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鍼治療は痛い?怖い?そもそも鍼って?目的に合わせて使い分ける鍼の種類とは~長さと太さ編~

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

 

前回に引き続き、平癒堂鍼灸で使っている鍼の紹介をしていきます。

 

鍼は滅菌されたブリスターパック入り

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平癒堂鍼灸で使っている鍼を、平癒堂鍼灸のリーフレットの上に配置してみました。

 

比較のために私の手を横に置いてみたんですが...

 

指が短いっ!(笑)

 

それはさておき...

 

鍼はすべてブリスターパックに入ったディスポザル=使い捨てです。

使いまわすことがないので、肝炎やHIVなどの感染の心配はありません。

鍼は、エチレンオキサイド(EOG)ガスで滅菌(すべての細菌を死滅)されています。

 

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パックから出して並べてみました。

 

やはり、指が短いっ!

 

鍼と鍼管(しんかん:これを使ってはりを打ちます)がくっついている状態です。

鍼管はプラスチックで、鍼柄(しんぺい:持つところ)が一部、鍼管に熱で圧着されています。

指で軽く力を加えると離れます。

 

じっくり見てください。これが鍼です。

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鍼管から出して持ってみました。

まずは、平癒堂鍼灸で使用頻度最多の、寸六3番(すんろくのさんばん)と呼ばれる鍼です。

 

「寸六(すんろく)」は長さを表し、鍼の部分(鍼体:しんたい)の長さが、一寸六分(いっすんろくぶ)という意味です。

 

寸(すん)は、日本古来の尺度である尺貫法(しゃっかんほう)で、メートル法にすると一寸が約3cmです。

 

ですから、鍼(鍼体)の長さは、5cm

鍼柄(持つところ)の長さは、2cmです。

 

「3番」というのは、前回お話しましたが(前回記事はコチラ)鍼の直径を表し、0.20mmです。

 

寸六の3番は、主に、くび,肩,背中,腰,お尻,腕,脚の筋肉に対して使います。

 

 

続きまして、

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二寸5番(にすんごばん)

 

鍼の部分の長さが6cmで、直径は0.25mm

 

体格の良い男性の腰や、お尻のときに使います。

 

 

次は、平癒堂鍼灸では細い方の鍼です。

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寸三1番

 

世間一般的には、これぐらいの鍼が一番メジャーかな?というのが私の印象です。

(あくまで私の印象です。)

 

鍼の長さは、3cm、直径は0.16mmです。

 

平癒堂鍼灸では、顔(いわゆる美顔鍼にも)や、頭に使います。

 

 

最後は、

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五分1番

平癒堂鍼灸では、一番短い鍼です。

 

鍼の長さは、1.5cm、直径は0.16mmです。

 

この鍼も持つところである鍼柄は2cmなので、持つところの方が長い鍼です。

 

自律神経矯正鍼のときに使います。手足の経穴(けいけつ:ツボ)に打ちます。

 

 

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今回ご紹介した鍼を並べてみました。

 

平癒堂鍼灸オールスターズ、リーフレットの上に整列です。笑

 

 

トリガーポイントアプローチと自律神経矯正鍼(じりつしんけいきょうせいしん)であなたの人生を楽しくする。

 

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com