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ちょっとは無理しないと鍛えることにならない!鍛えることは環境に適応するということ。

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

 

有酸素運動は筋肉の毛細血管を増やす

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有酸素運動すると毛細血管が増えるってご存知ですか?

筋肉に分布している毛細血管の話です。

有酸素運動をすると、有酸素運動でよく使われる筋肉がより多くの酸素を必要とするようになります。

すると、よく使われる筋肉の周りに新しく毛細血管が作られて、筋肉はその新しくできた血管からより多くの酸素を取り込みます。

 

新たに血管が作られることを血管新生と言います。

 

「酸素を必要とする有酸素運動は、筋肉内の血管新生を起こし、筋肉が酸素を必要とする環境に一層適応する。」ということなんです。

 

 

有酸素運動と毛細血管の話は、有名な科学誌サイエンスを発行しているAAAS(米国科学振興協会)のオフィシャルサイトである“サイエンス・シグナリング”を参考にしました。

http://www.cosmobio.co.jp/aaas_signal/archive/ec_20091222.asp

 

 

軽々できる腹筋運動は鍛えることにならない

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タイトルと関係ない話から始まった感じですね。笑

 

何が言いたかったのかと言うと、

「鍛える」ってことはちょっと無理をすることなんです。

ちょっと無理をするぐらいでないと「鍛える」ことにならないということです。

 

「腹筋100回は軽くできます。毎日やってます。」というお話を結構聞きます。

 

でも、100回も軽くできる腹筋運動ってどんな運動でしょう?

きちんと負荷の掛かった腹筋運動ができている方は、非常に少ないと思います。

大した負荷が掛かっていない場合、それは鍛えること(トレーニング)になっていません。

無理してないってことです。

 

 

「しんどい」からこそ、休まずに「しんどい」ことをするから「しんどくなくなる」

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さあ、ここからが本題です。

 

健康のためにやり始めたことを続けるってコラムでしたお話をもう一度します。

 

今日はちょっとしんどいからやめとこうかな?と最近始めたヨガを休んでしまう話です。

 

“普段しんどいから、しんどくなくなるためにヨガを始めたんじゃないんでしょうか?”

 

これです。

 

まさにこの話です!(伝わってるかな~?)

 

普段しんどいから、ちょっとだけ無理をして、やるのがしんどいヨガに行く。

 

 

少し無理をして負荷を掛けることが鍛えること

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ちょっとだけ無理をするから、負荷を掛けるから、鍛えられること(トレーニング)になるわけです。

負荷を掛けて少し無理をするから、鍛えられて、しんどくなくなるわけです。

 

最初の話でいうと、「しんどい」環境に適応した結果、「しんどくなくなる」ということです。

 

「しんどい」を連発して今更なんですが、「しんどい」は、「疲れた」「くたびれた」という意味です。(たぶん関西弁ですね。)

 

鍛えようと思ったら、ちょっと無理してがんばってみてください。

それが鍛えるってことです。

 

 

 

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

 

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com