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血管と光ファイバーの共通点、血管が運ぶホルモンは情報を運ぶメッセンジャー

こんにちは、ハイブリッド鍼灸師の平谷です。

今回は血管と光ファイバーのお話です。

一見関係のないように思われるかもしれません。

実は、血管と光ファイバーは実は同じものを運んでいる。

今回はそんな話をします。

光ファイバーが運んでいるもの

インターネットを利用する誰もが光ファイバーの恩恵を受けています。

今では光ファイバーの普及が進んだために、早い通信速度で大容量の情報(データ)を転送できるブロードバンドという言葉も新しい言葉ではなくなりました。

インターネットを使って世界中の多くの人がコミュニケーションしています。

光ファイバーが運んでいるものは、とんでもない量の情報です。

血管が運んでいるもの

血管は何を運んでいますか?

そうです。血液です。

血液には体の細胞が必要とする酸素、エネルギーとなる糖、細胞の材料になるタンパク質などが含まれます。

これらを必要とする細胞に届けます。

そして細胞がいらなくなった二酸化炭素、いらなくなった老廃物などが血液に回収されて血管を通って処理する内臓に運ばれていきます。

ホルモンも血液に含まれていて血管で運ばれます。

血液が運ぶホルモンの正体

このホルモンもタンパク質のようなものです。

最近は、「幸せホルモン」や「ストレスホルモン」などイメージしやすいネーミングのホルモンがテレビなどで紹介されていますね。

このホルモン、その正体はアミノ酸がつながったペプチドと呼ばれるもので、内分泌器官で作られて血管で血流に乗って運ばれ、標的細胞のある別の内臓や器官で働きます。

つまり、内分泌器官(ホルモンを作る器官)が離れたところにある別の器官に出す「命令文」が、このホルモンなんです。

そうです。やっと出てきました。笑

血管は「命令文」すなわち「情報」を運んでいるのです。

そして、「あるホルモンが調整している物質の血中濃度の変化」が、また分泌器官の出すホルモンの量を調節することになります。

血液は「命令文」だけでなく「命令文を出した結果」も伝えているのです。

血流は内臓と内臓の情報伝達

血液は情報で、血管はその情報の通り道です。

つまり、血液の循環が悪いということは体の中の情報伝達がうまくいっていないということです。

血流が悪い=内臓と内臓の間の情報伝達も悪いです。

ですから逆に、血流の改善は内臓と内臓の間の情報伝達もスムーズにさせる。ということになります。

血流が悪いと内臓が正常に働かないのは、栄養が行き渡らないからだけではないのです。

内臓への情報伝達がうまくいかないので、内臓の働きを調節するのもうまくいかない。

これも内臓が正常に働かない原因なのです。

内臓の血流と情報伝達を改善するトリガーポイントアプローチ

トリガーポイントアプローチは内臓の血流を増やして内臓の働きを正常に近づけます。

内臓の近くにある筋肉のトリガーポイントを処理すれば血流がよくなり、その内臓の働きが良くなるだけでなく、ホルモンもきちんと届くようになります。

首筋や肩のトリガーポイントなら脳の血流、背中や胸のトリガーポイントなら心臓や肺、腰のトリガーポイントなら小腸や大腸、お尻のトリガーポイントなら排泄器、生殖器。

トリガーポイントを処理することで、これらの内臓にきちんと情報が伝わり、情報を伝えた結果もホルモンを出した内分泌器官に伝えられることになります。

内臓の働きを調節する仕組みがうまく働くということです。

 

病院に行っても別に異常はない。

でも何かしら症状がある。すっきりしない。

「どうもお腹の調子が…。」、「なんとなくお腹が気持ち悪い。」、「何か胸につかえたような感じが常にする。」

そんな方は、内臓の血流と情報伝達がうまくいっていない可能性があります。

一度ご相談ください。

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相談無料です。

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ハイブリッド鍼灸師 平谷 透は、新大阪に施術所を構えています。

平癒堂鍼灸(へいゆどうしんきゅう) 平谷 透 E-Mail : shinq.th@gmail.com