気持ちいい(快感が得られる)」ということです。

さらに、快感は単に「気持ちいい」と言うだけでなく、脳の「今セックスしているという認知」が生じるために必要なのです。
脳の「今セックスしているという認知」=「快感」が、脳と股間にある勃起中枢を強固に連携させ、その結果、勃起が完成し、続いて射精というセックスにふさわしい生理現象が起こるのです。(脳が今セックスしていると分かることが重要であることを理解する助けになる「勃たない原因はリアリティの低いダメオナニー」というコラムはコチラ

セックスにふさわしい生理現象には2つある勃起中枢の連携が必要で、その連携には快感が必要なのです。

「快感があるってことは、もっとちゃんと勃起しないといけないな。ペニスの血管にもっと血液を流しこめ!!」(勃起の完成)
「ペニスがこすれてるな。じゃあ、次は射精だから、精嚢から今のうちに徐々に精液を尿道の奥に送り込んでおけ!!」(射精の前の射出という生理現象)

ということになってセックスでも勃起がうまくいくという感じです。

2-3 快感を得るための脳トレ

快感=「気持ちいい」は、脳の認識です。脳の自動的な判断です。
刺激によって「気持ちいい」感覚が生じているわけではありません。
「脳が『気持ちいい』ってなるように実際に生じている感覚」を味わうことで快感が得られます。

「性的に興奮しているときに、脳内で処理される感覚の量が一定量以上」になると、脳は快感を認識します。

とにかく「感覚の量が多い方が良い」と思ってください。
性的に興奮していて、感覚がたくさんあれば気持ちよくなる(快感を得られる)という感じです。

快感が得られないのは、この脳で処理される感覚の量が少ないからです。
脳にきちんと感覚が届いていないとイメージしてください。
脳にきちんと感覚を届けるにはどうすればいいか?
それが「感覚を味わう」ということです。
感覚を味わうトレーニングがBK脳トレ(BKは勃起の略で、ED改善脳トレ)です。

平癒堂鍼灸では、快感を得て勃起を仕上げるための「感覚を味わう」トレーニングとして、このBK脳トレをおこなっています。BK脳トレに関してご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

ただこのBK脳トレ、うまく機能するには条件があります。
BK脳トレは「勃起しやすい脳の使い方」のトレーニングとも言えます。
BK脳トレがうまく機能するには、「勃起しやすい脳の使い方に素直に反応できる勃起しやすい体作り」も必要なのです。
実際に男性性機能がまさに機能するためには、コンピュータでいうところのソフトだけでなくハードも必要ということです。
セックスでもオナニーでも大丈夫にしようと思えば「勃起しやすい体作りも必要」ということです。

※ 10代や20代前半、男性性機能のレベルによってはBK脳トレ中心のED改善プログラム(ビデオ通話によるセッション)でも改善可能です。

3.勃起を完成させるためには勃起しやすい体作りも必要

3-1脳トレ後の脳の使い方に素直に反応できる体

脳トレすることで快感を得やすい脳の使い方ができるようになって、かつ、その脳の使い方に素直に反応できる体があればセックスでもオナニーでも大丈夫になれます。

では、脳の使い方に素直に反応できる体=勃起しやすい体とは、具体的にどういう体のことなのでしょうか?

それは、男性性機能の基礎体力とも言える「テストステロンが十分分泌」されていて、「メリハリのある自律神経活動」のある体のことです。

3-2男性性機能の基礎体力であるテストステロン ~ 鍼とセルフトレーニング ~

男性ホルモンのほとんどがテストステロンです。
そのテストステロンのほとんどが睾丸(精巣)で作られています。
睾丸は精子とテストステロンを作っている内臓です。
睾丸の機能も体の他の機能と同じように男性性機能も加齢とともに低下していきます。

老化と聞いても、20代30代の方は「自分はまだ老化していない」と思われるかもしれませんが、成長が止まった時点で老化は始まっています。
身長の伸びるのが止まったらもう老化は始まっているということです。

睾丸の機能も年齢とともに低下していきますから、睾丸の作るテストステロンの分泌量も減ってきます。
テストステロンは男性性機能の基礎体力みたいなものですから、テストステロンが減れば男性性機能のレベルは低下します。

平癒堂鍼灸では、睾丸の血流改善を図ることでテストステロンの産生能力をサポートしています。

お尻の筋肉に鍼通電をすることで、血液循環のポンプである筋肉の柔軟性の向上を図ります。
睾丸の近くの筋肉の柔軟性が高まれば、睾丸へ血液を送るポンプの性能がアップすることになるので睾丸への血流増加が期待できます。

それに加えてセルフトレーニング(ご自身でしていただくフィジカル系トレ)で、男性生殖器の近くの筋肉である、股関節の筋肉、腰・お腹の筋肉を動かせて、血液循環のポンプを積極的に動かせて睾丸への血流を促進させます。

鍼で睾丸に行く血液循環のポンプの機能がアップして、さらに、セルフトレーニングによってそのポンプがよく動かされることで、睾丸の血流が豊富になれば、血流によってエネルギーと栄養をたくさん得られるようになった睾丸の機能が向上するのはイメージしやすいと思います。

施術中こんな感じになります。施術中の写真はココ↓
https://heiyudou.click/price/

フィジカル系トレは基本の4種目をまずやっていただきます。
前回のコラム↓を参考にしてください。(動画もアリ)
https://heiyudou.click/ed-column/5637/

3-3メリハリのある自律神経活動 ~ 自律神経に揺さぶりを掛ける鍼とサプライズ ~

勃起は自律神経の反射を介した生理現象です。
ですから自律神経の活動が適正であることも勃起には必要です。
勃起に適した自律神経の状態が、いわゆる副交感神経優位の状態です。
体が「リラックス・回復モード」になっていることが勃起の開始時には必要です。

自律神経に関してはこのコラム↓を参考にされてください。
「正常位になると萎えるのはなぜですか?」~ 勃起の質は自律神経次第 ~【勃起LINE相談】
https://heiyudou.click/ed-column/5570/

勃起という生理現象が起こるときの理想的な自律神経の状態は、いわゆる副交感神経優位の状態。
しかも、できるだけ交感神経の活動レベルが低くて、できるだけ副交感神経の活動レベルが高い状態です。
厳密には違うのですが、深いリラックスにあることが望ましいとされています。
平癒堂鍼灸では、この勃起に適した自律神経の状態を、交感神経と副交感神経の活動レベルの差が大きいことから「自律神経ギャップの大きい副交感神経優位」と言っています。

自律神経は、私たちの意思とはほぼ関係なく、その時その時に最も適した体内環境を作り出してくれています。

仕事攻撃モードで主役になる交感神経も、リラックス回復モードで主役になる副交感神経もお互いが無理なくうまく機能するには、どちらかがハッキリ優勢になっている方が体には好都合です。
エネルギー消費が少なくて済むので、その方が体には都合がいいということです。
生物は皆省エネ指向で、ヒトも例外ではありません。
エネルギー消費が少ないので体の負担が少なくなりますし、余ったエネルギーを他に回せるという利点も生じます。

ちょっと話が遠回りしています。笑

何を言いたいのかと言うと、
「勃起に適した深いリラックス状態とは、交感神経と副交感神経の活動レベルの差が大きい状態のことで、そういう自律神経の状態になるには『普段からメリハリのある自律神経活動があることが望ましい』」ということです。

平癒堂鍼灸では、鍼の施術によって深いリラックス状態(勃起に適した副交感神経優位)に誘導します。

施術直後は、「ボーっ」としたり、ふわふわする感じになります。
「ちょっとしばらく動きたくない。」
「このまま寝ておきたい。」
そういう感じになることも多いです。

施術後、クライアントは、服を着て、靴を履いて、外へ出て、歩いて、電車に乗って、あるいは車を運転して、帰らなければなりません。
自律神経は、「外へ出て、歩いて、電車に乗って、車を運転して」の、その時々に適した自律神経の出力になります。
その時々に合わせた、それぞれ異なる生理状態になるように自律神経は活動してくれるということです。

異なる生理状態にするために自律神経はその調整機能を働かせることになります。
この「自律神経の調整機能を働かせざるを得ない状況に自分の身を置く」ということが、自律神経に揺さぶりを掛けるということになるのです。

その揺さぶりが自律神経の活動にメリハリ(活動レベルのダイナミックな上下動)を与え、そのことで、勃起が始まるときに適した、交感神経と副交感神経の活動レベルに大きな落差がある、深いリラックス状態が現れてきやすくなります。

自分自身でも自律神経に揺さぶりを掛けることはできます。
「自分から自律神経が調整機能を使わざるを得ない環境に身を置きにいく」という方法です。

自律神経活動は精神活動に必ず影響されますから、感情に起伏の現れる気持ちが揺さぶられる体験も自律神経に揺さぶりを掛けることができます。
映画などを観て感動するのも、動物の癒し動画を観るのも、お笑い動画を観て腹を抱えて大声で笑うのも自律神経に揺さぶりが掛かります。

サウナで熱いところと冷たいところの両方を経験するのもいいです。

環境の変化も感情の起伏も、いずれも体にとってはサプライズです。

そこまでいかなくても「おっ!?」と思うことがあれば、それも自律神経に揺さぶりが掛かります。
サプライズがあることが自律神経に揺さぶりを掛けるということで、それがメリハリのある自律神経活動を生み出すということになります。

例えば、毎日同じような内容の仕事で、通勤も決まった時間に決まったルート、帰ったら食事して風呂に入って寝るだけ、というような生活をしているとサプライズがほとんどありません。
サプライズがないと自律神経に揺さぶりが掛かりにくいので、メリハリのある自律神経活動にはなりにくいと言えます。
そういう生活をしている方はEDになる可能性が高いと考えられます。
実際に平癒堂鍼灸のクライアントで、毎日がルーティーンの繰り返しで気持ちが動くことがなく楽しいこともないという生活パターンの方が結構おられます。

自律神経を整えること自体は、自分自身ではできません。
自律神経に揺さぶりが掛かれば、その後自律神経は勝手に整ってくれます。
自律神経に揺さぶりが掛かって、その後整ってくれるような環境に身を置くことだけが自分自身でできる自律神経に対するアプローチです。

自分で自律神経に揺さぶりを掛けるのが難しいと思ったら、平癒堂鍼灸の鍼を受けて見られることをお勧めします。
その方が圧倒的に自律神経に揺さぶりが掛かります。

3-4勃起を完成させるには「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」の両方が必要

勃起しやすい体作りである「睾丸の機能向上によるテストステロンの分泌増」と「メリハリのある自律神経活動」の助けになることを自分自身ですることはできますが、自分自身でできることだけで、勃起しやすい体作りができる可能性は高くはありません。
通信教育の格闘技で強くなろうとするようなものです。

勃起しやすい体作りをするには、セルフトレーニングだけでなく、施術を受けていただく方が圧倒的に有利です。

また、繰り返しになりますが、「勃起しやすい体作り」だけでなく、先にお話しした「勃起しやすい脳の使い方」も手に入れることができれば、そこで初めて「セックスでもオナニーでも大丈夫」ということなります。

「勃起しやすい脳の使い方」には答え合わせが必須です。
勃起しやすい脳の使い方に変えていくBK脳トレ(ED改善脳トレ)は、正しい方法ですることによってのみ効果が期待できます。
答え合わせなしに計算ドリルをやり続けても計算ができるようにはならないのと同じように、フィードバック(答え合わせ)なしのBK脳トレ(ED改善脳トレ)には効果が期待できません。

「勃起しやすい脳の使い方」や「勃起しやすい体作り」にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

4.「勃起するという当たり前のことが今できていない」ことの意味

4-1 LINE無料相談のメッセージ

勃起に問題がないときは、何も考えなくても自然に勃起しているかのように見えるので、「勃起するのが当たり前」と思っている方が多いと思います。
その当たり前のことに、お金と時間と労力を掛けるのがもったいないと思っている方が多いのだと思います。確認は取れていません。私が思っているだけです。

LINE無料相談では、

「~について知りたいです。」
「~について教えてください。」
「~するにはどうしたらいいですか?」

というメッセージをよくいただきます。

そういうメッセージをいただいた方には、改善に必要な大体の方向性をお伝えし、LINE無料相談のルール(1メッセージで1質問、返信は1日1回など)を説明して、LINEのやり取りだけでは解決できないお悩みをお持ちの方には有料のサービスをお勧めしています。
が、だいたいその後、ブロックされます。笑

そういう方には、「勃起するという当たり前のことが今できていないということは、今が当たり前の状態ではない。つまり、やばい。」ということに早く気付いて欲しいと思います。(気付いているけれどもブロックする場合もあるでしょうが…)

4-2 無料で「セックスでは勃たないけれどオナニーならできる問題」を解決する方法

平癒堂鍼灸のノウハウはほぼ全て、HP,動画,ライブで公開しています。
2022年の12月で、HPのブログ記事が300以上、10分ぐらいまでの動画が100以上、ライブ(30分以上)が150以上、あります。
ブログ記事,動画,ライブを毎日1本ずつ見ていただいて、ブログも毎日1記事読んでいただいたら1年未満で平癒堂鍼灸のノウハウは知っていただけることになります。

後は、LINE無料相談のルールを守って、私とやり取りをしてください。
平癒堂鍼灸のノウハウが正確に伝わるにはフィードバック(答え合わせ)が必要なので、私とやり取りをしてご自身の方法が正しいかどうかを確認してください。

HP,ブログ記事,動画,ライブ,LINE無料相談を組み合わせていただいたら、無料で勃起できるようになるかもしれません。
「平癒堂鍼灸メソッドによって自力でEDを改善した人最初の人」になる可能性が非常に高いと思います。チャレンジしてみようと思われた方は頑張ってみてください。

それはちょっとイメージしにくいなと思われる方は有料のサービスをご利用ください。
通院以外にもご利用いただけるプログラムをご用意しています。

4-3「セックスでは勃たないけれどもオナニーならできる問題」のまとめ

「セックスでは勃たないけれどもオナニーならできる問題」を解決するには、「勃起しやすい脳の使い方」と「勃起しやすい体作り」が必要で、勃起しやすい脳の使い方にするためのノウハウは全てWeb上で公開されているものの、答え合わせが必須なので平癒堂鍼灸とのやり取りが不可欠で、勃起しやすい体作りのために自分でできることもあるが、平癒堂鍼灸で鍼の施術を受ける方が圧倒的に有利であるということから、無料で解決する方法が存在はするものの現実的ではないので、まずは平癒堂鍼灸HPのお問い合わせフォームLINEで相談してみてください。というセールストーク的なお話でした。笑

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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PC筋力の鍛え方 ~鍛えるのは男性生殖器の血流改善のため~ https://heiyudou.click/ed-column/5637/ https://heiyudou.click/ed-column/5637/#respond Wed, 28 Dec 2022 11:06:48 +0000 https://heiyudou.click/?p=5637

‐目次‐
1.PC筋ってナニ?
2.PC筋を鍛えるのは男性生殖器の血流改善のため
3.平癒堂鍼灸的PC筋トレあるある:朝立ち編
4.筋肉は血液循環の補助ポンプ
5.スクワットや内転筋トレで朝立ちしなくてもPC筋トレで朝立ちするようになる理由
6.PC筋トレがもともと血流の悪い男性生殖器の血流改善を促す理由
7.PC筋トレで痔も改善!?(平癒堂鍼灸的PC筋トレあるある:痔編)
8.PC筋トレ実践編に入る前の注意点
9.平癒堂鍼灸的PC筋トレ実践編
10.平癒堂鍼灸推奨フィジカル系トレーニング(骨盤エクササイズ)
11.骨盤内臓器の血流をさらに上げて男性性機能の向上を目指す方法
12.鍼が男性生殖器の血流を変える以上の影響を与える(鍼施術の具体内容)
13.平癒堂鍼灸の鍼は血流改善+自律神経活動の適正化
14.まとめ

1.PC筋ってナニ?

PC筋とは、解剖学的には恥骨尾骨筋( pubococcygeus )のことです。
恥骨( pubo )と、尾骨( coccyx )をつなぐ筋肉であることからこの名前が付いています。
骨盤の底にあって、なおかつ肛門を吊り上げるようにしながら固定している肛門挙筋( levator ani )の一部分で、骨盤底筋群(pelvic floor muscles:PFM)を構成している筋肉でもあります。

いわゆる「PC筋トレ」とは、このPC筋を鍛えるトレーニングのことを指すと考えていいと思いますが、PC筋単独で鍛えることは多分不可能なので、「骨盤底筋群トレ」と表現するのが適していると私は考えています。

骨盤底筋群を鍛えるトレーニングとしては「ケーゲル体操」が有名です。
考案したアメリカの産婦人科医の名前の付いた体操で、もともとは、腹圧性尿失禁の予防・改善法としての体操(トレーニング)です。

いずれにしても、骨盤の底となる筋肉を鍛えるトレーニングとして、「PC筋トレ」や「骨盤底筋群トレ」があると考えてください。(平癒堂鍼灸が「PC筋トレ」という正確ではない言葉を使うのは、骨盤の底にある筋肉を鍛えるトレーニングとして「PC筋トレ」という言葉が一般的になっているからです。説明を分かりやすくするために、通り名として有名な「PC筋トレ」という言葉を使っています。)

2.PC筋を鍛えるのは男性生殖器の血流改善のため

平癒堂鍼灸では、男性生殖器の血流改善のために「PC筋トレ」を推奨しています。

フィジカル系トレの基本4種目の内の2つがPC筋トレです。

平癒堂鍼灸推奨のPC筋トレ初級編の動画はコチラ 

PC筋トレ中級編の動画はコチラ(ちなみに平癒堂鍼灸の動画の中では再生回数最多です。)

平癒堂鍼灸では、初回施術のご予約が確定した時点で、初回施術の日時までに約10日以上の日数がある場合、PC筋トレを含むフィジカル系トレをご自身で始めていただくことになります。平癒堂鍼灸のYouTube動画を見ていただいて、ご自身でしていただいています。

3.平癒堂鍼灸的PC筋トレあるある:朝立ち編

「なんか朝立ちの回数が増えてきたみたいです。」
「朝立ちのときの硬さが違ってきました。」
フィジカル系トレを初回施術日までにされた方の約4割(3人に1人よりは少し多いぐらいの割合)がこのようなことをご報告してくださいます。

なぜ、PC筋トレを含むフィジカル系のトレーニングで朝立ちの頻度や朝立ちの状態が良くなるのかと言うと、筋肉は血液循環のポンプの役割を果たしているからです。

4.筋肉は血液循環の補助ポンプ

血管は、あらゆる細胞に酸素やエネルギーなどを運ぶためにありますから、当然、筋肉の周りや中にも血管があります。血管網は縦横無尽に張り巡らされているのです。

血管には動脈と静脈があります。
心臓から血液が送られてくるのは動脈からで、静脈を通って心臓に血液が返っていきます。

動脈を流れる血液には、心臓という強力なポンプの力が直接働きます。
動脈を流れる血液には勢いがありますから、動脈の血液は組織の隅々に届きやすいと言えます。

一方、静脈は動脈よりも心臓からは遠くなりますから、心臓のポンプの影響力が少なくなってしまいます。したがって、静脈を流れる血液の勢いは動脈の血液の勢いよりも弱くなってしまいます。

でも、実際には静脈の血液はきちんと心臓に返っていきます。
なぜなら心臓以外のポンプが機能しているからです。

それが筋肉です。
筋肉には、血液循環の補助ポンプの役割があると言えるのです。


説明します。

静脈には逆流防止の弁が備わっています。

この逆流防止弁は、血液が流れる方向(心臓の方向)に向かってしか開かない形をしています。
静脈の血管が、周りの組織が動くことによって圧されて、血液が流れる方向と反対方向に血液が移動しようとしても、この逆流防止弁が閉まって、血液が流れてきた方向(心臓とは反対方向)には流れないようにできています。この逆流防止弁は、血液が流れていく方向には素直に開きますから、静脈が周りの組織に圧されて血液が本来流れていく心臓の方向に流れようとすれば、素直に心臓の方向に流れていきます。

心臓に返っていく力の弱い静脈の、その周りの組織が動いて静脈を圧せば、それは血液が心臓に返っていく手助けとなります。
ですから、血管の周りにある筋肉が動けば動くほど、勢いのない静脈の血流の勢いを増すことになります。筋肉が動けば動くほど、その筋肉の近くの血液循環が良くなるということです。

だから、男性生殖器の近くの筋肉を動かせる=PC筋トレをすることが男性生殖器の血液循環を良くすることになります。
血流が増した男性生殖器の機能が、血流が増す以前に比べて向上することは、イメージしやすいと思います。

5.スクワットや内転筋トレで朝立ちしなくてもPC筋トレで朝立ちするようになる理由

平癒堂鍼灸でPC筋トレを含むフィジカル系トレーニングだけで朝立ちの状態が変わってくるのは、PC筋トレ他のトレーニングをすることで男性生殖器そのものの血流が増加するからだと考えられます。

「スクワットや内転筋トレがいいと聞いていたので、それはやっていたんですけど…」という方が、PC筋トレを含むフィジカル系トレーニングを始めただけで朝立ちの状態が変わって驚かれるのは平癒堂鍼灸あるあるです。

スクワットや内転筋トレで朝立ちの状態が変わらなかった方がPC筋トレで朝立ちの状態が良くなるのには、ある理由が考えられます。

その方のしていたスクワットや内転筋トレでは、PC筋などの男性生殖器の近くの筋肉まではうまく動かせていなかった。しかし、男性生殖器のすぐ近くにあるPC筋トレ他のトレーニングをすることで、PC筋の近くにある男性生殖器の血流が良くなって、男性生殖器の血流が増えた結果、朝立ちの状態が良くなったのだと考えられます。

「男性生殖器の近くの筋肉を他の筋肉と分けて独立して動かせる」ということが重要だと私は考えています。

※スクワットや内転筋トレが勃起に影響がないというわけではありません。スクワットや内転筋トレのやり方によっても現れる効果に差が出てくると考えられます。

6.PC筋トレがもともと血流の悪い男性生殖器の血流改善を促す理由

男性生殖器は内臓としては体の一番下に位置します。

内臓は基本的に腹膜にぶら下がる形で固定されています。(腹膜とは横隔膜から下の空間である腹腔を囲む、お腹の外側の壁につながっている膜です。)

その一番下にある男性生殖器は、男性生殖器よりも上にある他の臓器から圧迫を受けやすくなっているので、ただでさえ血流が悪くなりがちです。

だから、男性生殖器の近くにあるPC筋などの筋肉を動かせることで、男性生殖器の血流改善が促されるのです。(腹腔を広げて男性生殖器に掛かる圧迫を減らす勃起にいい呼吸の動画はコチラ

7.PC筋トレで痔も改善!?(平癒堂鍼灸的PC筋トレあるある:痔編)

ちなみに、勃起のことでお悩みの方はかなりの確率で痔も経験されています。
痔も骨盤内の血流の悪さを示すバロメーターになります。
静脈の血液の流れが悪くなって、うっ血することが原因で痔になるわけです。
ということは、肛門近くの血流が改善すれば痔も改善する方向に向かうということになります。

ですから、平癒堂鍼灸でPC筋トレ他のフィジカル系トレを続けることで、「お尻を拭いたら血がつくことがある程度の医療機関の受診をされていない程度の出血」なら出血することが無くなることも平癒堂鍼灸あるあるです。

※注意:全ての痔がPC筋トレで改善されるわけではありません。状態によっては、PC筋トレをしようとして腹圧が高まって痔を悪化させる場合があります。痔でお悩みの方はPC筋トレで解決しようとせず、必ず医療機関を受診されてください。

8.PC筋トレ実践編に入る前の注意点

いいことづくめのPC筋トレのようですが、PC筋トレだけしていれば勃起するようになるというような万能トレーニングではありません。

また、これからご紹介する平癒堂鍼灸が推奨するフィジカル系トレーニングは、正確には筋トレというよりも「筋肉を動かせて、筋肉に血液循環のポンプの役割を果たさせる」のが目的のトレーニングです。

ですから、勢いを付けたり、力を込めたりする必要はありません。
無理に力が入らない状態でスムーズにできるのが理想です。

筋肉を動かせるわけですから、やり過ぎは筋力低下につながります。

ですから無理はしないでください。

やればやるほど良くなるというわけではありません。

筋トレをやり過ぎる(オーバーロードやオーバーワーク)と逆に筋肉が痩せていきます。

それと同じです。

そのことをご理解いただいた上で、これからご紹介する平癒堂鍼灸が推奨しているPC筋トレと、PC筋トレの効果を底上げするPC筋トレを含むフィジカル系トレーニングを実践してください。

※ PC筋トレを含むフィジカル系トレーニングが上手くいかない場合は平癒堂鍼灸にご相談ください。平癒堂鍼灸お問い合わせフォームはコチラ。平癒堂鍼灸LINE公式アカウントはコチラ

9.平癒堂鍼灸的PC筋トレ実践編

まずはコレ↓から、
◎ 肛門締めトレ:PC筋トレ初級編(平癒堂鍼灸の基本4種目)

肛門締めトレhttp://tch?v=EyphF32f-gg&t=https://www.youtube.com/watch?v=EyphF32f-gg&t=2s

PトレのYouTube動画↓は平癒堂鍼灸の動画で一番再生回数の多い動画です。
◎ ペニスに直接つく筋肉を鍛えるPトレ:PC筋トレ中級編(平癒堂鍼灸の基本4種目)

Pトレhttps://www.youtube.com/watch?v=OwzyjjY8cWc

※ 球海綿体筋坐骨海綿体筋を鍛えて力を入れ続けても、ペニスの海綿体中にある血液量をキープできるわけではありません。力を入れれば(球海綿体筋と坐骨海綿体筋が収縮すれば)ペニスの長軸方向に圧が掛かって海綿体の内圧が高まってペニスが硬くなりはします。が、力を入れることで硬くなったのですから、力を入れ続けない限りそのペニスの硬さは維持できません。また、力を入れ続けることで血圧が上がりますから、高血圧の方、血管にプラークがあると言われたことがある方や、血圧が気になる方は、「力を入れ続ければ勃起を維持させることができる」という幻想を抱かないでください。循環器系に負担が掛かるので危険です。ペニスの海綿体の中心には動脈と静脈の両方が通っているので、力を入れても血流が止まるわけではありません。

コレ↓は余裕があったらやってみてください。肛門挙筋も動員するPC筋トレ上級編です。
◎ 肛門引き上げトレ:PC筋トレ上級編

肛門引き上げトレ

平癒堂鍼灸が推奨するフィジカル系のトレーニングはPC筋トレだけではありません。
平癒堂鍼灸で希望の勃起を手に入れられた方がほぼ全員がやっている「基本の4種目」があります。
先に紹介した、PC筋トレ初級編(肛門締めトレ)と、PC筋トレ中級編(Pトレ)に、骨盤エクササイズ2種目を加えた4種目が平癒堂鍼灸推奨のフィジカル系トレ基本4種目です。

10.平癒堂鍼灸推奨フィジカル系トレーニング(骨盤エクササイズ)

基本4種目の残り2つが骨盤エクササイズの、「骨盤ころがし」と「骨盤引き上げ」です。

男性生殖器の近くにある筋肉PC筋を動かせることで、男性生殖器の血流向上を促し男性生殖器の機能向上を目指すのがPC筋トレです。

そして、さらに男性生殖器の血流をよくするには、男性生殖器を取り囲んでいる部分の血流も向上させることが必要です。

骨盤内全体の血流を向上させることが必要なのです。

PC筋トレに加えて、骨盤の周りの筋肉も動かせるトレーニングをすれば、骨盤内全体の血流改善が期待できます。

骨盤周りの筋肉、つまり股関節の筋肉と腰椎を支える筋肉を動かせるトレーニングがさらなる男性生殖器の血流改善を促します。それが骨盤を動かせるエクササイズです。

骨盤は左右の寛骨とホームベース型をした仙骨で構成されています。骨盤自体はほぼ動きませんから、骨盤エクササイズは、見た目的には「骨盤をまとめて動かせる運動」になります。

◎ 骨盤ころがし:骨盤を前後に傾ける骨盤エクササイズ(平癒堂鍼灸の基本4種目)

骨盤ころがし

◎ 骨盤引き上げ:骨盤の左右を傾けるエクササイズ(平癒堂鍼灸の基本4種目)

骨盤引き上げ

コレ↓は骨盤ころがしと骨盤引き上げが楽にできるようになればチャレンジしてください。
◎ 骨盤ペダル:骨盤エクササイズ上級編

骨盤ペダル

基本の4種目以外のトレーニングも全部ここにまとめてあります。
◎ 平癒堂鍼灸推奨のフィジカル系トレーニングの再生リスト
https://www.youtube.com/watch?v=EyphF32f-gg&list=PLJMwU2RG8vflqZuPgIv-IcOo23PN_X267

11.骨盤内臓器の血流をさらに上げて男性性機能の向上を目指す方法

ここまでが、誰でも出来るご自身で出来る平癒堂鍼灸推奨のPC筋トレを含む平癒堂鍼灸推奨のフィジカル系トレーニングの解説です。

誰でも出来るフィジカル系のトレーニングだけで勃起の悩みが解決できれば最高ですね。

でも、実際はそうじゃないことの方が多いです。

フィジカル系トレーニングなら今までさんざんやってきた。にもかかわらず、全然効果が実感できなかったという方もいらっしゃると思います。

そんな方でもがっかりする必要はありません。

フィジカル系トレーニング以上に、男性生殖器の血流改善とそれに伴う男性性機能の向上が期待できる方法があります。

それが鍼です。

12.鍼が男性生殖器の血流を変える以上の影響を与える(鍼施術の具体内容)

平癒堂鍼灸のED改善プログラムの一翼を担うのが鍼の施術です。というよりも、平癒堂鍼灸のED改善プログラムの中核が鍼の施術です。(なんといっても平癒堂鍼灸は鍼灸院ですから!!笑)

基本になるスタンダードプランは、鍼という東洋医学的な道具を使ってはいますが、そのコンセプトは、西洋医学の解剖学と生理学に基づいた施術方法です。

うつぶせの状態で、腰とお尻(の筋肉)に鍼をします。(平癒堂鍼灸の体験談的なコラムはコチラ
(鍼の前に手技、いわゆるマッサージのようなものをします。鍼をする前に鍼ではなく徒手で施術をするということです。いきなり鍼をするわけではありません。)

腰に4本の鍼をします。
背骨の両側で背骨を支えている脊柱起立筋と呼ばれる筋肉のかたまり(背骨の両側にある太い筋肉)の腰の部分に鍼をします。(服は腰が出るようまくり上げていただきます。こちらでご利用いただけるお着替えの場合、ベルクロで開け閉めします)

鍼をしても痛くはありませんが、鍼をしたとき特有の「響き」の感覚が起こります。
言葉では「ズーン」と表現されることが多いです。
「ズーン」のときには筋肉が収縮しているので、「自分で力を入れているわけではないが、力が入っている状態」になります。日常生活では味わうことのない感覚ではあるので、違和感を覚えるかもしれませんが、このズーンはずっと指で押されているような感覚でもあります。ですから、多くの方は施術回数を重ねることで慣れていきます。(鍼がどうしても苦手な方の場合は鍼以外の方法もあります。お問い合わせください。)

そして、その鍼に電極をつなぎます。
鍼が4本で、通電用の端子はプラス端子とマイナス端子がありますから、鍼通電で感じる刺激は2カ所です。

通電に使う機器には電池が入っています。肩こりや腰痛用の家庭用低周波治療器のパッドの代わりに鍼がついているイメージです。

鍼に電気を流します。
少しずつ強さを上げていきます。

また、電気はずっと流れているわけではありません。
一定の周波数で流れています。

電気と聞くと、「ビリビリする」と思われている方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。一定の周波数で流れます。周波数は1ヘルツ前後です。その電気が流れた瞬間、鍼の刺入されている筋肉が収縮します。
見た目にも筋肉が「キュっ、キュっ、キュっ」と動いているのが見えます。(1ヘルツなので大体1秒間に1回のキュっ)

ですから、鍼を受けている感覚としては「トン、トン、トン…」と軽くタッピングされている感じです。

心地よさがある程度の強さに調整します。

刺激が強いのを我慢すれば早く良くなるというわけではありません。平癒堂鍼灸では無理に我慢をしていただくような内容の施術をすることはありませんので、鍼がはじめての方でも心配はいりません。

腰の鍼通電は約15分間です。その間、全く動いてはいけないわけではないので、力を抜いてうつぶせになっていればいいだけです。

腰の鍼を抜いて、次にお尻に鍼をします。

ズボンとパンツを下にずらします。
お尻をプリっと出す感じです。

お尻(股関節の筋肉と肛門近くの筋肉)に鍼をして、通電します。
お尻の鍼は8本です。

お尻の鍼は周波数を変えます。腰の鍼の時の周波数よりも高いです。10ヘルツ前後です。「トントントントン…」と、1秒間に10回の「トン」なので、見た目的には「プルプルプルプル…」という感じです。鍼は筋肉にしますが、お尻には皮下脂肪も多いので見た目以上に震えているように感じられます。

お尻の鍼の通電時間は約10分です。

鍼をしている間は鍼をしている部分は温かく感じられることがほとんどなので、鍼をしている間寒いことはありません。

鍼を抜いて、また手技をして、施術は以上です。(施術プランについての説明はコチラ

鍼が深部の筋肉に届いて通電をして深部の筋肉を動かせるので、深部の筋肉の血液循環のポンプ機能が働きます。ですから、鍼の施術によって、より深い部分の筋肉の近くの内臓=男性生殖器の血流改善が促されます。

スタンダードと並ぶ施術数のプランに、「SBプラン(スタンダード&ボトムアッププラン)」があります。スタンダードプランの施術と同じことをする前に、東洋医学的なアプローチで全身の自律神経に対するアプローチも行います。SBプランは東洋医学的なアプローチと西洋医学的なアプローチで2回施術するようなイメージです。自律神経症状が他にもある方、睡眠に問題がある自覚のある方、早く結果を出したい方にはSBプランが適しています。(施術プランについての説明はコチラ

13.平癒堂鍼灸の鍼は血流改善+自律神経活動の適正化

でも、鍼施術の効果は血流の変化だけではありません。

施術が終われば大抵、いわゆる副交感神経優位の状態になります。
施術の目的としては、むしろこちらがメインです。

「ふわ~っ」としたり、「ボーっ」とした感じになります。
涙が出たり、よだれが出ていたり、鼻がつまったり、逆に鼻がつまっていた人は鼻が通ったりします。これらは副交感神経優位の状態を示しています。
まれに施術によって体温が上昇したために、相対的に気温が下がった感じがして寒く感じることもあります。いずれにしても、単にうつぶせになっていただけでなることがないような体の状態になります。

施術の目的は、強制的に副交感神経優位の状態にすることです。

腰の鍼で、勃起に対してマイナスに働く交感神経の働きを抑え、お尻の鍼で、勃起に対してプラスに働く副交感神経の働きを促すのが施術の目的です。

勃起と射精は自律神経の反射を介した生理現象なので、自律神経の活動が良くなければ勃起も射精もスムーズに起こりません。ですから、EDの改善には男性生殖器の血流改善だけでなく、自律神経活動の適正化が必要になります。

鍼をすることによって、今その時(当院にいる時)に適した自律神経の状態と異なる、普段経験することの少ない自律神経の状態(=深い副交感神経優位の状態)に持っていくことで、自律神経に揺さぶりを掛けて、自律神経の調整機能を働かざるを得ない状態に持っていくことで、自律神経の調整機能を鍛えるのが施術の目的です。「自律神経を鍛える」ことで自律神経活動の適正化を図るのが平癒堂鍼灸の基本方針です。(自律神経を意図的に整えることはできません。整うのは自律神経が勝手にやってくれます。意図的にできるのは、自律神経に負荷が掛かる、自律神経の調整機能を使わざるを得ない環境に自分の身を置くことです。サウナのいわゆる「整う」は、急激な環境の変化に対して自律神経の調整機能がフル稼働して体の中でダイナミックに何かが起こっているのを感じて「整う」という表現になっているのだと考えられます。)

「平癒堂鍼灸の基本方針をもっと知りたい」「平癒堂鍼灸の鍼のことをもっと知りたい」という方はお問い合わせ・ご相談ください。また、「PC筋トレについてもっと詳しく知りたい」という方もご連絡ください。

14.まとめ

男性生殖器の近くにあるPC筋を集中して動かせるPC筋トレをすると、スクワットや内転筋トレだけよりも男性生殖器の血流改善が起こりやすく、それに伴う男性性機能の向上が期待できて、しかもそれが自分で出来るのでPC筋トレは是非やった方がよくて、でも、さらに男性生殖器の血流改善を目指すなら骨盤エクササイズもした方が良いのだけれど、フィジカル系トレだけで効果が実感できない人も鍼という方法があるのでがっかりしないで済むし、鍼なら血流改善だけでなく自律神経活動の適正化も期待できるので、鍼もしてみたかったら平癒堂鍼灸に相談してみたらどうでしょう?というかなり長い記事でした。笑

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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勃起不全の原因は3つの「ない」 「ない」が「る」になる鍼と脳トレ https://heiyudou.click/ed-column/5595/ https://heiyudou.click/ed-column/5595/#respond Fri, 21 Oct 2022 09:44:51 +0000 https://heiyudou.click/?p=5595

‐目次‐
1. 勃起不全の原因は3つの「ない」
2. 勃起不全の改善は3つの「ない」を「る」に置き換えること(=ED改善)
3. 勃起不全の原因その一、リラックスできてい「ない」
4. リラックスできていないのはリラックスするのが不得意になっているから
5. 鍼がリラックスできてい「ない」をリラックスできてい「る」に置き換える
6. リラックスできてい「ない」をリラックスできてい「る」に置き換える鍼
7. 勃起不全の原因その二、性的に興奮してい「ない」
8. 性的に興奮するにはテストステロンを作る睾丸の血流改善が必要
9. 鍼が性的に興奮してい「ない」を性的に興奮してい「る」に置き換える
10.性的に興奮してい「ない」を性的に興奮してい「る」に置き換える鍼
11.勃起不全の原因その三、気持ちいいが足りてい「ない」
12.脳トレが気持ちいいが足りてい「ない」を気持ちいいが足りてい「る」に置き換える
13.気持ちいいが足りてい「ない」を気持ちいいが足りてい「る」に置き換える脳トレ
14.鍼と脳トレが勃起不全の3つの「ない」を「る」に置き換える

1. 勃起不全の原因は3つの「ない」

勃起不全(ED)とは、勃起する機能が不全、つまり「勃起がうまくいかない」ということです。

勃起は自律神経の反射を介した生理現象です。

だから、自分の意思ではコントロールできません。

逆に言うと、生理現象なので、「勃起に必要な条件」が全て満たされれば、勝手に自分の意思とは関係なく勃起します。

「勃起不全=勃起がうまく起こらない」のは、「勃起に必要な条件」が満たされていないからということになります。

ですから、「勃起に必要な条件」の反対が、勃起不全(ED)の原因となります。

「勃起に必要な条件」は、「リラックス」,「性的興奮」,「気持ちいい」の3つです。

ですから、勃起不全の原因は、「リラックスできていない」「性的に興奮していない」「気持ちいいが足りていない」の3つです。

実際には、この3つのどれか、もしくは2つ、あるいは全部というケースもあります。

2.勃起不全の改善は3つの「ない」を「る」に置き換えること(=ED改善)

どのようなことでも原因が分かれば改善策も見えてきます。

「リラックスできていない」
「性的に興奮していない」
「気持ちいいが足りていない」

この3つの「ない」を「る」に置き換えて、

「リラックスできている」
「性的に興奮している」
「気持ちいいが足りている」

にすることで、勃起不全を改善(ED改善)に導くことができます。

このコラムでは、「平癒堂鍼灸のED改善プランである鍼と脳トレがどのようなものであるのか?」を、勃起不全の原因から解説します。

3.勃起不全の原因その一、リラックスできてい「ない」

一つ目の勃起不全の原因、「リラックスできていない」。

「リラックスできていない」とは、いわゆる「ストレスが掛かっている状態」とも言えます。

ストレスと聞くと精神的なものと思われがちですが、物理的な刺激,環境の変化によるものも含まれます。

しばしば、ストレス社会と表現されるこの現代社会。

現代人の多くがストレスにさらされている、何らかの負荷が掛かっているということです。

ヒトはストレスにさらされると自律神経が交感神経優位になります。

自律神経とは内臓をコントロールする神経で、その場その場の環境に適した体の状態を自動的に作り出してくれる神経です。

体が、仕事・攻撃モードのときには、自律神経は交感神経が主役(≒交感神経優位)で、

体が、リラックス・回復モードのときには、自律神経は副交感神経が主役(≒副交感神経優位)になります。

ストレスにさらされることが多いので、交感神経優位になることが多いということです。

※ ストレスに関して正確に言うと、負荷が掛かっている状態のことが「ストレス状態」、そのストレス状態になる原因(刺激)のことを、ストレス状態にさせるものという意味で「ストレッサー」と言います。ですから、正確には「リラックスできていない」とは、「負荷が掛かったストレス状態で、自律神経で言えば、交感神経の活動レベルが高い状態」のことになります。

4.リラックスできていないのはリラックスするのが不得意になっているから

ですから、自律神経の活動は、「ストレスにさらされた交感神経優位の状態」と、あまりストレスにさらされていない交感神経優位でもない副交感神経優位でもない「比較的ニュートラルな状態」の間を行き来することになります。

しかし、ストレスにさらされた状態をしょっちゅう経験している現代人は、その逆のリラックスできている時間が短いため、「リラックスできている状態」と「比較的ニュートラルな状態」の間を行き来する自律神経活動の機会が少なくなっています。

「リラックスできている状態」と「比較的ニュートラルな状態」の間を行き来する自律神経活動の機会が少なくなるので、自然とその領域の自律神経活動が不得意になってしまいます。

ストレスが掛かることが多くて、リラックスできていない時間が長いので、リラックスできている時間が短くなって、たまにしかリラックスできている状態にならないので、リラックスすることが不得意になってしまうということです。

リラックスすることが不得意なので、リラックスしにくい。

だから、「リラックスできていない」=「勃起に必要な条件が満たされてない」ので勃起不全(ED)になるわけです。

では、このリラックスできてい「ない」を、リラックスできてい「る」に置き換えるにはどうすればいいのでしょうか?

リラックスする機会が少なくてリラックスすることが不得意になったのですから、リラックスすることを得意にするには、その機会を多くしてやることが必要です。

5.鍼がリラックスできてい「ない」をリラックスできてい「る」に置き換える

平癒堂鍼灸では、鍼の施術によって体がリラックスできている状態へと誘導します。

体をリラックスできている状態=副交感神経優位の状態を作って、「リラックスできている状態」と「比較的ニュートラルな状態」の間を行き来する自律神経活動の機会を作り出すということです。

平癒堂鍼灸の鍼は、交感神経の働きを抑えて、副交感神経の働きを促進させます。

勃起と射精は自律神経反射によって起こる生理現象です。

勃起と射精を調節している自律神経にアプローチする鍼だということです。

6.リラックスできてい「ない」をリラックスできてい「る」に置き換える鍼

施術の種類にもよりますが、スタンダードプランの場合、うつ伏せが楽にできるクッションを置いたベッドの上にうつ伏せになってもらって、腰とお尻、2回に分けて鍼をして、その鍼に通電(電気を通す)します。

ペニスを見たり、ペニスの近くに鍼をしたりすることはありませんから、平癒堂鍼灸の鍼で恥ずかしい思いをすることはありません。(体の前側は見ないということです。)

ただ、お尻に鍼をするときにお尻は出してもらう(肛門が見える状態ではありません)ので、お尻を出すのが恥ずかしいという方にとっては、少しは恥ずかしいということになります。(勃起のためなのでそれぐらいは我慢してください。)

鍼の本数は、腰が4本で、お尻が8本です。

鍼の細さは0.2~0.24ミリメートル、一般に使われる鍼よりも少し太めです。

ちなみに官製ハガキの厚みが0.22ミリメートルです。

鍼先の形が松葉型(松の葉っぱのような形)と言って、紡錘形(鍼先が膨らみ気味のカーブを描いて細くなっていく)になっているので、痛くはありません。(平癒堂鍼灸で使っている鍼の詳細はコチラ

それなりの鍼灸師であれば痛くない鍼の刺し方ができますが、それでも痛いときがたまにあります。

皮膚表面にある、痛みを感じる「痛点」に当たると、何が当たっても痛みが生じるからです。

鍼を打つときに痛みがあれば、打ち直します。打ち直した鍼で痛みが生じることはほぼありません。

そしてその鍼に通電します。

電気と聞くと「ビリビリ」とか「しびれる」とイメージされる方が多いと思いますが、そのような感覚が生じることはありません。

まず強さが、ビリビリくるとか痺れるような感覚の生じるレベルではありません。(感電するわけではないです。念のため。笑)ちなみに電力は乾電池です。

そして、電気はずっと流れているわけではなく、一定のリズム(周波数)で流れます。

腰にする鍼の通電は1ヘルツ前後、お尻の鍼は10ヘルツ前後です。

1ヘルツは1秒間に1回、10ヘルツは1秒間に10回電気が流れるということです。

鍼に電気が流れると筋肉が収縮します(勝手に動きます)。

だから、1ヘルツだと1秒に1回筋肉が収縮、10ヘルツだと1秒に10回筋肉が収縮します。
筋肉がリズムをもって動くことになります。

自分が力を入れていないのに一部の筋肉に勝手に力が入っている状態なので、はじめての方は違和感を覚えるかもですが、感覚としては「トン、トン、トン、トン…」とタップされている感覚です。

これが腰の鍼の感覚。

その状態で約15分。

お尻の鍼は10ヘルツ(1秒間に10回のリズム)なので、「プルプル震えている感覚」です。

時間は約10分。

鍼の前後に手技(いわゆるマッサージ)もします。

以上がスタンダードプランの施術内容です。(スタンダードプランの体験談的なお話しはコチラ

スタンダードプランは、鍼という東洋医学的なツールを用いた施術ですが、コンセプト的には西洋医学の解剖と生理に基づいた施術です。

スタンダードプランは、「勃起に関連する自律神経に対するアプローチ」で、同時に「男性生殖器の血流改善による男性性機能の向上」も目指しています。

勃起や射精以外にも強い自律神経症状のある方、自律神経の障害がまともに出る睡眠に問題のある方、結果を早く出したい方、定期的な通院がしにくい方には、SBプランをお勧めしています。

SBプランは、スタンダードプランの施術に、全身の自律神経に対する東洋医学的アプローチをプラスした施術です。(施術プランに関してはコチラをご覧ください。)

7.勃起不全の原因その二、性的に興奮してい「ない」

性的に興奮していないのは、「性欲が湧かない」、「性衝動が起こりにくい」、「性的に興奮しにくい」ので勃起に必要な条件である性的興奮が足りていない状態ということです。

性欲や性衝動という性的な興奮は、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量に依存していると考えられています。

ですから、性欲を強くする・性衝動が起こりやすくする・性的な興奮を高めるには、テストステロンの分泌量を増やすことが必要になります。

「テストステロンは男性性機能の基礎体力」とイメージしてください。

そのテストステロンは睾丸で作られています。

ですから、テストステロンの分泌量を増やそうと思えば、睾丸の機能向上が必要です。

8.性的に興奮するにはテストステロンを作る睾丸の血流改善が必要

一般に、内臓の機能はその内臓の血流を増加させることで向上します。

睾丸は精子が高温を嫌うため体の外にありますが、血管や神経で骨盤内につながっているので、ペニスや前立腺と言った他の男性生殖器同様、骨盤内臓器です。

骨盤内臓器の血流を改善させられれば、睾丸の機能向上が期待できます。

睾丸の機能が向上すればテストステロンの分泌量が増すので、男性性機能の基礎体力であるテストステロンが増えます。

その結果、性欲が湧きやすく、性衝動が起こりやすく、性的に興奮しやすくなるということです。

9.鍼が性的に興奮してい「ない」を性的に興奮してい「る」に置き換える

ですから、平癒堂鍼灸では、睾丸の血流改善を目的とした鍼をしています。

睾丸の血流が改善すれば、睾丸のテストステロン産生能力が向上して性的に興奮しやすくなります。

鍼によって骨盤内の血流が増加
⇒骨盤内臓器である男性生殖器の機能向上=睾丸の機能向上
⇒テストステロンの分泌量増加
⇒性的に興奮しやすくなる
⇒性的に興奮していな「い」を性的に興奮してい「る」に置き換える

という流れです。

10.性的に興奮してい「ない」を性的に興奮してい「る」に置き換える鍼

平癒堂鍼灸の施術は、先程お話ししたように腰とお尻に鍼と手技をします。

鍼をして通電をして筋肉が動かされます。

鍼をした腰とお尻の筋肉が動かされるのです。

筋肉には、「血液の循環のポンプ」の役割があります。

心臓から押し出される動脈を流れる動脈血は勢いがありますが、心臓に返ってくる静脈血には勢いがあまりありません。

ところが静脈には逆流防止の弁があるので、静脈が圧迫を受ければ静脈の中を通る静脈血は心臓の方向に流れていきます。

血管はいたるところにあります。

当然、筋肉の周りや筋肉と筋肉の間にも血管があります。

ということは、筋肉が動けば筋肉によって圧迫を受けた静脈の中を流れる静脈血が心臓に返っていきやすくなるということです。

静脈の近くの筋肉が動けば、動いた筋肉の近くの血流がよくなるので、その動いた筋肉の近くの内臓の血流がよくなります。

内臓の血流がよくなればその内臓の機能が向上します。

睾丸を含む骨盤内臓器の近くの筋肉が動けば、骨盤内臓器の血流がよくなるので睾丸の血流もよくなって、テストステロンの分泌量も増えて性的に興奮しやすくなる、ということです。

※ 性的な興奮はテストステロンだけでなく脳の学習も大きく係わってくるので、次の次の単元12.で説明する「快感」も性的興奮を強めるのには必要です。

11.勃起不全の原因その三、気持ちいいが足りてい「ない」

気持ちいいが足りていないとは、十分な快感が得られていないということです。

快感は感覚ではなく脳の認識です。

気持ちいい(快感)とは感覚ではなく脳の認識です。

脳が自動的に下す判断と言ってもいいでしょう。

平癒堂鍼灸の勃起の方程式(平癒堂鍼灸の仮説:勃起の方程式に関してはコチラの動画も見てみてください。)
勃起=脳の性的興奮×快感

に従うと、興奮しているだけでは勃起しなくて、勃起には快感(気持ちいい)も必要ということになります。

そして、平癒堂鍼灸の定義(仮説)では、「脳が快感を認識するには、性的に興奮しているときに脳で情報処理される感覚の量が一定量以上必要」でもあります。

だから、性的に興奮していて、脳で情報処理される感覚の量が一定量を超えると「気持ちいい」ってなるということです。

快感が足りていないのは、「脳で情報処理される感覚の量が足りていない」からなのです。

「え?なんのこっちゃ?」ですね。

イメージ的に言うと、「感覚を味わえていない」って感じです。

感覚はあるけど、その感覚によって快感が得られていないことが問題で、なぜ快感が得られていないのかというと、その「感覚を味わえていない」からなのです。

「感覚を味わえていない」は
=感覚が脳にきちんと届いていない
=感覚が脳で情報処理されていない
=感覚が脳に入力はされているが情報処理されずスルーされてしまっている
=脳がその感覚を快感の認識に必要な感覚としてカウントしていない
とも言えます。

(どれかしっくりくる感じの表現を選んでください。しっくりくる感じの表現が無ければ平癒堂鍼灸にご相談ください。)

いずれにしても、平癒堂鍼灸の定義に基づくと、性的に興奮していて、感覚を味わうことができれば結果として快感が得られて(脳が快感を認識して)勃起します。

ちなみに、こうやって私が堂々と平癒堂鍼灸の仮説に基づいた説明をするのは、その仮説を基にしたBK脳トレ(ED改善脳トレ)で快感を得られるようになった結果、満足を伴う勃起ができるようになったクライアントが少なくとも150人以上は存在するからです。(やっぱ、もうちょっと多いかな?w)

ドロップアウトされた方を除けばほぼ全員が改善されています。(BK脳トレに関してはコチラの再生リストの動画をご覧ください。)

12.脳トレが気持ちいいが足りてい「ない」を気持ちいいが足りてい「る」に置き換える

快感を得るために「感覚を味わう」トレーニングが脳トレです。
「感覚を味わう」トレーニングは、「感覚を鍛える」というイメージでもいいです。

「感覚を鍛える」と言っても、「ペニスの神経が増えて敏感になる」というようなことが起こるわけではありません。末梢の神経の数が増えることは生理学的に考えにくいです。

脳トレと言っているように、脳のトレーニングなのです。

でも、「脳細胞って増えないだろ?」って思われる方も多いと思います。

そうです。中枢神経系の細胞はほぼ増えることはありません。

特に脳は脳の収まるスペースが決まっているので、脳細胞が増えても困ります。と言うか増えないです。

脳の神経細胞の数は増えませんが、でも、脳の神経細胞同士の接続は変わるのです。

「え、そんなことってあるの?」と思われた方は、ちょっと考えてみてください。

「脳の神経細胞の数が変わらないのに、新しいことを覚えたり、記憶がどんどん更新されていくのはどうしてか?」ということを考えてみれば納得できます。

新しいことを覚えるのも記憶が更新されるのも、脳の神経細胞の接続が変わるから可能になってくるのです。

「感覚を鍛える」のは、脳の神経細胞の接続を変えるトレーニングで、それによって「気持ちいいが足りてい『ない』を気持ちいいが足りてい『る』に置き換えるのです。

「感覚を鍛える」とは、脳の神経細胞の接続を変えて気持ちいいを増やす=脳に入力された感覚の情報を処理する能力を鍛えるということです。

だから脳トレなのです。(脳トレにご興味おありの方はご相談ください。)

13.気持ちいいが足りてい「ない」を気持ちいいが足りてい「る」に置き換える脳トレ

脳トレの基本で、その全てとも言える大原則が「体の部分に注意・意識を向けて、その部分の感覚を味わう」です。

気持ちいいが足りていない=快感が不足しているのは、「11.勃起不全の原因その三、気持ちいいが足りてい『ない』」でお話ししたように、体の感覚が脳に入力されていても、その感覚が脳内でスルーされているからでした。

脳に入ってきた感覚が脳でスルーされないようにするには「感覚を味わう」ことが必要で、この「感覚を味わう」トレーニングが、脳トレの大原則「体の部分に注意・意識を向けて、その部分の感覚を味わう」なのです。です。

脳トレは4ステップになっています。

まずステップ1で、「感覚を味わう」を知ってもらうために、スクイーズ(握ればクチャっとなって、ゆっくり元の形に戻ってくるポリウレタンで出来た子どものおもちゃ)を触ります。

「スクイーズトレ」と呼んでいます。(動画はコチラ

「『感覚を味わう』ことができるのは、スクイーズを触っている手に自分の注意・意識が向けられているからだ。」という自覚をもつことも重要です。

ステップ2では、自分の注意・意識が向けられている場所を移動させるトレーニングをします。

腕をスリスリさするというトレーニングなので、「前腕スリスリ」と呼んでいます。(動画はコチラ

ここまでが脳の性的興奮のない状態での脳トレです。

ステップ3と4は、性的興奮がある状態でのトレーニングになります。

ステップ3では、ステップ1と2を活かしつつ、脳の学習であるレスポンデントを利用して、ペニスの刺激によって快感が得られるエリアの面積を増やします。

ステップ3は脳トレの最大の山場です。「快感面積拡大トレ」と呼んでいます。(ライブ動画はコチラ

ステップ4は「能動的快感の獲得」とちょっと大げさな名前ですが、要は挿入前の前戯中に萎えてしまわないようにするトレーニングです。(ご興味おありの方はご相談ください。)

これらの脳トレは全て、結局「体の部分に注意・意識を向けて、その部分の感覚を味わう」です。

感覚を味わう=感覚を鍛える=脳の神経細胞の接続を変える=脳内での情報処理の仕方を変える=気持ちいいが増える=気持ちいいが足りてい「ない」を気持ちいいが足りてい「る」に置き換える ができて快感不足が解決となります。

14.鍼と脳トレが勃起不全の3つの「ない」を「る」に置き換える

いかがだったでしょうか?

鍼と脳トレによって、勃起不全(ED)の原因となる3つの「ない」である「リラックスできてい『ない』」、「性的に興奮してい『ない』」、「気持ちいいが足りてい『ない』」、が、「リラックスできてい『る』」、「性的に興奮してい『る』」、「気持ちいいが足りてい『る』」に置き換わるストーリーがイメージしていただけたでしょうか?

鍼と脳トレによって期待できる効果を全てはお話しできていませんが、だいたいのところはお話ししました。

このコラムで、「平癒堂鍼灸ではどんな鍼をするのか?」「脳トレってどんなことをするのか?」が分かってもらえたらいいなと思っています。

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トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail :shinq.th@gmail.com

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https://heiyudou.click/ed-column/5595/feed/ 0
「正常位になると萎えるのはなぜですか?」~ 勃起の質は自律神経次第 ~【勃起LINE相談】 https://heiyudou.click/ed-column/5570/ https://heiyudou.click/ed-column/5570/#respond Thu, 06 Oct 2022 06:07:01 +0000 https://heiyudou.click/?p=5570 今回は、LINE相談でよくご質問いただく「正常位になると萎えるのはなぜですか?」にお答えしたいと思います。

「正常位になると萎える」のは「EDあるある」の一つです。

挿入前にパートナーにオーラルで刺激してもらって、男性がベッドに仰向け、女性が上になるポジションで挿入、その後は勃起も続いているようなので、今度は男性が上になって…」と、いわゆる騎乗位から正常位に体位変換をおこなうときに、「萎えてしまって再び挿入できない。」あるいは、「正常位で挿入したものの、うまく動けないので一旦抜いてみたら萎えていた。」「ペニスの感覚がないので抜いてみたら萎えていた。」

パターン的に多いのはこんな感じです。

今回は、正常位で頑張ろうと思ったのに頑張れなくて悔しい思いをした方のための記事です。

正常位になると萎える問題にお答えしている動画もあります。よければご視聴下さい。
勃起Q&A「体位を変えるときに元気がなくなるのはなんでですか?」

https://www.youtube.com/watch?v=nsmqNgbctvA&t=48s&authuser=0

‐目次‐
① 勃起は自律神経の働き
② 勃起に必要なのは自律神経が副交感神経優位の「リラックス」
③ ベッドに横になっているときは副交感神経優位
④ 体を起こすと交感神経の活動レベル上昇
⑤ 正常位になっても萎えない勃起は自律神経次第
⑥ 正常位で萎えないようにするためには自律神経ギャップを大きくする必要がある
⑦ 自律神経に揺さぶりを掛けることで自律神経ギャップが大きくなる
⑧ 自律神経に揺さぶりを掛ける平癒堂鍼灸の鍼
⑨ 副交感神経優位になる機会が多いと勃起しやすくなる
⑩ 自分でできる勃起しやすい自律神経作り

① 勃起は自律神経の働き

「勃起に必要な自律神経の状態は副交感神経優位だ」という話はお聞きになったことがある方も多いと思います。

「もう、それ知ってる。」って方は、2つ先の「③ベッドに横になっているときは副交感神経優位」から読んでください。

自律神経に関してちょっと説明します。

自律神経は内臓をコントロールしている神経です。

自分の意思とは関係なく、起きているときも寝ているときも、意識があるときもないときも、「自律」的に、24時間年中無休で自動的に活動してくれているので自律神経です。

自律神経の有名な働きは「恒常性の維持」です。

「ホメオスタシス」とも言います。

体の外の環境が変化しても体の中の環境・機能を一定に保つのが自律神経の役割です。

体の中の環境を一定に保つのは生命活動を維持するためです。

体温や血圧、ホルモンやその他の物質の血中濃度などを一定に保って、まさに「生きる」ことを続けさせてくれているのが自律神経です。

自律神経は、その場その場に適した生理現象を起こしてくれています。

生理現象は、自律神経がコントロールしてくれた内臓の活動の結果です。

その場その場に適した内臓の活動になるように内臓をコントロールしてくれるのが自律神経なのです。

男性生殖器も内臓です。

ペニスも睾丸も精巣も前立腺もみんな内臓です。

そうです。セックスのときに必要な生理現象である「勃起と射精」も自律神経の働きなのです。(だから自分の意思では勃起も射精もコントロールできないのです。)

勃起と射精は、自律神経が内臓である男性生殖器をコントロールした結果である生理現象なのです。

正確に言えば、勃起と射精は自律神経の反射を介した生理現象です。

② 勃起に必要なのは自律神経が副交感神経優位の「リラックス」

勃起は、「性的興奮が無いときには細くなっている『ペニスの血管』が広がって、血液がペニスにどっと流れ込んで、血管のかたまりであるペニスが血液で満たされて膨らむ=勃起」という生理現象です。

このペニスの血管を拡張させるのが、骨盤内にある神経のネットワークの一部である副交感神経の働きです。(副交感神経は骨盤内以外にも存在します)

だから、勃起には副交感神経の活動が高まることが必要です。

そして、副交感神経の活動が交感神経の活動を上回ったらしい状態が、いわゆる自律神経が副交感神経優位の状態です。

このいわゆる副交感神経優位が「勃起の開始に適した自律神経の状態」です。

補足
もうちょっと自律神経に関して説明しておきます。
副交感神経は、体が「リラックス・回復モード」の時に主役になる自律神経です。夜の自律神経とも言えます。
「食事した後のちょっとボーっとした感じ」、「ゴロゴロしていて気持ちい~的な感じ」をイメージしてください。その時、盛んに活動している自律神経です。

反対に、交感神経は体が「仕事・攻撃モード」の時に主役になる自律神経です。昼の自律神経とも言えます。
おめめパッチリで頭がシャキっとして仕事をしているときに盛んに活動している自律神経です。世の中的には、「闘争・逃走反応」を引き起こす自律神経と言われています。

③ ベッドに横になっているときは副交感神経優位

ベッドに横になっている時は、副交感神経優位になりやすいと言えます。交感神経の活動レベルが上がりにくいからです。

挿入前にパートナーにオーラル(口)で刺激してもらって勃起の状態も中々なので、そのままパートナーが上になるポジションで挿入、ここまでは順調です。

挿入後も勃起が維持できているようなので、

「よし、今度は自分が上になって…」と体を起こしたところで元気が無くなっていく。

「早く挿入しないと軟らかくなってしまう…」

「ああ、挿入できない…」

ついさっきまで問題なかっただけに、「なぜっ!?」という思いが強いことでしょう。

体を起こしてから生理学的に何が起こっているのかを説明しましょう。

④ 体を起こすと交感神経の活動レベル上昇

体を起こすことで頭(脳)と心臓の位置関係が変化します。

ベッドで横になっているときには頭(脳)と心臓の位置は、ほぼ同じ高さです。

ですから、心臓があまり頑張らなくても脳に血液が循環します。

ところが、体を起こして頭の位置が心臓よりも高くなると、脳に血液を循環させるために、心臓はポンプの出力を上げる必要があります。

同時に、血管を細くして血管内の圧力を高めて心臓のポンプの働きを助けます。

この「心臓の血液循環のポンプの出力を大きくする」、「血管を細めて血管の内圧を高める」、すなわち「血圧を高くするのが交感神経の働き」なのです。

体を起こして頭の位置が心臓よりも高くなると、横になっていた時よりも交感神経の活動レベルが上がるため、副交感神経の活動レベルが落ちていなくても、相対的に交感神経優位の状態に近づきます。

勃起に適した自律神経の状態は副交感神経優位なので、交感神経優位に近づくのは勃起にとってはNGです。

一般的には、自律神経活動に関して、「交感神経が上がれば副交感神経は下がる」という、シーソーや天秤のイメージで交感神経と副交感神経の関係が説明されることが多いようです。
しかし私は、交感神経と副交感神経の活動は別々で、「交感神経の活動が上がれば勝手に副交感神経の活動が下がる」というような単純な自律神経活動ではないと考えています。(ポリヴェーガル理論に基づいた自律神経活動を想定しています。)

⑤ 正常位になっても萎えない勃起は自律神経次第

しかし、体を起こして血圧が上がる局面になって交感神経の活動が少しぐらい高まっても、自律神経の状態が、十分な副交感神経優位(=自律神経ギャップが大きい状態)であれば、依然として副交感神経優位の状態を保てるので勃起は維持されます。

*自律神経ギャップ:平癒堂鍼灸独自の概念で「交感神経と副交感神経の活動レベルの差」を指します。

体位変換で萎えてしまわない方の自律神経の状態が、この自律神経ギャップが大きい「十分な副交感神経優位」の状態です。

しかし、自律神経の状態が、副交感神経優位であったとしても、交感神経の活動レベルが十分下がっていない場合は、十分な副交感神経優位とは言えません。(=自律神経ギャップが小さい状態)

副交感神経の活動レベルが交感神経の活動レベルよりも十分に優位でない場合(自律神経ギャップが小さい場合)、交感神経の活動レベルが少し上がることで副交感神経の活動レベルを超えてしまうことがあります。

そうです。体を起こして、交感神経の活動レベルが少し上がってしまっただけで、交感神経の活動レベルが副交感神経の活動レベルを超えてしまった場合、勃起に必要な副交感神経優位の状態でなくなってしまうことがあるのです。

ですから、もともとセックスが始まるときに十分な副交感神経優位でない(=自律神経ギャップが小さい)と、「正常位に体位変換するときに元気が無くなる・萎えてしまう」という現象が起こってしまうのです。

これが正常位になると萎える現象の生理学的に起こっていることです。

交感神経と副交感神経の活動レベルの上下動が勃起の状態を左右します。

ですから、体位変換して「正常位になっても萎えない勃起は自律神経次第」ということができるのです。

体位によって勃起しやすいかそうでないかは生理学的に決まっているという話↓です。
【勃起110番ライブ】勃起しやすいポジション・勃起しにくいポジション ~ 勃起しやすいポジションには生理学的な理由がある 〜

⑥ 正常位で萎えないようにするためには自律神経ギャップを大きくする必要がある

体位変換しても・正常位になっても萎えないようにするためには十分な副交感神経優位の状態を作ることが必要だということは知っていただけましたか?

では、どうすれば自律神経ギャップを大きくすることができるのかをお話しします。

自律神経ギャップを大きくするには、メリハリのある自律神経活動が必要です。

交感神経と副交感神経は別々に働いていて、それらの活動にメリハリの利いたダイナミックな上下動が起こることによって自律神経ギャップが作られると私は考えています。

自律神経の活動にはダイナミックな上下動が必要なのです。

ダイナミックな上下動があってこそ、自律神経ギャップが大きくなって、十分な交感神経優位、十分な副交感神経優位の状態になれるのです。

十分な交感神経優位とは、= 頭が冴えて仕事がバリバリできる、体が仕事・攻撃モードの時に最適な自律神経の状態です。十分な副交感神経優位とは、= ゆったりした気分で不安のない、体がリラックス・回復モードの時に最適な自律神経の状態です。

⑦ 自律神経に揺さぶりを掛けることで自律神経ギャップが大きくなる

私には「自律神経を整える」というイメージがありません。

自分の意思では自律神経はコントロールできません。

だから、いつでも自律神経は勝手に整ってくれているのです。

私たちが意図的にできるのは、「自律神経に揺さぶりを掛けて自律神経活動にダイナミックな上下動を作るキッカケを作ること」だけです。

⑧ 自律神経に揺さぶりを掛ける平癒堂鍼灸の鍼

平癒堂鍼灸では、鍼施術で自律神経にアプローチを掛けて、強制的に副交感神経優位の状態にします。

腰とお尻に鍼をして通電(鍼に電気を流す)することで、普段あまり経験していない十分な副交感神経優位(自律神経ギャップの大きい副交感神経優位)の状態にします。

鍼の施術中、知らない間に眠ってしまうことも多いです。涙が出たり、よだれを食ったり、鼻水が垂れたりすることもあります。

鍼の施術後は、ボーっとしたり、体がふわふわした感じになったり、ちょっとお酒を飲んだ時のような感じになることもあります。これらはみな副交感神経優位になった時に現れる生理現象です。

「ああ、もうこのままちょっと寝て行きたいわ。」と言われる方もいらっしゃいます。体が睡眠を要求しているので、やはり副交感神経優位のときの反応です。

勃起のことで悩んでいる方は大抵、日常生活で十分な副交感神経優位の状態になっている時間が無いか少ないかです。

鍼によって、普段あまり経験することのない十分な副交感神経優位の状態にすることで、自律神経に揺さぶりを掛けることができます。

自律神経は、その場その場に適した内臓の状態にするのが仕事です。

施術が終わったまま、そのまま就寝するわけではないので、靴を履いて平癒堂鍼灸の外に出て歩いて電車に乗って、あるいは車を運転して仕事に戻る・家に帰るということをしなければなりません。

そのとき、鍼施術直後の副交感神経優位の状態のままでは困ります。

そこで自律神経は、「靴を履く」「外に出る」「歩く」「電車に乗る」「車を運転する」、その後「仕事をする」など、そのときどきに適した内臓の状態になるようコントロールします。

急激に自律神経の状態を変えることを強制されるわけですから、そこで交感神経と副交感神経の活動のダイナミックな上下動が起こるわけです。

「鍼が自律神経に揺さぶりを掛ける」ことができると言えるのは、そういう理由からです。

「自律神経に揺さぶりを掛けて勃起しやすくする鍼」に、ご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

⑨ 副交感神経優位になる機会が多いと勃起しやすくなる

また、鍼施術が強制的に自律神経を十分な副交感神経優位にすることで、副交感神経の活動レベルが上がりやすくすることにもなります。

体位云々以前に勃起しやすくなるということです。

平癒堂鍼灸に通院されていた方で、帰宅してから食事すると食事の時間がかなり遅くなるので施術後、平癒堂鍼灸の近所で食事をされてから家に帰られるという方がいらっしゃいました。

この方、施術後の「食事中は大抵勃起していた」とおっしゃっていました。

食べて消化管にモノが入ると消化管が自動的に動いて副交感神経の活動レベルが上がります。

食事前に、鍼の施術で副交感神経の活動レベルが一旦引き上げられています。

施術が終わって一旦比較的ニュートラルな状態に自律神経がなったにもかかわらず、食事をすることで再び副交感神経の活動レベルが上がることになります。

鍼で副交感神経の活動レベルが上がった直後なので、キッカケがあれば、また副交感神経優位になりやすい状態であったと考えられます。

朝立ちやうたた寝で勃起するときの自律神経の状態と同じような状態になったので勃起したということです。

副交感神経優位になる機会が多くなれば、副交感神経の活動レベルも高くなりやすい=勃起しやすくなるという実例です。

強制的に副交感神経優位にして「勃起しやすくする鍼」にご興味おありの方は平癒堂鍼灸にご相談ください。

⑩ 自分でできる勃起しやすい自律神経作り

最後に、ご自身で出来る自律神経に揺さぶりを掛ける方法もご紹介しておきます。

鍼ほど直接的なアプローチではありませんので鍼よりはマイルドではありますが、勃起しやすい自律神経作りの助けにはなります。

2つあります。

一つは「環境の激しい変化に体をさらす」方法で、もう一つは「感情の揺さぶられる経験をする」という方法です。

環境の激しい変化に体をさらす方法は、体の中を一定の状態に保つことが仕事の自律神経にとっては負荷となります。(自律神経にとって環境の激しい変化はサプライズです。)

その負荷が自律神経に揺さぶりを掛けます。

自律神経の調整機能が働かざるを得ない状況を作り出すことで、自律神経に揺さぶりを掛けるということです。

代表的なのはサウナです。

熱いところ、冷たいところ、普通のところ、を行ったり来たりするので、激しい環境の変化があります。

サウナは、生理学的には運動している時との類似点も多いようですので、サウナは動かない運動とも言えるでしょう。

ですから、運動が嫌いな方で「我慢することに耐えられる」という方が、自律神経に揺さぶりを掛けるにはサウナはお薦めの方法です。

注意点もあります。

サウナ中やサウナのあとに気持ち悪くなるようであれば、それは自律神経に負荷を掛け過ぎです。

やりすぎってことです。

筋トレにおけるオーバーロードやオーバーワークに相当します。

明らかにその方の自律神経の調整機能を超えた負荷を与えてしまっては、自律神経が消耗・疲弊するだけです。

やり過ぎには要注意です。無理に我慢しないでください。

我慢大会をしても、勃起しやすくする自律神経作りはできませんし、正常位で萎えなくすることもできません。

二つ目、「感情の揺さぶられる経験をする」という方法です。

自律神経の活動は精神活動に影響を受けます。(そもそも感情の起源である顔の表情は内臓の状態を反映したものです。)

精神状態によって体調が左右されるのは、内臓をコントロールしている自律神経が精神活動に影響を受けるからです。

大抵の場合、日常生活でストレスが掛かったり、忙しかったり、いやな気持になったり、ネガティブな精神活動は経験しています。

ですから、感動するとか、幸せな気持ちになるとか、泣いた後スッキリするような涙を流すとか、そういうポジティブな感情を伴う経験をするようにしてみてください。

映画を観て泣くとか、楽しいことをひたすら続けてやるとか、そういうことが思いつかない方は、動物の動画を見て癒されるとか、子供だけでお遣いに行く番組を見て泣くとか、そういう感じでもいいです。

気持ちに変化の現れることをしてみてください。

自律神経に揺さぶりを掛けることができれば、ダイナミックな自律神経活動が起こるようになって自律神経ギャップが大きくなって、十分な副交感神経優位になって正常位で萎えなくなるかもしれません。

ただし、自律神経に揺さぶりが掛かっているかどうかはなかなか自分で判定できませんから、ご自身で自律神経に揺さぶりを掛けるのは難しそうだなと感じたら平癒堂鍼灸にご相談ください。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com

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動画添付あり

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中折れとはEDそのもの、改善に必要なのは生理学的アプローチ https://heiyudou.click/ed-column/5538/ https://heiyudou.click/ed-column/5538/#respond Wed, 14 Sep 2022 09:13:33 +0000 https://heiyudou.click/?p=5538

‐目次‐
1.中折れはEDそのもの(一旦勃起していてもED)
2.勃起は自律神経の反射による生理現象
3.中折れの原因は「挿入してから勃起に必要な条件が満たされなくなること」
4.勃起に必要な生理学的条件
5.中折れしない生理学的条件:その1「リラックス」
6.中折れしない生理学的条件:その2「ムラムラ」
7.中折れしない生理学的条件:その3「気持ちいい」
8.中折れしない生理学的条件を満たすのに必要なのは「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」
9.リラックスするには自律神経活動の正常化が必須
10.自律神経は整えられない、自律神経は勝手に整ってくれる
11.自律神経を鍛えて自律神経活動の正常化を促す鍼
12.自律神経活動の正常化を促す生活習慣
13.ムラムラ(性的興奮)にはキッカケが必要
14.ムラムラしやすいのか?ムラムラしにくいのか?は脳の学習次第
15.「気持ちいい」があれば「ムラムラ」も解決する
16.勃起しやすい脳の使い方で「ムラムラ」と「気持ちいい」の両方をゲット
17.脳トレで勃起しやすい脳の使い方に変えていく
18.「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」で中折れを改善(まとめ)

1. 中折れはEDそのもの

中折れとは、中で折れる、つまり挿入後にペニスが萎えてしまう「生理現象」のことで、実は「EDそのもの」でもあります。

挿入できていますから、一旦は勃起しているので、自分では「ED(勃起不全)ではない」と思っている方も多いと思います。

しかし、私見ですが、端的に言うと「EDとは、ペニスの状態が原因で満足のいくセックスができない状態」のことです。

ですから、挿入してからセックスが続けられなくなる中折れはEDそのものなのです。

今回は、EDそのものである中折れの原因と、その改善には生理学的なアプローチが必要であるということをお話しします。

※ 中折れを経験されたことのある方は、一度、医療現場で採用されているEDの自己診断テストSHIMでチェックしてみてください。
平癒堂鍼灸のSHIMチェックシートはコチラ(https://heiyudou.click/shim/)
「SHIM」でインターネット検索して、好きなサイトでチェックしていただいてもいいです。

注:SHIMの結果=確定診断ではありません。医療現場で診断のための材料としてSHIMが使われています。なお、「診断」は医師のみに認められている行為です。自分がEDかどうかを知りたい方は素人判断を避け、泌尿器科,男性科,メンズクリニックなどの医療機関を受診されてください。

2. 勃起は自律神経の反射による生理現象

勃起は自律神経の反射を介した生理現象なので自分の意思ではコントロールできません。

勃起は生理現象なので、中折れを気合いで何とかしようと思ってもどうにもならないということです。

「中折れは気持ちの問題なので、中折れするしないは自分次第だ」と思い込んで悩まれている方も多くいらっしゃいますが、勃起は生理現象なので気持ちで中折れは解決できません。

何度も言うように、勃起は生理現象です。

ですから、勃起に必要な生理学的条件さえ満たされれば、気合いや気持ちと関係なく、勃起という生理現象は、言わば勝手に起こります。

中折れを改善させたいと思いなら、心や気持ちの問題は一旦忘れてください。

途中で勃起が続かなくなる中折れを改善させるには、勃起に必要な生理学的な条件を揃え続けることが必要です。

生理学的なアプローチをすることでED≒中折れが改善できるのです。

3. 中折れの原因は「挿入してから勃起に必要な条件が満たされなくなること」

中折れですから、一旦は勃起しています。

ですから、挿入するまでは勃起に必要な条件は揃っています。

でも、挿入してから勃起に必要な条件が満たされなくなったので、勃起が続かない=中折れ が起こってしまいます。

中折れしない=勃起が持続するためには、勃起に必要な条件が満たされ続けることが必要です。

では、ここで勃起に必要な条件、正確に言うと勃起に必要な生理学的条件を知っていただきましょう。

4. 勃起に必要な生理学的条件

平癒堂鍼灸では「勃起の方程式」というものがあります。

私が考えました。

勃起 = 性的興奮 × 快感

で表します。

そして、この勃起の方程式が成り立つ前提を、「自律神経の状態が副交感神経優位の状態であること」としています。

勃起するには、自律神経が副交感神経優位の状態で、性的に興奮していて、かつ快感が必要である、という意味です。

性的興奮と快感は掛け算で勃起するかどうかが決まります。

性的興奮が強ければ快感が少なくても勃起できますし、性的興奮が弱くても快感が十分にあれば勃起できます。

性的興奮と快感はお互いを補完し合う関係にあります。

勃起に必要な生理学的条件とは、この式の各項目、「副交感神経優位」、「性的興奮」、「快感」の3つです。

(正確には、この3項目が、さらに細かい条件に分解されるのですが、今回は勃起の全体像を捉えるためにこの3項目にとどめておきます。)

つまり、

勃起に必要な条件=中折れしない生理学的条件は、「副交感神経優位」、「性的興奮」、「快感」です。

5. 中折れしない生理学的条件:その1「リラックス」

「副交感神経優位」、「性的興奮」、「快感」だと分かりにくいので言い換えます。

自律神経は内臓をコントロールしている神経です。

自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。(厳密には3系統)

交感神経は、体が「仕事・攻撃モード」の時に主に活動しています。

副交感神経は、体が「リラックス・回復モード」の時に主に活動します。

自律神経が副交感神経優位とは、体がリラックス・回復モードになっている状態です。

イメージ的には「自分の群れの中にいて敵がいない安全が確保できている状態」です。

だから、

「副交感神経優位」は「リラックス」です。

6. 中折れしない生理学的条件:その2「ムラムラ」

「性的興奮」は、生殖活動(セックス)に関連して心的・身体的に興奮しているという意味です。

要は、男性の場合、セックスしたいと思ったり、セックスするのに適した生理状態(=勃起している)に変化している状態のときに性的に興奮していると考えてください。

ですから、「性的興奮」は「ムラムラ」に置き換えます。

7. 中折れしない生理学的条件:その3「気持ちいい」

快感は平癒堂鍼灸の定義があるので説明しておきます。

快感は感覚ではなく脳の自動的な判断です。

快感は脳の認知です。

いわゆる皮膚感覚には、触る・触られるの「触覚」、圧す・圧されるの「圧覚」、さする・なでるの「振動覚」(さする・なでるは細かく引っかかりながら皮膚の上を何かが移動するので振動刺激)があります。

それらの感覚が脳で統合(情報処理)されて、脳がその刺激を「快感」と判断するかどうかが決まります。

だから、「快感」という感覚自体は存在しないのです。「快感」は脳の判断・認知と言えます。

そして、

「脳が快感を得る(快感の認知が起こる)には、性的に興奮しているときに脳で情報処理される皮膚感覚の量が一定量以上必要」だと私は考えています。(平癒堂鍼灸仮説)

性的に興奮しているときにたくさん皮膚感覚が自覚できれば快感を得られるということです。

「快感」は「気持ちいい」に置き換えます。(これは、ほぼそのままですね。笑)

8. 中折れしない生理学的条件を満たすのに必要なのは「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」

中折れしない生理学的条件は「リラックス」「ムラムラ」「気持ちいい」です。

この条件を満たすのに必要なのが「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」なのです。

まずは、中折れしない生理学的条件の「リラックス」を満たすための「勃起しやすい体」作りから説明します。

9. リラックスするには自律神経活動の正常化が必須

中折れしない生理学的条件である「リラックス」。

「リラックス」すること自体が自律神経の働きです。

「さあ、リラックスしよう!」と思ってもリラックスできるわけではないのは、リラックスすること自体が自律神経の働きだからです。

脳‐自律神経系が「リラックスしてもいい環境にいる」と判断できた時に、体は自律神経の働きによって自動的にリラックスします。

「リラックスできる環境にいるにもかかわらずリラックスできない」のは自律神経の活動に問題があるからです。

「仕事が忙しい」、「仕事をしている時間が長い」、「いつ取引先や会社から連絡が入るか分からない」、あるいは、「いつも仕事のことが気に掛かる」。

これらの環境が中折れしやすい人の日常生活の特徴です。

つまり、中折れしやすい人は、一日の中で「仕事・攻撃モード」の時間が長すぎるのです。

仕事攻撃モードでは自律神経の交感神経が主に働いているモードです。

交感神経の活動レベルが高く、しかもその時間が長い生活が常態化しているので、体が副交感神経優位の「リラックス・回復モード」になっている時間は短くなります。

体が「リラックス・回復モード」になっている時間が短いので、その人の体は「リラックス回復モードになるのが不得意」になってしまいます。

中折れ(ED)を改善するには、このリラックス・回復モードになるのが不得意になってしまった体を、自然にリラックス・回復モードになれるようにすることが必要です。

体が必要な時に自然に「リラックス・回復モード」になれるような自律神経活動を取り戻すこと、

すなわち「自律神経活動の正常化」が、中折れ(ED)を改善させるために必須なのです。

10.自律神経は整えられない、自律神経は勝手に整ってくれる

「自律神経を整える」という言葉が一般的ですが、実は、自律神経は勝手に整ってくれています。

自律神経の働き自体は自動化されているので、自分の意思ではコントロールできません。

だから、直接自律神経を整えようとしても、はっきり言ってそれは無理なことです。

しかし、「自律神経の調整機能を鍛える」ことはできます。

「自律神経の調整機能を鍛える」とは、「自律神経自体が自ら整う能力を高める」という意味です。

自律神経自体が自ら整う能力が高まること=自律神経活動の正常化=中折れ(ED)の改善 です。

自律神経に揺さぶりを掛けて、自律神経の調整機能が働かざるを得ない状況を作って自律神経を鍛えることで自律神経の活動正常化を促すことが可能なのです。

11.自律神経を鍛えて自律神経活動の正常化を促す鍼

平癒堂鍼灸では、「鍼施術」と「生活習慣の見直し」によって、自律神経に揺さぶりを掛けることで自律神経の調整能力を鍛えます。

鍼と生活習慣の見直しで自律神経活動の正常化(=中折れの改善)を促すということです。

平癒堂鍼灸の「勃起しやすい体作り」の一部とも言えます。

鍼施術によって、普段は交感神経優位に傾きがちな体を副交感神経優位の状態にすることで、自律神経に揺さぶりを掛けます。

鍼をした後は、副交感神経優位特有のボーっとした、ちょっとふわふわするような感覚になります。

鍼施術の直後は、体はリラックス・回復モードです。

平癒堂鍼灸のクライアントは、鍼施術を受けた後、次回の予約をして、会計をして、着替えて、靴を履いて、外を歩いて、電車に乗る、あるいは車を運転する、ということをしなければなりません。

施術後のそれぞれの行為に適した自律神経の出力が必要になります。

鍼施術を受けた直後の、ボーっとした、ふわふわするような状態から、交感神経の活動を適度に高めて、リラックス・回復モードから脱出して、帰る準備をして、平癒堂鍼灸を出てからは、さらに交感神経の活動を高めなければならなくなります。

そこで自律神経の調整機能が働くことになります。

そういう自律神経に揺さぶりを掛ける経験(鍼施術による副交感神経優位の状態)を自律神経にさせることで自律神経の調整機能が働く機会が増えます。

自律神経の調整機能が働く機会が増えることで自律神経が鍛えられ、自律神経の活動正常化が促されるのです。

普段はリラックス・回復モードになる時間が少ない方のリラックス・回復モードを強制的に作り出すことで、リラックス・回復モードを自律神経に自覚させる、あるいは思い出させる鍼施術と考えてください。

鍼施術で、自律神経にリラックスを思い出させて、勃起しやすく、中折れしにくくさせるというイメージです。

12.自律神経活動の正常化を促す生活習慣

自律神経に揺さぶりを掛ける生活習慣もお話ししておきます。

鍼施術による直接的な自律神経に対する揺さぶりに比べて、揺さぶりの掛かり方はマイルドにはなりますが、生活習慣の見直しによって間接的に自律神経に揺さぶりを掛ける方法があります。

平癒堂鍼灸のクライアントの多くの方の日常生活は、交感神経の活動レベルが高くて、しかもその時間が長いことが特徴です。

通勤のルートはいつも同じで、毎日全く同じ仕事ではないが、同じような仕事の繰り返しで、仕事をしている時間が長い、仕事が終わったら疲れているので、帰宅してからは食事して入浴して、寝るだけ。寝る前にちょっとスマホを触っている時間ぐらいしか自分の時間がない。休みの日も疲れているので外出は少ない。

やや大げさに表現しましたが、そんな日常生活を送られていることが多いようです。

そのような日常生活では、気持ちに揺れが生じたり、感情に起伏の現れることが少なくなります。

精神活動の変化があまりない日常生活ということです。

自律神経活動は精神活動に影響を受けます。(脳科学的には、もともと感情それ自体が、自律神経を介した内臓の状態の表出だと考えられています。)

精神活動の変化が自律神経の活動を変化させるということです。

ですから、精神活動に変化があれば、自律神経に揺さぶりが掛かかります。

その結果、自律神経が鍛えられることになります。

そうです。「精神活動の変化があまりない日常生活から、精神活動に変化のある生活にすること」が自律神経に揺さぶりを掛けることになるのです。

自律神経に揺さぶりが掛かる日常生活になると、自律神経の調整機能が強制的に働いて、自律神経が鍛えられることになるので、自律神経活動の正常化(=中折れの改善)が促される、という流れです。

ですから、

感動するような経験をしてください。

大声を出して笑うような経験をしてください。

癒される気分になる経験をしてください。

ネガティブな感情を伴う経験はどなたもよく経験されていることが多いと思います。

ですから、ポジティブな感情を伴う経験をしてください。

感動するのに映画を観てもいいです。

お笑いの動画を見て大笑いしてください。

「~のお遣い」みたいな、小さいお子さんがけなげに頑張る番組を観て涙するのもいいでしょう。

ワンコやニャンコの動画を観て癒されるのもいいと思います。

音楽を聴いて自分の部屋でダンスするのもいいです。別に一人でなくてもいいです。実際に踊れる場所に行くのもいいと思います。(感染対策はしてください)

お気に入りの曲を聴きながらお酒を飲んでまったりするのもいいです。

「サプライズやリラックスのある経験」をすることが自律神経に揺さぶりを掛けて自律神経の活動正常化(=中折れの改善)を促します。

この鍼施術と経験(生活習慣の見直し)によって自律神経に揺さぶりを掛けることが、「勃起しやすい体」作りであり、中折れしない生理学的条件である「リラックス」を作る方法です。

13.ムラムラ(性的興奮)にはキッカケが必要

一般には、性衝動や性的興奮は自然に湧き上がってくるモノのように思われています。

ところが、ヒトの性的興奮は基本的に刺激誘導型です。

ヒトが興奮するには何かキッカケが必要という意味です。

ヒトには交尾期とか繁殖期というものがありません。野生の動物のように自然にサカリの付く時期が無いということです。

では、いつでもサカっているのかと言えば、そうでもありません。

そうです。ヒトにサカリがつくには何かキッカケが必要なのです。

実はこのキッカケ、ヒトによっては些細なキッカケでも性的に興奮できます。物理的な刺激など直接的な、結構強力なキッカケがあってはじめて性的に興奮する場合もあります。

些細なキッカケで興奮できるか?強力なキッカケが必要なのか?

つまり、ムラムラしやすいのか?ムラムラしにくいのか?の違いは脳の学習によって決まります。

ムラムラには脳の学習(オペラント条件付け)が深くかかわっているのです。

14.ムラムラしやすいのか?ムラムラしにくいのか?は脳の学習次第

性的に興奮して、その後のオナニーやセックスで快感という報酬があって、その経験が繰り返されれば、脳は性的に興奮することにメリットがあると学習します。

性的に興奮することにメリットがあると脳が学習した結果、些細なキッカケでも性的興奮が起こるようになります。

性的に興奮すれば快感というご褒美が貰えるので、脳は喜んで性的に興奮するようになるということです。

逆に、性的に興奮して、その後のオナニーやセックスで快感という報酬がなくて、しかもそういう経験が繰り返されれば、脳は性的に興奮することにメリットがないと学習します。

性的に興奮することにメリットがないと脳が学習した結果、直接刺激されるなど強力なキッカケがあってもでも性的興奮が起こりにくくなります。

性的に興奮しても快感というご褒美が貰えないので、脳はやる気を失って性的に興奮しにくくなるということです。

快感というご褒美次第でムラムラが決まるのですから、ムラムラは快感があるセックスやオナニーができるかどうか?に掛かっています。

「中折れしない生理学的条件である『ムラムラ』は、快感のあるセックスやオナニーができるかどうか?」に掛かっていると言えます。

15.「気持ちいい」があれば「ムラムラ」も解決する

ところで、中折れしない生理学的条件は「リラックス」、「ムラムラ」、「気持ちいい」でしたよね?

「リラックス」を作るには、自律神経に揺さぶりを掛けることで、自律神経の活動が正常化された「勃起しやすい体」にすることが必要です。

そして、「ムラムラ」を作るには、「快感=気持ちいい」のあるセックスやオナニーを繰り返して脳に「ムラムラ」することにメリットがあると学習させることが必要です。

ということは、「気持ちいい=快感」を得られるようになることで、「リラックス」以外の中折れしない生理学的条件である「気持ちいい=快感」と「ムラムラ」の両方が満たされることになります。

「気持ちいい=快感」のあるセックスやオナニーをするには、「快感を得やすい脳の使い方」が必要です。

それが「勃起しやすい脳の使い方」です。

16.勃起しやすい脳の使い方で「ムラムラ」と「気持ちいい」の両方をゲット

器質性でないEDの場合、「快感不足」は必発だと私は考えています。

つまり、「中折れ」には「快感不足」が必発なのです。

平癒堂鍼灸では、「BK脳トレ(旧ED改善脳トレ)」によって「快感を得やすい脳の使い方」に変えて快感不足の改善を促しています。

快感不足が解消されて、十分快感のあるセックスやオナニーができるようになるということは、脳が性的に興奮すれば快感というご褒美が貰えるようになるということです。

そして、性的に興奮すれば快感というご褒美が貰えるという経験が繰り返されることで、脳は性的に興奮することにメリットがあると学習します。

その結果、「ムラムラ」が起こりやすくなります。

だから勃起しやすくなるということです。

BK脳トレで目指す「快感を得やすい脳の使い方」が、すなわち「勃起しやすい脳の使い方」です。

「快感を得やすい脳の使い方」=「勃起しやすい脳の使い方」で「気持ちいい」をゲット、「気持ちいい」が繰り返されて「ムラムラ」もゲットできるようになるということです。

17.脳トレで勃起しやすい脳の使い方に変えていく

「快感を得やすい脳の使い方」とか「勃起しやすい脳の使い方」と言われてもピンとこない方がほとんどだと思います。

このコラムでは、快感を得やすい脳の使い方にするためのトレーニングであるBK脳トイレをざっと簡単に説明しておきます。

BK脳トレ=「体の部分に意識を向けて、その部分の感覚を味わう」=「体のどこかに生じている感覚の存在に気付き、その感覚を味わう」です。

まず脳の性的興奮のないトレーニングから始めます。
スクイーズ(子供のおもちゃ・低反発のストレス解消グッズ)の弱い反発を手で感じるのがステップ1です。
体の部分(この場合は手)に注意を向けて、その部分の「感覚を味わう」トレーニングです。

感覚を味わうことができたら、次はある部分の感覚を味わうには、そのある部分に注意を向けることが必要です。
今度は、その注意を向ける部分を移動させるトレーニングをします。これがBK脳トレのステップ2です。

ステップ3はBK脳トレの山場です。射精直前の盛り上がりが起こる以前の段階で、ペニスの感覚によって得られる快感を増やすトレーニングです。
「ペニスの感覚を味わえる部分=気持ちいい部分」の数・面積を増やして快感を得やすくするトレーニングです。

ステップ4が最終ステップです。
前戯で萎えてしまわないようにするトレーニングで、自分がパートナーにペニスを直接刺激してもらわなくても、ペニス以外の部分の感覚で快感を得られるようにするトレーニングです。

また、実際のセックスでも快感が得られるようになるオナニーの仕方も脳トレに含まれます。(LINE公式アカウント登録特典のED改善オナニー完全マニュアルもその一部です。)

体に生じている感覚に自然に気付けるようになるためのトレーニングとしての、マインドフルネス瞑想や、チェンジ・ブラインドネス(アハ体験動画)もBK脳トレに含まれます。

平癒堂鍼灸ではマインドのお話はすることがありますが、精神医学的なアプローチも心理学的アプローチも行っていません。
にもかかわらず、平癒堂鍼灸のクライアントの心因性・自称心因性EDが改善するのは、心の問題を心の問題として解決するのではなく、生理学的なアプローチで勃起の状態を変えることで、結果として心の状態が変わっていくからだと私は考えています。
平癒堂鍼灸のED改善の取り組みは、心の問題を心の問題として取り組む必要がないので、淡々と取り組むことができるので結果が出やすいと言えるのです。

手前味噌ですが、私はほぼ勃起の正解を知っています。
EDの改善に必要な取り組みはほぼ決まっています。
多少のバリエーションはありますが、どなたもほぼ同じです。
平癒堂鍼灸に来院されるのは全員ヒトのオスです。
当たり前ですが、ゴリラやチンパンジーはいません。
みんなヒトのオスなので、体の構造も同じです。
体の構造が同じなので、みんな同じことで悩んでいます。
同じ体の構造で同じことで悩んでいるので、やるべきこともほぼ同じなのです。
だからBK脳トレでやるべきことも決まっていて、みんな同じことをしてよくなっていくということです。
平癒堂鍼灸では、EDを気持ちの問題としてではなく、生理学的な問題として解決できるような取り組みをしています。したがって、気持ちで頑張る必要がありませんし、心を強くしなければならないと思う必要もありません。だからEDが改善しやすいのです。

BK脳トレに関する詳細は、平癒堂鍼灸のYou Tubeチャンネルをご視聴いただくか、このサイトのお問い合わせフォームからご質問いただくか、平癒堂鍼灸のLINE公式アカウントにメッセージをください。

平癒堂鍼灸You Tubeチャンネル(チャンネルトップ)

https://www.youtube.com/channel/UCFXQyiNKhUPcSGVNXuAmrgg

平癒堂鍼灸You Tubeチャンネル(BK脳トレ関連の動画)
https://www.youtube.com/watch?v=FY4bu8nhb6w&list=PLJMwU2RG8vfn5lgxZcMi-1Vb_4rHlCwKc

平癒堂鍼灸HP:お問い合わせフォーム
https://heiyudou.click/contact/

平癒堂鍼灸のLINE公式アカウント
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18.「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」で中折れを改善(まとめ)

まとめます。

中折れはEDそのもので、一旦勃起するからといって安心している場合じゃなくて、勃起は自律神経の反射で自分の意思ではコントロールできないから、中折れは心の問題ではなく勃起に必要な生理学的条件が満たされるかどうかなので、中折れしない生理学的条件を満たすために「勃起しやすい体」と「勃起しやすい脳の使い方」が必要で、平癒堂鍼灸で勃起しやすい体作りと勃起しやすい脳の使い方が手に入れられますよ。というお話しでした。

ED(勃起不全)でお悩みの方、男性性機能の充実をお望みの方、妊活中の方(男性女性とも)はご相談ください。

相談無料です。

平癒堂鍼灸の鍼は恥ずかしい思いをすることなく受けられます。

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

新大阪でED治療をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com

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